Shigeru Kan-noさん
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僕もクララちゃんの後について行きたい〜
2006年10月27日 21時38分04秒
2006年10月28日 04時26分37秒
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ケルンの放送オケのフィルハーモニーの公開ゲネ・プロに行ってきました。もちろん無料です。今シーズンからオペラのオケと交互に毎週木曜日の12:30から13:00時までみんなに開放するそうです。昨日はディヴィット・ジンマンの短い簡単な解説と指揮でストラヴィンスキーの「オード」・「ロシア風のスケルツォ」それに「4つのノルウェイのムード」でした。ゲネプロなのでほとんど止めないで楽章の合間にちょっとオケになんか言うぐらいですね。今日の定期にはモーツァルトやチャイコフスキーもあるのですが、無名な作品や現代の物を選ぶのは教育目的を第一に考えているからです。クラシックの聴衆が少ない最大の問題は、昔も今も「聴衆が簡単にはクラシック音楽を理解できない事」なのですね。だから練習を何回も繰り返して聴かせて理解してもらうのです。そうすれば必ず本番も行ってみようと思う気になれます。
家のクララなんか赤ちゃんでも入場OKなので先週と今週と毎週行ってますね。来週も行くでしょう。俺なんか16歳になって初めて山田和男指揮の読響を福島で生まれて初めて生を聞いたのに、生まれてまだ三ヶ月でただでケルン放送響!なんて贅沢な娘だ。この前もうちのコーラスに連れて行って僕が最後のフェルマータを切ったらまた変な声で歌っていた人がいました。誰だと思ったらクララでした。みんな笑っちゃいました。問題児だなあ!!!!
ミュンヘンやシュトットガルトもそうだけどなぜドイツの一流オケがただでもいいからなぜこういう風に公開練習を定期的に見せるかわかりますか???目的は聴衆動員の増加の為です。プローベを公開にすると本番にみな来なくなるというのは全くのウソ・デタラメです。チェリビダッケとシュトットガルト放送やミュンヘンフィルの例が示しているように聴衆の理解度が深くなりかえってチケットの完売になるのが普通です。練習の公開に当っての最大の問題は楽器などの盗難でしょう。それを考慮してちゃんとシュトットガルト・フィルハーモニカーなんかは3時間あるプローベのうちの休憩の後の後半の一時間だけを公開してましたね。それで充分なのです。要するに練習が終ればみんな楽器を家にもって帰るので盗難は起こらないのです。まさか安物の巨大なティンパニーやコンバスを盗んでいく人はいないでしょう。シュトットガルト放送は土曜日の午前中の3時間の全プローベを、チェリのミュンヘンフィルは普通の練習の3倍の量(本番までの3週間で一日2回それぞれ3時間)を全部完全に公開してましたね。それも全員指揮者のすぐ後ろの一列目に座らせました。明るいのでこれでみんなの顔がわかり盗難は絶対無いですね。更に遅刻厳禁です。遅くきた場合はチェリがすぐオケを止めてその人をみんなの前で叱ります。とても恥ずかしいですよー!
日本のヒョウロンカはクラシック人口は全体の1%以下だと嘆く前にこういう聴衆動員策も思いつかない物だろうか、不思議ですねえ?それとも学理出身の音楽学者がオケの管理部門に登用されないのでそういう意見が通らないのかな?いつの日本のオケやオペラは外来が多くてダメだダメだとかいってるけれども、日本フィルとかN響とかもっと公開すれば親しみが湧くし音楽への理解も深まりNHKホールなんがすぐ埋まる物だが、そういうGood・Idiaをぱっと思いつかないのはまた「検定済み教科書」の功績かな?プローべ公開しても減るものじゃないし、オケのミスも正直にどんどん公開したほうが団員への教育にもなり本番にはしなくなるものですよ!だれでも練習といえどもそんなこと嫌だだからこれからは決してしなくなるのです。心理的に必ずそうなります。これは経験上本当ですね。
というわけで来週も行って見ましょうか?
作曲家 指揮者 現代音楽 ピアノ 交響曲