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Youtubeに、ショパン マズルカ第1番 Op.6 をUPしました
https://www.youtube.com/watch?v=xErJ4KW8W8k
平均律だと、何をしたいのかよくわからないような部分の
解釈に、古典音律が役に立つと思われます。
是非はともかく、古典音律の方が退屈せずに聴けます。
Op.6-1 の、鶏の鳴き声をピアノで模写してる感じがおもしろいです。
ショパンの手紙全集で、子供の頃の手紙に、鶏の話とか出てくるんですよね。ショパンというと都会的なイメージですが、子供の頃は田舎ぐらしも経験してたんですね。
平均律では2つの音に分離して聴こえる3度の和音が、シュニットガーやラモーだと融け合って1つの音色に聴こえます。「だから何だ」という話ではあるのですが、現在のピアノ作曲家がしないような音づかいを、なぜショパンがしていたのか、という理解を深める上では、聴いておく必要があるだろうと思います。
個人的には、ラモー(H.Legros案)に光る物を感じます。
感じ方は人それぞれだとは思いますが。
古典音律による演奏を聴くときは、コンクールのような「減点法」で聴く事を辞めなければなりません。減点法で採点するなら平均律がBestという回答は150年以上も前に出ている結論です。そうではなくて、欠点があっても、欠点を上回る長所があるなら、存在意義があるだろう、もしくは、例え欠点とされるような所があっても、それを含めて好きになる事が出来るのなら、それも1つの音楽の在り方だろうと思う訳です。
そもそも欠点の無い人間なんて居ない訳で、そんな人間の使うものが、「欠点があるからダメ」なんて、何様だ、っていう話でしょ。
古楽 ピアノ