ユリバードさん
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さすがユリバードさんのテーマですね。
ピアノ頭の典型はChopinでしょう。あれはどう考えても他の楽器に編曲できない。Schumannも僕みたいに始めたのが遅かったので物にならなかった。でもその代わりClaraとちがってどんどん作曲に打ち込めた。Xenakisは建築家だったのでピアノや和声学はやっていない。だからああいう非ピアニステイックなピアノ曲の傑作がうまれた。武満もそういう傾向があります。だから必ずしもピアノができなくても上手くなくてもかえって独特な良い作品は書ける。
日本の音大の作曲家はピアノが厳しい。だからみんなばりばり弾ける。良くもあり悪くもありです。じゃViolinやOboe等の人は作曲やっちゃいけないのか?K・HuberやH・Holliger、V・Klobocarなどはそういうとこから出てきた人。日本もピアノ以外の楽器が優れていて耳が良くてスコアもちゃんと読めれば作曲の入学を許可しても良いかも?
余りピアノが上手すぎるとラフマニノフみたいに演奏の依頼ばっかりで作曲の仕事が入ってこないようです。
2006年06月07日 19時13分15秒
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作曲家は、その多くが鍵盤楽器(=ピアノはほぼ全員がひける。技術云々はおいておいて)を経験していると言えましょう。作曲家としての仕事と同じ質位のレヴェルでピアノをひきこなす人物も少なくありません。時代が古くなればなるほど「仕事の分業化」が少なかったせいかそういう傾向が強いです。
ピアノ演奏に長けていることに関しては多くの場面で利点と作用することが多いと思われる反面、少ないながらにデメリットがあると推論できはしないでしょうか。
発想の起点に常に頭の中にピアノが寄り添いやすい。だからピアノ以外の楽器の「純粋」な持ち味を表現しようとした時にピアノが弾けることが一時的に邪魔となる、少し乱暴な言い方ですが、ある二人の作曲家の書法に触れるにつけ、しばしそう思うことがあります。
それはあまりピアノが得てではなかったというベルリオーズ(管、弦、いくつかの楽器の覚えはあり)とワーグナーです。彼らがもしもピアノがばりばりだったなら、あの当時からして独創的な楽器の扱いが発想されたかどうか、と思いを巡らすのであります。
勿論ピアノがばりばりであって、あの様に素晴らしくもあった可能性もありますが。
ピアノは万能選手であって、この上なく重宝であり、演奏家は勿論、作曲家をも夢中にさせる楽器であることには疑いようがありませんが、ほんの少しだけ「媚薬」が持つ危険な香りを感じないでもありません!
作曲家 声楽 ピアノ 金管楽器 ホルン