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覚え書き(グロリアバージョン)

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カトリックのミサにおける典礼文はだいたい決まってます。
通常の順番はだいたいこんな感じ
キリエ、グロリア、クレド、サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイ

以上の書き方はラテン語です。
昔は教会のミサはラテン語という世界共通語だったのです。イタリア語が親戚みたいな感じです。
最近になって母国語でのミサが行われるようになり、今ではほとんどが日本語の歌詞で歌っている・・・と思います。
(うちの教会では年に3回くらいだけラテン語のミサ曲を歌ってました)

というわけで、へっぽこ信者によるカタカナラテン語の読み方。
これを覚えてしまえば、たいがいのグローリアの読み方は行けると思います。(典礼によっては特別な典礼だと多少変わる可能性もありますが、グローリアは多分基本的に変わらないと・・・思う)

Gloria in excelsis Deo.
グローリアインネクシェルシスデーオ
天のいと高きところには神に栄光

Et in terra pax hominibus bonae voluntatis.
エットインテラパックスオミニブスボーネボールンターティス
地には善意の人に平和あれ

Laudamus te. Benedicimus te. Adoramus te. Glorificamus te.
ラウダムステ。ベネディクトゥステ。アドラムステ。グローリフィカムステ。
われら主をほめ、主を讃え、主を拝み、主をあがめ、

Gratias agimus tibi propter magnam gloriam tuam.
グラシアスアジムスティビプロプテルマーニャングローリアムトゥアム。
主の大いなる栄光の故に感謝し奉る。

Domine deus, rex caelestis, deus pater omnipotens.
ドミネデウス、レックスチェレスティス、デウスパーテルオンニポテンス。
神なる主、天の王、全能の父なる神よ。

Domine fili unigenite, Jesu Christe.
ドミネフィリウジェニテ、ジェズクリステ。
主なる御一人子イエズス・キリストよ。

Domine deus, agnus dei, filius patris.
ドミネデウス、アニュスデイ、フィリウスパートリス。
神なる主、神の子羊、父の御子よ。

Qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
クィトーリスペッカタムンディ、ミゼレレノービス。
世の罪を除き給う主よ、われらをあわれみ給え。

Qui tollis peccata mundi, suscipe deprecationem nostram.
クィトーリスペッカタムンディ、スシペデプレカチオネンノストラム。
世の罪を除き給う主よ、我等の願いを聞き入れ給え。

Qui sedes ad dexteram patris, miserere nobis.
クィセーデスアッデステラムパートリス、ミゼレレノービス。
父の右に座し給う主よ、我等をあわれみ給え。

Quoniam tu solus sanctus, Tu solus dominus.
クォニアムトゥソルスサンクトゥス、トゥソルスドミヌス。
主のみ聖なり、主のみ王なり、

Tu solus altissimus, Jesu Christe.
トゥソルスアルティッシムス、ジェズクリステ。
主のみいと高し、イエズス・キリストよ。

Cum Sancto spiritu, in gloria dei patris, Amen.
クムサンクトスピリトゥ、イングローリアデイパートリス、アーメン。
聖霊と共に、父なる神の栄光のうちに、アーメン。


時代背景などによって、多少読み方が変わることは、あります。
が、ラテン語に明るくないので、聖歌隊で読んでいたように書いてみています。
初めての時に、とりあえず、覚えた単語。

歌っているうちに、だいたいよく出てくる単語はなんとなーく覚えてしまいます。そうすると、他のミサのラテン語と関係があったりするので、ちょっと楽になります。

変なフリガナとかあったら反対にどなたか訂正してやってください・・・

 ソプラノ オペラ∩声楽曲


日付:2011年12月01日

4件のコメント

  1

このブログ(日記)へのコメント

Mariaさま
ご丁寧なカトリックのミサの典礼文の読み方、ありがとうございます!
これをマスターすれば、宗教曲もオッケーですね。
ミサという名前なのに、知らないことがいっぱいです。
勉強になりました。

2011年12月01日 14時29分10秒

Maria

あみーなさま

長い長い文章をお付き合い頂いてありがとうございます。
グローリアは本当に長いです。
日本語ですら怪しくなることがありますから。
でも、正直、ほとんどが同じ祈祷文ですから宗教曲(カトリック系ならば)が多少楽になると思います。
他の分もいつかアップします。
一番楽なのは最初のキリエです。
グローリアより多分長いかもしれないのがクレド。信仰宣言なのですが、現代の祈祷文と変わってしまったこともあり、教会ではあまり歌わないかも・・・です。

2011年12月01日 17時08分39秒

小原 なお美

ありがとうございます。
これがわかれば素人の私でも歌えそうですねwww

これをみて昔のことを思い出しました。
中1の音楽担当教諭が,授業で
シューベルト 野ばら
http://www.geocities.jp/lune_monogatari/heienrosle...
これを無理やり原語で歌わせたのです。
そして
「あなたたち発音悪い。」
と文句を言うのです。
当たり前です!中1なんて英語習いたて,ドイツ語勉強している子供なんていないのに,何言うかって感じで,音楽は好きなんですが,その授業は教師が自分の好き勝手ばかりやるの苦手でした。
ちなみに高校の音楽教諭は
モーツァルト フィガロの結婚
恋とはどんなものかしら
をやはり無理やり原語で歌わせる人でしたwww

2011年12月09日 10時14分10秒

Maria

小原 直美さま

つたないラテン語のカタカナ振りをお読みいただき、ありがとうございます〜
実際に歌われる時はYou tubeででも少し聞いておくと、少し「らしく」歌えると思いますよ。カタカナはどうしても限界があるので(−−;

う〜、野ばらは絶対教科書に出てきますよね。
中学生に歌わせるのなら、カタカナどおりで満点あげて良いような気がします。

中学も高校も音楽の先生、実は専門が声楽だったのかもしれませんねぇ…。

私は中学が声楽が専門だった先生で、実技試験が
中2は「全ての山に登れ」(ミュージカルのサウンドオブミュージックから修道院長の歌、英語)
中3は「エウリディーチェを失って」(オルフェオとエウリディーチェから、日本語版、しかも移調済み)
でしたwwでも、発音は何も言われなかったです。
高1で、突然、実技試験が
コントラバスのキラキラ星(突然器楽!)
楽典の試験に超難しい聴音(後で音大の受験で出た物と判明)
になって挫折しました。聴音なんて音大目指してなかったから、どうやったらいいのか分からなかったのですよ・・・
そんな先生は器楽の専門だったそうですww

先生によって色々ですよね(^^;

2011年12月09日 13時42分42秒

4件のコメント

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