のぶさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

今日はサティ（フランスの作曲家）の「健忘症患者の回想録」とか久しぶりに読んでたら

このお方の頭のおかしさに惚れ惚れしてしまいました（笑）

このお方、自分の作品の演奏会に「耳栓して来い」とか

言ってみたりちょっと、いや、かなり頭の線が何本かプッツン

イってた人みたいだけどこういう人、僕は大好きだ（感）

以下は本文ETC独り言なので興味のある方だけお進みください。

「誰もがわたしの事を音楽家でないと言うに違いない。

　それは正しい（笑）

　そもそも我が経歴のはじめからわたしはいつも自分の事を

　音響測定家（フォノメトログラフィスト）と考えてきた。…」

この後、自分の作品を支配しているのは科学的思考だと

言っているんだけど「いと　をかし（笑）」

「………最初の頃、わたしは音響測定器を手にして手ごろの大きさの変ロ音（シの♭の事ですな）を測ってみた。誓ってもいいがわたしはかつてあんなに気味の悪い物は見た事がなかった。

わたしはこれを見せてやろうと召使いを呼んだ

また、まったく平凡な嬰へ音（ファの♯の事ですな）を音の秤、つまり音響重量計にのせてみたところ、目盛りの上では９３キロもあった。それはとっても肥満したテノール歌手が放出した物だった。……………　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」

すげえ、「音響重量計」って音の重さがわかるんだ……使ってみたいかも！

「諸君は音のクリーニングと言うのをご存知だろうか？音は全く汚い物なのである。その不潔な音を紡いで清潔な物にすると言うクリーニングの方法。」

それはかなり知りたいな〜って書いてあるけどわけワカメ（汗）

ETC

かなりプッツンいってる読み物「健忘症患者の回想録」

大好き☆

　ピアノ　作曲家　器楽曲　協奏曲