Shigeru Kan-noさん
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ヴェルディ:リゴレット、ピッコ、メキシコ
オペラ・ドロのCD,カラス、ステファノ、ベラアーツのオケ、ピッコの指揮。ステファノが絶好調、しかし即席の上演らしく、プロンプターの声は良く聴こえても、アインザッツ・ミスが無数にある当時の上演の様子がわかるCD。1952年の録音。同じ年代でメンバーの録音がムニャイの指揮でもある。カラスの録音は他にセラフィンとのスカラ座、1955年のがある。
2009年11月16日 02時04分50秒
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プレミエではなくてメンバーをほとんど入れ替えての新体制でも最初の上演。ケルンのオペラにとってはこの演目は昔から「おはこ」もの、でその住所にもきちんとオッヘンバッハ・プラッツと名を売っているが、ケルン出身の唯一のクラシック作曲家だからだ。ニュールンベルク歌劇場の「マイスタージンガー」のようなものでる。でもいつかシュトックハウゼンの「リヒト」全曲もここでやっても良いと思う。もちろんあのヘリコプター群は費用削減のために録音でも良いが。
最初のプロローグで歌手が今時ドイツ語で歌いだしたのは絶望してきた。今時の訳語上演は珍しくなったからだ。それに変なことに字幕がフランス語?何だこれは、フランスの劇場か?と思っているうちに本題の第一幕:原典では第二幕か?今度は歌手が原語どおりフランス語で歌いだして、本来の形に戻った。この恋愛の思い出の場面と現実の語りの違いのコントラストを狙っているのかと思ったが、今度は台詞が登場して出場メンバーがフランス人とは限らないので、全員ドイツ語に戻ると思い切りや今度はわけのわからない原語で歌いだす。メンバー表を見るとイタリア語も入っているという。余り多言語化の上演の意味がありそうでない形態の演出。今でもわけがわからない。確かに最近発見されたオッヘンバックの原点版はビゼーの「カルメン」と同じくフランス語の台詞が入っていると聞く。
演出は元ここのインテンダントのギュンター・クレーマーだが、言葉の説明なしで多言語化のわけを舞台で説明して欲しかった。この上演は一時間前の解説がなかった。舞台はキャバレーを思わせるミュージカル風の色彩を帯び、彼の最後の正歌劇としては喜歌劇から抜けきれないもどかしさがあった。この歌劇は事実上のグランド・オペラを浴びた5幕構成であり、ムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」などと似ている。雪が最後まで降り続き、意外と費用をかけている舞台でもある。元インテンダントの意見が費用の面にも適用されるのであろう。
指揮のヘルムラートは若手と見受けられるが、凄く安定した指揮で好感がもてる。でもあのわかりやすい大振りの連続で最後まで持つのか?
歌手のオリンピアはたぶん新人であろう、完全な完璧さはこの地方の劇場では求められない。この段階では育てるべきであって今は批判すべきでないかもしれない。壊れたオリンピアは首が取れるのではなくて顔面が取れるのでぞーっとする。時々合唱が遠くでまたは電車の中でトゥッティで歌うので視覚的には成功していてもオケとのバランスが取れない。バイロイトで活躍しているバリトンのユンがここでも出ているが、ここでは二回目らしい。ワーグナーよりも違和感のない声であり縁起である。
オケはトランペットでなくてフランス風にコルネットを使っているようである。一回ハープが一拍早く出てしまったのと気づかれてしまった以外はなかなか上手い演奏である。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 交響曲