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最近、平日の仕事が少々ハードなせいで休日もゆっくり寝たりしているので、クラビコード製作の方、あまりはかどっていません。
今日は響板の周りにつけるモールディングの寸法合わせと接着。寸法合わせと言っても、割りばしほどの太さの棒なので、カットも簡単だし、寸法合わせもサンドペーパーで少し擦ればすぐぴったりになります。
接着は膠もどきゼラチン。調理用ゼラチンを少々濃く溶いたもの。3回目になるとだいぶ慣れてきました。接着する両方の面に薄めに塗るのがコツのようです。片面にしか塗ってないとどうもうまく付きません。 クランプで押さえて明日までそのまま。
塗装の方は、リンシードオイルはほとんど塗り終わって響板のまわりだけ残っている状態。2回目のリンシードオイル塗りは厚塗りしすぎると、木に染み込まずに木の上で固まり始めてしまうんだが、これがいつまで経ってもネバネバして具合が悪いので、無水エタノールでふき取るとすっきりいい感じになった。表面の艶はなくなるけど。
リンシードオイルが乾いた後は、そのままでも良いかなとは思うのだけど、艶を出す方法として油絵用のタブローを試しに小物入れのふたに塗ってみた。けっこういい感じ。つるつるになって木目もきれいに見える。薄めに塗ったので十分。というか薄めのほうがいい。それからやっぱり、リンシードオイルをタブローの前にしっかりしみこませて磨いておいたほうが良い。タブローが木に染み込んでしまう状態だとイマイチ。
古楽 チェンバロ