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temperament を直訳すると、「気質」と出てくる。
色々聴き比べをしてみた結果として、音楽の音程の問題に関する場面でも、 temperament は、やはり「気質」と直訳すべきだったんじゃないかと思う。
調律とか音律とかと訳してしまうと、どうも理屈っぽい物という固定観念が生まれてしまうように思う。和音の響きばかりが議論される。もっと楽しめばいいのに。
色々聴き比べると、平均律にもまた平均律としての個性があることが見えてくる。作曲家によってもその印象はかなり変わってくるが、ショパンを平均律で演奏した時の印象は、他の調律法と比べると、少し他人行儀で、改まった感じになる。擬人化するならTVのアナウンサーのようなタイプだ。都会的で洗練されているが、面白みにはやや欠ける。そもそも面白さに重点を置いていないのが平均律。
ヴェルクマイスターになると少し色気が出てくるが、改まった印象であることに変わりは無い。上品で洗練されている。癒し系の要素も有る。女子アナタイプだな。
キルンベルガーは整っていてカッコイイ事に重点を置いている印象。それでいてかつ、喜怒哀楽の表現が激しい。イケメンの映画俳優タイプ。
そこへいくと、ラモーの中全音律は上品とも整っているとも言い難い側面がある。代わりに、響きのバラエティが豊かで、甘えた表現が得意。得意な事以外は、からっきしダメ。とても人間くさい。吉本興業の芸人集団のようだ。
つまり、「平均律とキルンベルガーと中全音律、どれが一番すぐれていますか?」という問いは、「TVアナウンサーと映画俳優と吉本興業で、一番すぐれているのはどれですか?」みたいな話で、そりゃぁTPOによる、というしかない。 TVでニュースを読むならTVアナウンサーだし、映画の感動ストーリーを演じるなら映画俳優だし、お笑い番組なら吉本興業に来てもらうべきという当たり前の話でしょう。
平均律ばかりが幅を利かしているピアノ音楽は、何でもかんでもTVアナウンサーにやらせようとしているようなもんなんだよね。うまくはまる場合もあるが、壮絶にスベる場合も出てくる。モーツァルトを平均律で演奏すると、かなりスベっていると感じる。モーツァルトが平均律では子供だましに聞こえてしまう原因は、つまりそういうことなんだ。
そういえば、クラシックの音楽会の司会進行といえば、アナウンサーのようなしゃべり方で進める場合がほとんどだな。司会進行に吉本興業が出てくるクラシックの音楽会は、かなり珍しい。エンターティメントとしては、そういうのがもっとあってもいいんじゃないかな。
ショパン エチュード op.10-1
https://www.youtube.com/watch?v=QhKhglja7-o
ショパン エチュード op.10-2
https://www.youtube.com/watch?v=lBP8QBewtro
ショパン エチュード op.10-3 「別れの曲」
https://www.youtube.com/watch?v=PN1Cb5Y9m_0
古楽 ピアノ