ユリバードさん
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僕はもともと絵は見るのも描くのも好きですが、ずーっと描いていません。そのかわり風景を言葉でこの上なく見事に描くタイプのドイツ語作家の翻訳に携わったりしています。
メンデルスゾーンの絵はいいですね。パウル・クレーはヴァイオリン弾きでしたっけ。そういや、面相がヒンデミットによく似ている気がする。(ワーグナーって、ストーリー考えたらあれを結婚式で流していいものかずっと疑問なんですけど。)
美を感じる「つぼ」は一つ、ですか。それは面白い出発点になりそう。
2006年09月25日 00時12分02秒

メンデルスゾーンて、そんな才能もあったんですね。
知りませんでした。
日本の芸能人でも、絵の上手い人はいますよね。
加山雄三、八代亜紀、榎木孝明等々・・・
天は二物を与えずなどといいますが、中には
二物も三物も持っている人がいるようで、
うらやましい限りです。
ユリバードさんの絵も見たいです♪
2006年09月25日 00時45分11秒

takuyaさま
わたくしの大好きな言葉は(これ、拙HPにも書いたことですが)邦人作曲家池辺さんの御母堂様がおっしゃった以下のようなもの(概括)です。
「あなたが作家になるのなら、音が聞こえ情景が見える文章を書きなさい。画家になるのなら、物語を感じられ、音楽が聞こえるような…、音楽家になるのなら、情景が見え、物語が感じられるものを…」
その意味においてばっちりと、該当する方の翻訳に携られた、という事ですね!素晴らしい!
2006年09月25日 01時22分20秒

シャルルドゴールさま
小樽にある美術館には著名人の作品が多数展示されていて、八代亜紀さんの作品もその中にありました。本当にお上手ですよね!
わたくしが真に尊敬するのはダ・ヴィンチ。彼のマルチは本当に凄いと思います。どうもイタリア人には、そういうタイプの人がたくさんいらっしゃるみたいですし、ひいてはヨーロッパの文化地盤に、そういう人間を輩出する「秘密」があるのではないか、と思ったりもします。
一つに秀でることだって容易ではありませんが、たくさんの事に長けていたら、やはり、それは間違いなく「最高に素晴らしい事」だと思うのです。
ああ、少しでもそんな風になりたいな、と思います。
わたくしもシャルルドゴールさまの絵を拝見するのが今からすごーく楽しみです!
2006年09月25日 01時27分03秒

>音楽家になるのなら、情景が見え、物語が感じられるものを…
視点が変りますが、ドビュッシーの「月の光」のような曲はもちろんのこと、特別に具体的なテーマを掲げられてない曲を聴いても、ある特定の情景なり、ある種の「絵画的なイメージ」を強く感じることがあります。ことによると、人と単純に共有できないようなイメージであるかも知れませんが・・・。
で、もちろん、このような曲は自分にとってかなり印象深い曲となります。
このようなご経験をお持ちの方、いらっしゃいませんか…?
2006年09月25日 03時52分41秒

> 画家になるのなら、物語を感じられ、音楽が聞こえるような…、音楽家になるのなら、情景が見え、物語が感じられるものを…
美学で言う「共感覚 Syneasthesie」ですね。というか、そういうジャーゴンを、ちゃんとした言葉にすると、池辺ママの言葉になると言うべきか。
> 特別に具体的なテーマを掲げられてない曲を聴いても、ある特定の情景なり、ある種の「絵画的なイメージ」を強く感じる
指揮者で、リハーサルの時に言葉でイメージを描いて見せて、オケを乗せるのが上手な人がいますね。尾高忠明さんなんかもそうだったように記憶します。
以前にあるオケでショーソンのシンフォニーをやったとき、メンバーの一人が、これは「シンドバッドの冒険」みたいだ、と言いました。うますぎて、これはそのイメージから逃れるために四苦八苦してしまいました…。
シャルルドゴールさん
> メンデルスゾーンて、そんな才能もあったんですね。
知りませんでした。
ユリバードさんもこれをご覧になったのかどうか分かりませんが、かつてメンデルスゾーンの風景画70点を集めたこんな画集も出ていたんですよ。ロマン派〜って感じ。現在では古本でないと手に入らないようですが。
『夢人館7 メンデルスゾーン』岩崎美術社、1992
ISBN 4-7534-1306-3
> ユリバードさんの絵も見たいです♪
ご自分のホームページに掲げていらっしゃるあの三角眉毛のイラストは自画像?
2006年09月25日 07時37分52秒

わたし自身はあまり描きませんが、フィッシャー・ディースカウがすごいですよ♪
http://www.karlkreuzer.de/16201.html?*session*id*k...
http://www.galerie-jaud.de/dfd/dieskau.htm
ドイツ語のサイトですが、ディースカウの絵を見ることが出来ます。
2006年09月25日 18時02分28秒

takuyaさま
御提示のものをまるごと、ではないですが抜粋でメンデルスゾーンの絵を眺めました。優しいタッチですよね。ターナーあたりの画風を少しよい子目にしたような…?
あ、あのイラストはわたくしの顔です。もう大学生の頃からあの顔をトレードマークに使っています。
夏に行った個展のチラシにもあれを使ってしまいました…。
イラストは日常的に書いていまして、電車の中で面白い顔の人を見つけるやすぐにこっそり似顔絵を描いてしまいます。
マジメな絵は水彩で。でも正真正銘の自己流です。
2006年09月26日 09時38分58秒

樅の木さま
ほーーんと、ディースカウさんの絵って玄人はだしですね!すごーい!具象から抽象までなんでもござれ、という感じで驚きました!後期のセザンヌみたいな色合いと構図が感じ取られますね!勿論キュービズムみたいな画法も!
2006年09月26日 09時47分59秒

大事な人をあげるのを忘れていましたが、コクトーなどもこういうマルチな人種に分類されるかと思います。彼のドローイング。ピカソとの類似性も感じられますが、やはり彼特有の線ですよね。
そして音楽家ととても近い彼ならではの「音」を感じさせる文章と絵を観ることができようかと思います。少しきわどい感性も見逃せないな、と、感じる、わたくしの愛好する芸術家の一人です。
2006年09月26日 09時52分05秒

樅の木さん
さすが歌手のこと、こんなところまで押さえていらっしゃる。
一番目のリンク先の劈頭はサイトオーナーの奥さんのポートレートですか。ちょっとルオーを思わせる。というより、全般にやっぱりドイツ表現主義の遺伝子が強いという感じかな。
そう思ってディースカウの歌を聴くと、うーん、そうなのかなあ…と。絵と平仄があっているんだか、あっていないんだか。
どちらもすごいことはもちろんですが。
メンデルスゾーンの描いた絵、どこかネット上で見られないかと思って探しているんですが、まだ見つかりません。
2006年09月26日 16時13分30秒

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芸術表現の「つぼ」は人間のどこから発信されるのだろう、といつも考えています。
「言語」「絵画」「音楽」代表的な表現の3つを並べてみた時…
言語は人間の生活そのものと密接にからんでいるので他の二つとは差異が多少大きいように思います。
「絵画」と「音楽」この二つの表現の相互影響なり関連性は非常に興味深くいつもいつも気にかけています。
実際問題音楽家であって絵の腕前が玄人はだし、画家であってピアノ演奏もプロ級!などという方の例は枚挙にいとまがないほどであります。
クラシック界で思い起こすならやはりメンデルスゾーンですよね。彼が画家になっていたら、いま、ちまたのカップルが結婚する時、式で流す曲はワーグナーのものだけだったかも!?
画家でいうならパウル・クレーですね!彼のヴァイオリンを聴いてみたかった。せめて彼が質のいい録音で音源を残していてくれたなら、と残念に思います。
わたくしは思うのです。美を感じる「つぼ」は一つ。そこから様々に分化して、ある一面は音楽表現に向かい、そしてある一面は絵画表現に向かう…、勿論言語表現も例外にあらず…。
ここに登録なさっているプロアマ問わず音楽愛好家の皆様の中に、相応の割合の絵画愛好家の方が含まれていると推察するのです。そしてその中のかなり高い確率で「自身で絵も描く」方がいらっしゃるに違いない!と。
いかがでしょう!
作曲家 オペラ∩声楽曲 ピアノ 金管楽器 ホルン