Shigeru Kan-noさん
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ケルンの公開練習はもはや練習ではなくて地元の音大学生にとってはもう本番、ドヴォルザークのピアノ五重奏イ長調を約40分全部演奏していた。どうも音大の校舎では演奏の需要をまかないきれなくてフィルハーモニーまであふれ出たようだ。学生だからたいしたことないと甘い考えで遅れて入ったが、しかし会場は満杯。下手な外来のピアノ五重奏より緊張感があって完璧だし上手い!ここの学生は楽器の専攻生の多くはソリストになりたがらない。余りにも孤独で非人間的なので実力にかかわらず嫌がるのであろう。オーケストラではかなり弾く人が出てくるが、質の悪い学生も入ってくるため糞味噌一緒なのでそれほど好まないらしい。でも室内楽はいつ来ても盛んである。みんなソリスト級の実力ではなかろうか?ソロあり、アンサンブルあり、ユニゾンありである。それも各声部が完全に透けてわかる。東洋人がほとんどいないのが特色だ!
その後はデュッセルドルフのオペラに行った。まずベゼッツンクを書いておく。
MUSIKALISCHE LEITUNG Christian Badea
INSZENIERUNG Tatjana Gürbaca
BÜHNE UND LICHT Klaus Grünberg
KOSTÜME Silke Willrett
DRAMATURGIE Anne do Paço
HERODES Udo Holdorf
HERODIAS Renée Morloc
SALOME Nicola Beller Carbone
JOCHANAAN Markus Marquardt
NARRABOTH Jussi Myllys
PAGE Katarzyna Kuncio
ERSTER JUDE Simeon Esper
ZWEITER JUDE Michael Pflumm
DRITTER JUDE Markus Müller
VIERTER JUDE Manfred Fink
FÜNFTER JUDE Benno Remling
ERSTER NAZARENER Adrian Sampetrean
ZWEITER NAZARENER Florian Simson
ERSTER SOLDAT Rolf Broman
ZWEITER SOLDAT Timo Riihonen
CAPPADOCIER Lukasz Konieczny
SKLAVE Alma Sadé
ORCHESTER Düsseldorfer Symphoniker
最後にシュトットガルトで見た女性演出家には失望した。エッチな場面がなかったのだ。ここでも下着止まりででなかったが、その後半が気に入った。サロメが今度は周りの家来たちを刺して殺して歩くのだ。最後にヘロデアスも殺して、自分も銃で自殺して終わる。最近はサロメは脱がない。シュトットガルトの旧演出でゲッツ・フリードリッヒが照明を暗くして脱いだくらいだ。ウィーンのギネス・ジョーンズの擬似裸よりはリアルで良いが?
舞台は美しいが、Wienのフランコ・ゼッフェルリの「ボエーム」第一幕や、オットー・シェンクの「薔薇の騎士」第一幕のように。小さくしたマッチ箱のような田舎舞台でやっていた。共同制作の隣のデュイスヴルクにも持って行けて上演するためか?
管弦楽はもう見てもすべて一管足りない12型。昔ショットの出版カタログに「リング」やR・シュトラウスの4管編成の縮小版の3管編成楽器編成が書いてあったがそれらしい。フライブルク・オペラの「リング」だったらそれでもやれる。ウィーンやシュトットガルト・ミュンヘンなどでの金持ち都市のほぼフル編成に慣れている聴衆としてはちょっと珍しいので興味が沸く、と同時にルール地方はそれほどお金がなくてかつそれほどR・シュトラウスをやりたいのかがわかる。単純計算だと管楽器一人に付き33%時間的に余計に吹く。それでも意外と破綻は来たさないで楽しくやっているらしい。休みも少ないので数えるのにぜんぜん苦労しないようだ。古典をやるといつもやる気がしない合わないオケも今度ばかりは高品質でやっていた。要は彼らはいつもモーツァルトのような楽なものではなくてこういう名人芸のような難しいものをやりたいらしいという意思がつくづく伝わってきた。それが予算削減でつまらないプログラムしかできないことも原因のひとつなのだ。しかし会場の入りは50%切っているのではないだろうか?採算路線に満たない赤字空席状況だ。1時間45分の上演時間だから120万円は一回に付上演権を払っているのであろう。
歌は縮小3管編成でも煩すぎてよく伝わってこない。ウィーンのような中古楽器ではないので楽器の発展・改良とは音量の増大だけの歴史だったのではないかと思われる。
指揮は下手な棒だが良くわかっているのでオケが確実に出れるようだ。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 交響曲