XP太郎さんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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興福寺・阿修羅像

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 連休中に、法隆寺、奈良(東大寺・春日大社・興福寺)そして宇治の平等院を見てきた。近畿の中高生の修学旅行コースだとか。

 どこに行っても国宝、重要文化財のオンパレードである。天気は一応晴れてはいるが、花曇り。スカッとしない。

 土産品として買ったクリア・シートに刷り込まれた阿修羅像に敬服する。1枚160円。安い!と思うが、館内で自分の目で見た印象とほとんど変わらない姿が映し出されている。

 昔は学問僧の食事の場として利用されていた食堂(「じきどう」と読むそうだ)の中ほどに飾られていた。大きさは、中学生位かな?細身で、胴長、少年のような顔立ちをしているが、妙に悲しげである。

 なぜ、このような表情をしているのか不明であるが、思うに、これから戦いに赴くのであるが「負け戦さ」で再び故郷に帰ることの出来ないことを母に詫びているのであろうか・・・。

 ともあれ、この悲しげな表情を見て思い出す演奏がある。ポリーニの弾くベートーヴェン:ピアノ協奏曲5番≪皇帝≫である。カデンツァに悲しげな響きがある。こちらは、「若き皇帝」が激しい戦いの後に、幾多の兵士を死なせたことを苦しみ、悲しんでいる風情であるが。

 作曲家 チェロ


日付:2008年04月30日

2件のコメント

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このブログ(日記)へのコメント

>阿修羅
>この悲しげな表情

WIKIの解説によると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E4%BF%AE%E7...
「・・・八部衆に属する仏教の守護神。・・・大乗仏教時代に、その闘争的な性格から五趣の人と畜生の間に追加され、六道の一つである阿修羅道(修羅道)の主となった。・・・興福寺宝物殿の解説では、「阿修羅」はインドヒンドゥーの『太陽神』もしくは『火の神』と表記している。 帝釈天と戦争をするが、常に負ける存在。この戦いの場を修羅場(しゅらば)と呼ぶ。・・・」とあります。
少なくとも、平和の神ではないのですね。明るい表情でないのはしかたがないのかもしれません。

2008年05月01日 00時47分39秒

XP太郎

興福寺は、現在もとの姿に復元中だそうです。2010年に完成予定だそうですが、「未だ道遠し」。
 阿修羅像は、国宝と指定されているこの地域の数ある仏教芸術作品の中でも、第一級の人気を勝ち得ているようです。
 『何故か?』、このえも云えぬ「悲しげな表情」が見る人の心を惹きつけるのでしょう。

2008年05月02日 00時16分00秒

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