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大まかな調整が終わって、いよいよ本当に微妙な調整に入って来るので、マニュアルによるとやっとここでバランスレールとバックレールを木ねじで固定します。
バランスレールというのは鍵盤の真ん中を支えているところ、シーソーでいう支点になるところの木材。
バックレールというのは鍵盤の一番奥の端っこを支える木材のことね。
けっこう堅い木材なので、下穴をハンドドリルで開けるのはやめて電動ドリルで。ボール盤じゃないので真っ直ぐ開けるのが大変・・・というか真っ直ぐ開きませんでしたorz. まぁ、鍵盤入れちゃえば見えない・・・けど・・・
これを固定してから、鍵盤を戻していると・・・ここで重大な問題が発覚。右端と左端の鍵盤がちょうど良い位置にくるように固定したら、真ん中付近の10鍵ぐらいが箱の板にひっかかる。右端と左端は1mmほど隙間が有るのに、なぜに?
ノギスとかで測って調べてみたら、どうやら1年間放置している間に、バランスレールが微妙に歪んでいたらしい。70cmぐらいの長さの棒が1mm曲がってても普通は気がつかないよ・・・
しょうがないので、とりあえずこの歪みを矯正すべく、ちょうどよい長さの支え棒を作って歪みを補正するように押し込んでみた。とりあえずこれで鍵盤が引っかかることはなくなったけど、この矯正は当分外せないかもなぁ・・・
古楽 チェンバロ