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今日はブリッジの接着作業。
まず、先日穴開け加工済みのブリッジに真鍮のピンを立てる。ここで問題が一つ。キットには「φ1」のドリルが付属しているんだが、説明書にはさらっと「φ1.1」のドリルで穴あけしておくように書いてある。そんなもんないのでφ1のドリルで開けてあったんだけど、やっぱり微妙にピンが入らない。ピンをノギスで測るとなるほどφ1.1なのだ。無理やり入れれば入るかもしれないが、下手をしてブリッジが割れたら取り返しがつかないのでホームセンターでφ1.1のドリルの刃を購入して穴を広げた。こうすればピンはスムーズに入る。これも70本ぐらい入れてから、頭が不揃いなのをヤスリで削って整えておく。
で、いよいよブリッジの接着。これもボンドではなく膠もどきゼラチンを使用。これはやっぱり響板を接着するまえにやっておくべきだった。響板が薄いので、強い力で抑えつけると響板がしなってしまって割れそうで危険なので、そこそこの力でしか押さえつけることができない。一応なんとか接着したけど、これは後でやりなおすかもしれない。
ついでに、チューニングピンと弦をひっかけるヒッチピンの表面処理。これは、キットに入っている部品が鉄製で、そのままだと錆びるので、表面に黒錆を処理するというもの。最初「さびチェンジ」という薬品で処理することを試みたが、実際は薬品というよりは塗料で、その塗膜が厚く、均一につかないうえに、ぶよぶよで硬くならない。ということで、精密な寸法が必要で強い力がかかる場所には使えないことが判明。で、危険だけどマニュアルどおり鍋で焼く方法を採用。
この作業に使う鍋は、こんなことに使うと、もう料理には使えない(使いたくない)ので、いい鍋はもったいない。500円ぐらいの安いアルミの片手なべを調達。
鍋にピンを入れて、チャーハンでもつくるかのように炒ると、比較的簡単に表面が黒くなった。
でも、問題はそこからだった。そこでゆっくり冷ますと、冷めた時にはなぜか部分的に赤錆びに変わってしまうんである。インターネットとかで黒錆のつくりかたを調べると黒錆ができたあとは水で急冷することが書いてある。
で、やりなおし。菜箸の先が焦げるぐらいに加熱してから、水道水でちゅどーんと冷やす。過熱した鍋に水が入った瞬間、沸騰した水が飛び散るのでめっちゃ危険。なべも歪む。
そうして作った黒錆ですが、どうもイマイチ。錆のできかたにかなりムラがあるのだ。で、油で炒めることを思いつく。ピンと少量のリンシードオイルを鍋に入れて再チャレンジ。
油は最初、白い煙になって蒸発し始めるんだけどこれが危険!。案の定、火がついて鍋の中が燃えた。油が少量だったのであわてるほどでもなく消火してまたまた再チャレンジ。油はそのうち真黒に焦げて、釘にもネバネバのタールのような真っ黒いものが付いてキタナイ感じになる。でもそこからさらに過熱を続けるとあらふしぎ。鍋の汚い黒いものは二酸化炭素になって奇麗に消えてしまうんだなぁ。ピンもベトベトした感じがなくなって、今度こそ本当に真っ黒に仕上がった。そこで水道水で急冷、ちゅどーん。(ほんとにそういう音がするんだってば!)
で、仕上がったのが写真のような黒錆というよりは黒こげのピン。このままだとまだちょっと汚い感じだけど、すこし磨くと渋い黒光りになるよ。
古楽 チェンバロ