Shigeru Kan-noさん
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今日のアーヌルフ・ヘルマンの曲はふざけていてくだらねえ曲。
ツェルハはまた生きていたのかという人材。結局この人は世界を動かす役割をブーレーズに託した!
2009年11月21日 05時22分17秒
今日は韓国から朗報だ!管弦楽曲の「アザラシ組曲」まもなく初演される。Dear Kan-no Shigeru We selct your work and will perform 11 December in korea Deagu.
2009年11月23日 18時34分13秒
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題名のClocks and Cloudsはアンサンブル・ヨーロッパの一環であろう、今年も恒例的に始まったこのコンサートは三日間、土曜日まであるが、仕事が忙しくて初日しか行けない。後日は途中にシューベルトとか入ったりして、現代音楽を聴きに行くにはもったいないほどのくだらないプログラムなので行く意欲が最初から薄れた。
題名はPermeableで19時から作曲家のマルティン・オルブリッシュとクラウス・オスパルトの自己の作曲の説明会があった。まあいつものとおり討論はしたが、マルティーナ・ゼーバーのいつもの決まりきった質問に対しては同じ決まりきった答えしか出てこないので収穫は特になかった。
20時間らの本番は、まず40歳で夭逝した、クリストフ・デルツの「二つの夜想曲」で始まった。炬の人はその晩年の遺言により財団が作られ作曲コンクールなどを催しているのでかなり名がある。このバーゼル生まれのピアニストでありシュトックハウゼンの弟子であるスイス人は、昔ラッヘンマンがゲストでシュトットガルトに招聘したことがあるが、ヨハネス・フリッチェのような師の物まねに走るのではなく、かなり独創的に自分の音楽を追求していることがわかる。彼のピアノ協奏曲作品9は楽器をプレピアードする代わりに刷毛を現に差し込んで音を変えていたのだ今でも印象に残る。今回の晩年に近い作品11は第一楽章はやはりピアノ協奏曲的な傾向で、あまり特殊奏法を使わず無調の音だけで新傾向を探る音楽、第二楽章は乾いた独自の特殊奏法の駆使による楽曲。約15分。
二曲目のマルティン・オルブリッシュは1950にルール地方で生まれベルリンで勉強したベテラン作曲家。Coupures de tempsはその円熟を十分に満喫される。ピアノの定常的なアクセントに弦のスル・タストが支え、フルートとクラリネットも微分音のフラウターとで協力する約12分の作品。2009年の作品で今回が初演。新しい新発見はないがこういう曲はいつでもありうるという素材を絞った見本的な音楽。
三番目のグリセイはやはり志半ばでしんだ作曲家。その Taléaは文字通りスペクトルの倍音が入ってはいるが、それが楽派の長といわれるほど頻繁には今回は出てこない。オルブリッシュは最初の作品説明会でグリセイを「流れ音楽」の巨匠といったが、そんなに流れきっているかはこの作品に関しては疑問を入れておこう。途中でチェロが別のチェロの持ち換えるシーンがあるが何のためだか良くわからない。たぶん調弦にあると思えるが、曲にはその効果は十分現れてはいない。
休息をはさんで最後の曲はクラウス・オスパルトのCosi,dellúomo ignaraはドナウエッシンゲンの昔聞いた「交響曲」でもおなじみのように室内オケにハル程度のライヴ・エレクトロニックをかけた作品で20年以上も前とほとんど進化が見られない音楽。彼の音楽はお惚け程度で全くドイツ的な作風ではないが、フランス的でもイタリア風でもなく個性そのものなのであろう。しかし20年経った今、それが深まったとは言いがたい。
演奏のコレギウム・ノヴム・チューリッヒは地元の現代音楽際の中心になる団体なのであろう。編成がクラング・フォールム・ウィーンの様にフェアドッペルでかなり大きい。ベアト・フーラー風の風雨にさらされた素朴な顔立ちが多いのは、あそこの地元の特殊的な人種事情か?
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 交響曲