Shigeru Kan-noさん
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カザルスホールは、日本大学が買取ったのをご存知ですか?
主婦の友社の建物は日本大学の法科大学院の校舎になっています。
御茶ノ水界隈は、ここの処、変化が激しいです。
カザルスホールは、日大の芸術学部が使用するのでしょうかね?
日大、お金持ちですね。
昔、クリスマスにカザルスホールで、メシアンの曲を聴いたのを記憶しています。
あ〜曲名が出てこない。
有名な曲なはずですけど・・・(もちろん、トウランでは無い)。
2006年12月14日 00時29分55秒
ちらっと聴いたような。
でもヴィデオにはNHKが撮ったとか書いてありました。
日大は世界最大の大学ですが、毎日使用するほど演奏は出来ないのでしょう。
尚美のヴァリオ・ホールのように空いてる日を一般に貸し出しているかもしれませんね。
「世の終わりのための四重奏曲」とか?
オルガン曲はさすがに弾いたことないのでわかりませんが!
2006年12月14日 08時27分21秒
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昨日もいつものとおり梯子でケルンの音楽や演劇を見てきました。
まず交通手段の確保の為に午前10時からの子供用の演劇のチケットを手に入れました。題目はパウル・マール作の「土曜日がいっぱいの一週間」!5歳以上の子供用の演劇なので私たち外国人が見ても、シェークスピアやシラーと違って理解しやすいし場面転換が多いので休憩付きの2時間10分の公演も飽きません。いわゆる本当の劇伴の音楽も入っていて台詞の間には必ず数秒のピアノの間奏が入り、ピアニストは小太鼓などの小さな打楽器も担当。台詞もちょっと、歌も上手くないけどほんのちょっと、音楽は調性だけでなくて無調やアップライトなのに内部奏法もするように作られています。更に本物のヴァイオリニスト!は、それだけじゃなくて劇の進行。」解説役も引き受けちょっと歌います。ウィーン時代からシュトットガルト時代を経てときどきオペラに飽きたとき隣の演劇に行きますが下手なオペラよりも遥かに面白いです。他の予定表を見てみますと、今回ベルリン・ドイツオペラの「イドメネオ」でテロの話題になったハンス・ノイエンファルス演出の、これも私たちがノーノで知っているフェデリコ・ガルシア・ロルカのベルナダ・アルバスの家が来年の2月にプレミエのようです。またこういうチャンスがあると良いです。
その後いつものように音大のお昼のコンサートに行ってきましたが、12時開始なのでまたもや後半だけ聴く羽目になってしまいました。ユダヤ人女子学生と思われるSiham・Ben・Salah、どこかの国のMateo・Creux、韓国人女性と思われるIn-Hye・Parkの演奏は問題無しの水準で、日本で言ったら音大卒程度の自腹コンサートぐらいでしょうか?1000人も入る音大のホールに10人ぐらいしか入ってないのはこの程度じゃどこでも皆関心が無いのでしょうね。ピアノは世界中誰でも弾くのでほんとにレパートリーや解釈に物凄い工夫をしないと売れないようです。日本人のピアニストは出なかったのであのいつもの金魚のうんこのような行列は見なくて済みました。
午後6時から篠原眞さんの75歳の誕生日を記念するコンサートを前に作曲者自身の解説が日本文化センターでありました。いつものように少ししゃべっては2~3分曲を流す方式でやりましたが、7時からのコンサートとやる音楽とは違った曲を選んで解説したので、総じて今回は彼の作品の全容を知ることが出来ました。会場は3割の入りで日本人は8割か?
7時からの本コンサートでは予算の関係かかなり地味なプログラム。まず電子音楽で1974年にNHKで製作された「放送」と言う「音楽」!当時のニュース放送がそのまま入ってアレンジされておりよき時代の懐かしさでいっぱいでした。二十数分でかなり長かった。二曲目はKawakami・Norikoのこの誕生日記念作品で一分で終るなんかあってなかったような作品。三曲目は篠原氏のピアノ曲「Undulation」(1996)。今日ではピアノ曲は鍵盤だけで音楽を作るのは不可能に近い。最近だとベアト・フュ−ラー以外は全滅状態だったが、このドイツ初演の音楽はそれに肉薄するように出来ていました。四曲目:の「通路/Passage」(1986)はあのシュパーリンガーの傑作の大オーケストラと同じ題名。彼の場合は全く違ってソロ・バスフルートをマイクでとってそれぞれ右と左のスピーカに振り分ける。どうせならライヴ・エレクトロ−ニックにすれば良いんじゃないかと一瞬思ったが、彼の音楽の特徴の一つにブラームスのような地味性があるのをここで再発見。これはこれで良いようです。空間音楽に常にこだわっているのはシュトックハウゼンのアシスタントだったせいか?五曲目の「トランス」(1993)も空間にこだわっているヴァイオリンと琴の為の曲。何でこんなに彼の作品は邦楽器の為が多いのかコンサートの後のレセプションで聞いてみた。琴に限って言うとオランダに日本人の琴奏者が住んでいていつでも出動用意されているとの事。
休憩を挟んで、第六曲目はKisino・Malikaのこれまた誕生日に捧げられた作品。“Seven・Steps”は5分程度の作品だけれども、聴衆に必要な物はバランスよく入っている秀品。第七曲目は琴ソロの「十七弦の生まれ」(1981)。地味だがじっくり聴く為にあるような音楽で何度聴いても疲れないように作ったような作品と見えた。八曲目は「関係/Relatations」(1970)はヴァイオリンとピアノの作品で、この作曲者は当時から一貫して自分の語法に疑いを持たないで作曲している意図が伺える。最後の『作品』は予算の関係で「協力/Corporation」(1990)のカザルス・ホールでも初演のヴィデオを見せた。NHKが撮ったにしては意外と画像が乱れて工夫の後も無い。放映用じゃないのなのかどうかはわからないが、西洋楽器と邦楽器の混合だけに見えて必ずしも成功したとは言い難かった。会場は無料にもかかわらず5割強の入り、非日本人が五割ぐらいでしょう。しかしこれだけ入ったらOKとしなければなるまい。
作曲家 指揮者 現代音楽 ピアノ 交響曲