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とりあえず1オクターブ分の音が出るようになったところで、ちょっと真面目に調律してみました。
クラビコードはとても音が小さいので、とにかく静かにしてないと、調律なんてできません。音量は、フォークギターよりずっと小さいです。エレキギターのストラトを、アンプに繋がないで弾いた音と同じぐらいか、さすがにそれよりは少し大きな音かな、というぐらい。
なので、夜中に普通に演奏しても、騒音で苦情を言われる心配はまずありません。この点だけメリット。
調律とはいっても、まずは、ひたすら循環5度を合わせて最後にヴォルフをA-Dに持ってくるという「なんちゃってキルンベルガー第1」です。 正しいキルンベルガー第1はもう一手間かけて、スキスマ分の調整が必要ですが、そんな2セントの調整なんて私には無理(^ ^;;;。さくっと諦めます。
A-Dのヴォルフを手直しすれば「なんちゃってキルンベルガー第2」になります。ここで気がつくのが、A音とD音は他の音と弦が供用になっておらず、単独の弦が割り当てられているので、高め・低めの調整をしても隣接する音の音程に影響しないんですねー。うまくできてる。これは偶然じゃないね。調律を変更するときの都合も考えて、こういう弦の割り当てになっているに違いない。 ぼーっと楽器見てるだけじゃ、こういう所、気がつかないよなぁ。
鍵盤を叩く強さで、一応強弱を付けられる、というのはクラビコードの解説通りなのですが、強い音を出すために強い力で鍵盤を押すと、弦が持ち上げられて音程が上がってしまいます。ここで簡単に5cent〜10centぐらいのは音程がずれてしまいます。音程を厳密に調整するためには、鍵盤を叩く強さも厳密に揃える必要があります。
しかし、これも悪いことばかりではなくて、例えば C-E-G の和音を演奏する場合、CとGを少し強めに演奏すると、相対的にEが低めになり、綺麗にハモるようになる、ということを発見。(ひょっとしてクラビコードでは常識なのか??)
弦を2つの音で供用するという仕組みも、実際にいろいろといじってみると面白い技が使えることに気がつきます。
たとえばEsとEで弦を供用しているのですが、ざっと考えてもこれぐらいの裏技のバリエーションがあります。
(1)EsとEを同時に叩く
→出てくる音は当然、E音のみですが、2倍の力で弦を叩くことになり、より強い音が出ます。
(2)Esを抑えたままEを叩く
→ギターの「ハンマリング・オン」のような効果になります。
(3)EsとEを同時に叩いた後、Eを放す
→ギターの「プリング・オフ」のような効果になります。
(4)Esを抑えたまま、一瞬Eで弦を叩く
→Es音が出ます。一瞬、タンジェントと弦が当たるときのノイズが入りますが、「弦を叩く」という、ピアノの元祖のようなアクションができます!。これは興味深い!
(5)Eを抑えたまま、Esで弦を叩く
→E音が出ます(!)。しかもけっこう音量が出る。ノイズも入りません。E音は押さえたままなので、音が途切れずに、次の音を出すことができます。テヌート、スラーに使えそう。
古楽 チェンバロ