Shigeru Kan-noさん
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2011年10月28日 23時46分30秒
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『バラ図
譜』刊行
200年 「
・・・
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ダイエッ
ト講座そ
の16
よく「いっぱい食べないと、・・・(小原 なお美さん)
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して・・・
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今日はケルン音大のプレ・カレッジの天才少年少女たちのマックス・ブルッフ・コンクールの入賞者たちの演奏。プローベ(練習)となっているが事実上の通しなので本番である。
ケルン音大のプレ・カレッジとは事実上のコンセルヴァトワール化である。18歳の時点でコンクール入ってもソリストとしてはもう遅すぎる年齢で使えないからである。そこの音大の教授について小学生から高校生まで学ぶ。
このケルンのマックス・ブルッフ・コンクールは事実上の高校生までの国際コンクールである。今回の入賞者もドイツ・フランス・東洋人とばらついていた。
最近のドイツの音大は国際コンクールに入賞してから入ってくるのが多くなったとこの前書いたがここでもしっかり証明されている。日本人でも庄司紗矢香らがそうであるが、諏訪内晶子そうらしいのは最近の日本人会報で読んだが、なんと言っても多いのは東欧系の学生たちである。それだけ優れたソリストが犇いていて交響楽団の仕事が少なくなりつつある。
それで多分下位の入賞者からコンサートを始めたらしいが、ドイツ人らしくてブルッフのソナタみたいなものを弾いた。さすがに音程などはしっかりしている。ただ小学生なので良い楽器は与えられなくて、そのための弦の音程の不安定や雑音などは見られた。音質自体も硬く細く響いた。日本の成城学園生の持っているガルネリだったらそういう音は消して出ないであろう。
2番目の小学生はフランス人の男の子だった。サン・サーンスを弾いたがたいした難しい作品ではないのでコンクールには不向きだった。この子も消して良い楽器は持っていない。
最後の子は女の子でめがねをかけた東洋人だったが、日系か中国系か韓国系かは不明。1位だったそうで、それもその筈、パガニーニのヴァイオリン協奏曲ロ短調を弾いた。やはりコンクールは難しい曲の方が有利である。今年のミュンヘンのコンクールの入賞者はモーツァルトやベートーヴェンだったそうだがあんな有名なコンクールでそういう協奏曲が出てくること事態退化している様に見えた。
以上の3名は全員小学生で決して良い楽器では無かったが、ここの普通の交響楽団のコンサートマスターぐらいのレベルはあるだろう。中学生や高校生で同じ曲目やると入らないはずである。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 交響曲