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弦が左端に到達

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キンコンダッシュで会社から帰って、調子良く弦張り作業。今日は1ダースも張ったぜ。タンジェントは騒音・近所迷惑を気にして3本のみ。
 
平均律クラヴィーア曲集1の1の左半分が演奏できる音域になったので、ちょっと演奏してみたりするんですが、ピアノの「ペダル」に相当するものがないので、「当然ここはペダルで響かせるだろ常識で考えて」っていう所も、ペダルではなくあくまで手で鍵盤を押さえて音を響かせなくてはならない。これが大変。

クラビコードの鍵盤は、押さえたときの沈み込みがピアノと比べてかなり少ないので、演奏の仕方はピアノとはまるっきり違ってくるということを実感します。
(調整次第では、しっかり沈みこませるセッティングにすることもできるのですが、そうすると鍵盤に勢いが付きすぎて、タンジェントが弦に弾き返されてボヨンボヨンとなるので、あまりよろしくないようです。タンジェントから弦までの距離が少なめの方が、綺麗に響かせやすく、調整も楽。Youtubeで見かけるクラビコードの演奏も、鍵盤の沈み込みはかなり浅いものが多いようです)
鍵盤の押さえ方による音の表情の違いというのは意外と大きく、弦にタンジェントが弾き返されないように「適度な」力で演奏する、というのは、ピアノとはまた違った難しさがあります。
 
調律の方はというと、この楽器は復弦(1つの音に2本の弦)なので、この2本をどういう風に調律するかという所でかなり迷っています。唸らないようにピッタリに合わせた場合、うまく共鳴して響く音と、逆に2本が打ち消しあって響かない音との落差が目立ちやすく、うまく揃えるのが非常に難しい。というか、ほぼムリ。
数秒周期でゆっくり唸るぐらいが揃えやすく、単音では悪くないのですが、そこでさらに和音を合わせようとすると・・・もうカオス。何を合わせているんだか意味不明。なので、最初はとにかく音色を無視して全部をピッタリに合わせて、和音の響きなんかのバランスをとった後で、音色づくり、という手順になるのかしらん、と思っているところです。

 古楽 チェンバロ


日付:2009年09月15日

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