Shigeru Kan-noさん
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『京劇』風の要素が必ず入るんですか。それはまたワンパターンですね。共産党幹部のチェックでも受けてるんですかね? 素人にも分かり易く『愛国主義』を入れとかないと、どんな圧力を受けるか分からない
のかも知れませんね。
久し振りに行われる今年の『武満徹作曲賞』の、本選に選ばれた5人のうち2人が中国人なんですよ。二人とも北京中央音楽院です。さしずめ『中国アカデミズム』の総本山でしょうか。女性の方は米国に留学中ですね。
http://www.operacity.jp/concert/2007/070527.php
中国パワーを感じたのですが、『京劇』風の要素が入ってるかどうか、要チェックですね(笑)。
今回の審査員は日本人二人目の西村朗さんなので、中国風エキゾティシズムに惑わされることはないと思いますが。
中国では、エリートやスーパーエリート(もちろん学生も)が海外で活動するための審査は、システム的にも厳しいはずですね。特に"思想"チェックは。
優れた作品が出るには、あと2世代くらいかかるのかもしれませんね。
2007年05月13日 14時19分20秒
中国人の作品はそれなりに優れているかもしれないですね。あそこの音楽は愛国教育を徹底的にした後は、何を書こうと経済活動のように自由のようです。但し反政府的な作品を除いては!中国人の若い人の作曲パワーは凄いです。みんなヨーロッパ・アメリカに留学しますね。どちらにも行けない其の残りが日本へ来るようです。欧米に来る人は超難関の国家の奨学金で来る人が多いので、レヴェルが物凄く高いです。北京音楽院に入るだけでも1000倍超えるとか?奨学金を取れないのがかなり日本へ来るようです。日本は天文学的な高さの授業料というものがあるので、働かねばならないのですが、彼らはのんびりした共産主義から超競争社会の日本資本主義には耐えられないようです。
審査員は家の先生ですね。アジア的な物が今でも趣味なのかな?来年の審査員も別の家の先生でしょう?
中国人の留学への出国は金だけだそうです。其のパスポートがとてつもなく高いとか?思想そのものは海外へ行くのでそれほど重要じゃないようです。でもあちらで運動すると帰国できなくなるようですが。音楽家はそんな暇はないのでやっている人は珍しいですね。
2007年05月13日 16時57分45秒
そうなんですか。中国人トップエリートも大変ですね。確かに、研究者でも欧米に行けなかった連中が日本に来るようです。
帰国は大問題のようですね。成果を上げないと駄目なようで、焦るとトラブルを起こした例もあるようです。そのまま残ってしまえば良いのかもしれませんが。法律感覚も全く違いますからね。最後は個人の資質の問題だと思いますが。
民間の感覚からすると、中国市場もそうなのですが、リスクが大きいですね。欧米企業はリスクテイキングでさっさと行って、失敗や損失も多かったけど、リターンも大きかったようです。インドにしても日本は遅いですね。
ラッヘンマン氏のことですよね? だったら再来年ですね。来年はライヒですから違うでしょう。しかし、こうして名前を並べてみると、すごい落差のように思いますが。どっちが良いというのではなしに。
こういう時って、審査員の作風を意識して作品を作って応募するんでしょうか? ライヒ風にするのも(昔のしか知りませんが)どうかと思うんですが。ミニマル系列はジョン・アダムス級の才能でないと優れた作品は難しいようにも思います。僕、アダムス好きなんですよ。まだ2枚しか聴いてませんが、昨年CD買って、良いと思いました。まだミニマルにこんな手があるのかとも思いました。
そのジョン・アダムスが一昨年かな?武満賞の審査員を辞退したことがあります。オペラか何か大作の委嘱を受けて、とても時間が取れないとかの理由でした。結果的に武満賞は2年のブランクですね。それもまた成り行きです。リゲティの時なんか受賞作無しですからね。ひどいなぁと思いつつ、リゲティがやったから、もう誰もできないだろうと思いました(笑)。
今日は仕事が残ってるのでこのあたりにしときます。明日以降、平日はインターネットカフェででも書きます。いや、面白すぎて困ってます(笑)。
2007年05月13日 19時36分19秒
Lachenmannは勘違いしておりました。ミニマル音楽はすぐ飽きられるけど鑑賞が簡単なのでいつでも儲かりますね。アダムスは「遅れてやってきたミニマル主義者」でしょう。工夫しないと食えない時代になってきました。
2007年05月14日 00時33分01秒
すぐ消えてしまうので分けて書きます。まあLachenmannとReichはなんでもかんでも正反対の作曲家。アダムスのオペラはグラスのように委嘱料が数千万ぐらい貰っているのでしょう。けちな作曲コンクールなんかやりたくないはずです。ミニマルはくだらなければくだらないほど儲かる業界ですね。
2007年05月14日 00時35分53秒
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renascence, Uraufführung
Dai Wei Yi
Journey of C, Uraufführung
Luciano Berio
Perspectives
Moderation: Stefan Fricke
Übertragung aus dem Klaus-von-Bismarck-Saal des Kölner Funkhauses
にあるようにFM実況生中継です。これほど中国作曲家が聴けるのも珍しい。おもえば最近ケルンの街中に中国人がグループでうろうろたむろしてましたね。結論を言えば「中国アカデミズム」という用語は使っても間違いではないんではないかという事です。未だに共産主義の国ですから愛国主義は必須。中国版社会主義リアリズムといったとこでしょう。まず必ず京劇風のメロディーやリズムが出てくるということ。西洋音楽だけに耳慣れたドイツ人にはまだものめずらしいようです。でもメロディーはメロディー。リズムはリズム。繰り返しは繰り返し。飽きられるのもそんなに遅くはないと思われます。
作曲家 指揮者 現代音楽 ピアノ 交響曲