Shigeru Kan-noさん
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今日はスタンツとギュルツニッヒでブルックナーの8番から第三楽章。この曲のGPを最後に見たのはギーレンとSWRでシュトットガルトで第一稿。本番で見たのはカラヤンとWP以来聴いていない。
演奏時間が22分!これじゃ最初から成功しないと予告しているような物。テンポの速さはブーレーズよりも極端なくらい。現代音楽を多く振りすぎたせいか?ヴァントが丹精込めたオケはシャープな響きで余計目が覚めてしまう。
プローベで次々に出てくる音を他の指揮者のようにより新鮮に工夫している。このやり方はブルックナーとスクリアービンの厭世音楽には全く通用しない。むしろ腐ったぶよぶよした音、病気の音、見たくもない音が好まれる。チェリビダッケのような音楽をバラバラにして壊すようでないといけない。ここでは180度の豹変さが必要だろう。この新鮮さと速さでは作曲家本人が現世を諦めても死にきれないであろう。
作曲家 指揮者 現代音楽 ピアノ 交響曲