ユリバードさん
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番組は見ていませんが、仲道さんでしたらその位のことをされるのではないだろうか。彼女は、さる音響関連の雑誌では、自身の演奏の出来を1000万円位のオーディオ装置で確認しているとか。まさに、「鏡に映る巻き毛のカールの角度」を気にするようなものではあります。
しかし、悪い意味ではなく、椅子に「紙一枚敷くか」どうか悩む姿を延〃と見せられるよりは「ずっとずーーと」良いという意味で。
彼女の生の演奏は、残念なことに一度しか聴いたことがありません。CDでは、ショパンの夜想曲集を何度か聴いたものですが。
ところで、先日NHKで、ミッシェル・ダルベルク?がリストのロ短調Pソナタを指導する映像が流れていました。
前々から感じていたのですが、彼の弾くピアノはYamaha製のようです。14インチのTVでも、優秀な生徒と彼の弾くピアノの音質の違いがよく判ります。
クリスタルガラスを銀の匙で叩くような明瞭な響き、あれが、ピアノの脚のキャスターの角度の違いから生まれると云うとしたら、「そんなはずは無いでしょう!!」と1000人中全員が応えるでしょうね。
2008年06月02日 09時46分27秒

2008年08月15日 17時57分18秒

2008年08月15日 22時03分09秒

2008年08月25日 00時01分46秒

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先日ピアノのピッチについて書きましたすぐ後、我が家のピアノを調律して頂いたのですが、その際調律師さんから面白い話を聞きました。
私:「ああ、そう言えば先般仲道郁代さんが音遊人に出てましたねえ(ヤマハがスポンサーの番組)。あれ、結構強烈でしたね、ああいう厄介なリクエストするアーティストってやはり結構たくさんいるんですか?」
調律師さん:「あ〜。あれ、仲道さんにとってもあまりプラスイメージにならない場面が多すぎましたよね、何であんなの映しちゃったんだろう」
そんな会話をした番組の内容は。ご覧になった方もあろうかとは思いますが、仲道さんが専属の調律師さんに本番で使用するピアノの状態をよりよくしてくれと、実に無理難題な要求をする様子が綿々と綴られているものでした。ま、アーティストと調律師の鬩ぎあい、がっぷりよつの真剣勝負、みたいな趣旨で番組を構成したのでしょうが、視聴者には果たしてどういう風にみたか、作り手の狙いが希望通りに伝わったのか、すこし疑問に思える感じがしたのです。
そんなやりとりの後、聞いたのが「ピアノのキャスターの位置」の話でした。
舞台上のピアノのキャスターの向きを内側にするとか外側にするとかで「音」が変わってくるのだそう。まあ、それはそうですよね、伝播方向が変わる訳ですから。しかし、それはあくまで演奏者にかすかにわかる程度で、聴衆にまでは、識別できるような違いではないらしいのです。
でも。調律師さんはとことんまでマニアックに走る傾向を持つ方が相応に多くて、このキャスターの角度を何度にするのがいいとか、そういうことを知らない奴はもぐりだとか、そんな常識が流布して久しいらしいのです。そんな折、スタインウェイの大御所調律師さんの講座のようなものが開催され、日本の調律師達がこぞって「キャスターの向きは何度がいいんですか?」という類の質問を投げかけまくったら「はあ?何ですか、それ?何度でもいいんじゃないですか?」という回答が返ってきたらしいです、ははは。
調律師さん:「まあ、自分たちの仕事に存在意義を見出したいという気持が募るのは仕方ないですけど、コンサートでのいい音は9割9部、ピアノが本来持っている音色と演奏家の素晴らしい演奏によるもので、調律師が司れる部分なんて、ないに等しいということなんですよ〜」
全ての人の耳が、極めて精巧にして敏感であり、且つ、そういう微細なことに関心注意を向ける姿勢を持っている、という条件が揃えば、調律師さんの「仕事が反映された音」という所にまで気持が届くのでしょうか…。う〜ん。
わたくしの所に来てくださっている調律師さんは非常に謙虚で客観的な物の見方ができる方なのだという事を再認識した日でした!
作曲家 オペラ∩声楽曲 ピアノ 金管楽器 ホルン