Shigeru Kan-noさん
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第一曲目:1932年生まれのウアズラ・コイセン=ニッケルの「ミサ」ハ調。作曲当時の2007年の今でもこういう調性ミサは無数に作られている。ちょっと旋法調でもあるが立派に古典調性の機能がある。歌いやすいので上演されやすいが、生命力は圧倒的に短いであろう。実用音楽の範疇には留まるのかもしれない。こういう耳に快い宗教音楽が無数につかられている現実を把握するのは必携なことである。ウエーバーとミカエルヤンのソロ、聖マルティヌス・ニーダープライス・聖セチリア合唱団、ライン=ジーク・カンマー・ゾリステン、ブリングの指揮。約17分。
第二曲目:1963年生まれのマックス・メルケルの「ピアノのための二つの小品」(1995)。一曲目の「捧げ物」は音楽による「流し」で技術的には難しくはない。二曲目の「楽しげに」は無調的な諧謔音楽。全部で4分。
第三曲目:1947年生まれのモイセイ・ボロダの「チェロとピアノのために二つの小品」(2007)。一曲目の「私の愛する人よ、どこにいるのですか?」はモノローグがほとんどを占める調性音楽。二曲目の「悲歌」は余り悲しくない雰囲気が支配的で古典音楽である。約8分。
四曲目:1921年生まれのクルト=ヨアヒム・フィリーデルの「ピアノのためのカプリチォ」(1966)ショスタコーヴィッチのような即興音楽で約4分。
五曲目:1953年生まれのパトリース・コパードの「サキソホーンソロのための三つの小品」(1980)。一曲目のアンダンテはモノローグなので伴奏のない音楽がもっとさびしくなる。二曲目のヴィーヴォは余りそれに入ったとは気づかない速さの音楽でアンダンテのままでもこういう風には書ける。三曲目のアンダンテはその前楽章の速い雰囲気で終了。全部で約5分。
六曲目:1940年生まれのヘルムート・ビラーの「ピリオド・フルートとチェロのためのデュオ」(1990)は音色の多様性やコントラストに問題がある。約10分。
七曲目:1949年生まれのヴァルトラム・ホルフェルダーの「アルトサクソホーン・ソロのモノドラマ」(2003)。余りモノローグとはいえないが内容の充実にはこの分野においてはテクニックの集積は欠かせない。約3分。
八曲目:この企画の率役者の1942年生まれのヨスト・ニッケルの「4つのフルートと八つのチェロと4つのサクソホーンのためのファンタジー」(2007)。仰々しい音楽だが音色への不満の解消にはむしろこういう編成は望ましい。識者がいないのかマイクのセッティングが悪いのか余りバランスが良いほうではない。ユニゾンが多くその合わない高さは反ってトゥッティの醍醐味を増してくれる。約9分。
九曲目:ヴァルトラム・ホルフェルダーの「12のサクソホーンのためのシルエット」(2003)。いわゆるサキソホーン・オーケストラの為の作品である。何らかの方法を駆使して長く続けさせる努力は惜しむべきではないであろう。約7分。
作曲家 指揮者 現代音楽 ピアノ 交響曲