Shigeru Kan-noさん
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
1 |
3 |
|||||
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
月別ブログ(日記)一覧
2件のコメント
1
このブログ(日記)へのコメント
2007年03月06日 23時21分17秒
日本とシルマーは合わないのかな?ウィーンではどのオペラも優秀な出来だったですね。大町陽一郎氏が書いているように、彼はトップクラスの実力者ですが、どうしても話題性に乏しいのです。僕は純粋に音楽だけで判断してるのでこうなりますね。日本は話題がないと良い演奏にもならないのかな?
ドイツの大学オケはアイヴス第一交響曲なども取り上げます。アマのくせに凄く革新的でびっくりします。
2007年03月07日 06時18分04秒
2件のコメント
1
トラックバック
このブログのトラックバック Ping-URL :
http://www.c-music.jp/tbblog.php?id=2712
Museカテゴリー
フリーワード検索
翻訳が一
部修正さ
れていま
した
http://www.c-m・・・(小原 なお美さん)
リップロ
ール、ほ
ぼ難なく
でき・・・
http://www.c-m・・・(小原 なお美さん)
演奏会に
行った。
私の鑑賞記です。日時:11月・・・(平行五度好きさん)
Mariaさ
ん
オーストリア ザルツブルクと・・・
ききちゃ
んさん
こんにちは。クラシック音楽・・・
みかんさ
ん
こんにちは。周りにクラシック・・・
アトリエ
アルファ
横浜にある木管楽器専門店です・・・(星のジュウザさん)
初めまし
て。(足
跡帳)
ご挨拶代わりに私のシンフォニ・・・(平行五度好きさん)
第4回
日本クラ
シック音
楽祭・・・
只今11月24日(日曜日)の・・・(Mariaさん)
2007年2月1日のケルンとボンの少しだけの梯子コンサート、
例のようにケルンのフィルハーモニーで公開プローベ。ステンツとギリュッニッヒのオケでマーラーの6番から第3楽章。
3日後の日曜日が本番だけれども、今日が初日と指揮者が言い訳して始まったにもかかわらずほとんど完璧。何しろこのオケは5番を初演した前科があるので、マーラーは得意中の得意なのだ!。ケルン=ルール地方はマーラーの交響曲の初演回数が一番多い。3番:クレフェールド。5番:ケルン、6番:エッセンという風である。それに比べてミュンヘンは4番と8番のみ、ウィーンはもっと酷くて死後に「大地の歌」と9番のみ。だから必ずしも名演が生まれるわけではない。僕のこの6番の鑑賞歴は長い。昔ベルティーニと都響や井上道義と新日フィルの文化会館の本番とか、バーンスタインとウィーンフィルのプローベをコンサートの後の取り直しのセッションまで全部付き合い、シュトットガルトのユーゲントオケのGPや本番にも行き、ピンからキリまでなのでこの曲を解釈するのは容易でないことを知っている。ステンツもこの曲はあまり経験がないらしい。才能はともかくもスコアの読みは浅いと見られ、どこをどう止めてよいのか余りわかっていないようだ。最近筆者でこれはと思ったのは本番じゃなくてラジオだったけれども、ウルフ・シルマー指揮のシュトットガルト放送響だった。これは今時完璧なシルマーの音楽以外の何者でもない。この指揮者はスキャンダルなどの話題性がないので音楽も余り評価されないようでいつも残念だ!
というわけで良いマーラーを聞いて、その夜にボンの大学オケのコンサートに行くのは耳のためにとてもおこがましいが、プロオケを支える基礎に当り、これも仕事の一部と割り切っているので行って見る。要するにアマ大学オケの年に二度の定期演奏会である。昔別の場所に書いたが、もちろんドイツの一般大学は複数のアマオケを持っている。ここボンでも最低3つはあるらしく、5日には別のオケのコレギウム・ムジクムの定期であのモツ・レクを前半は普通の版で、後半はビック・バンドに編曲したのをジャズとしてやるらしい。ここのビック・バンドが賛助出演。更に来週の後半はホッホガルテン・オケで「新世界」などをやるらしい。昨日1日は小さなオケで、カメラータ・ムジカーレというオケで、プログラムはファリャの『三角帽子』組曲、ニーノ・ロータの第三交響曲ハ長調、フンメルの管楽八重奏曲、そして終わりがカルメン組曲。曲の始めに指揮者:ミヒャエル・キュースナーが2〜3分解説してくれるので親しみやすい。『三角帽子』はソンブレロふうの黒い帽子を実際に見せる。ロータの第三番は同じころか枯れたメシアンやシュトックハウゼン、リゲティ、特にケージはこのオケでも昔取り上げた事をなどを紹介して、コレが本来の音楽学学科とタイアップした本来の役割を果たす仕事である事を強調。フンメルのオクテットはこのオケの8人の管だけで指揮者がないが、すぐライヴCDにしてもレヴェルが高いことをデモンストレーション。日本のプロオケも顔負けナくらい弦が優秀なハイデルベルク大学オケと逆ですね。最後のビゼーを筆者は去年の第一回の練習日から聴いていたので何も言わなくて良いでしょう。ポーランド人の歌のオリンピア・クロノフスキー付きでつまり典型的なアマの演奏です。さすがにテクニックはないが日本のプロオケより音楽的でしょう。音楽そのものは普通に楽しめるので本質的ともいえます。次は創立600年を誇るケルン大学オケの定期演奏会にも行きたいと思う。
おっと、ジャン・カルロ・メノッティがなくなりましたね。まだこの人の生のオペラは学生オペラで「電話」しかないけれども!。
菅野茂
作曲家 指揮者 現代音楽 ピアノ 交響曲