Shigeru Kan-noさん
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ドイツ出身の指揮者・バイオリニストで神戸市室内合奏団音楽監督のゲルハルト・ボッセさんが1日、大腸がんのため死去した。90歳だった。家族葬を執り行い、後日、お別れの会を開く。喪主は妻美智子さん。
2012年02月03日 07時42分52秒
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Respighi: Orchestral Works Vol. 1
Compose:rOttorino Respighi (1879-1936)
Format:2 CD Jewelcase
Cat. Number:94392
EAN Code:5028421943923
Conductor:Francesco La Vecchia
Orchestra:Orchestra Sinfonia di Roma
ブリリアント・クラシックス・オランダ
3月に客演する前に予習として、まだこの一回も聴いたことのないオーケストラのために、今年の2月に新発売されたCDを買って来て通して聴いてみた。
Tracklisting
Respighi: Complete Orchestral Music, Volume 1
1. Feste Romane (1928): I. Circenses 05:09
2. Feste Romane (1928): II. Il Giubileo 08:22
3. Feste Romane (1928): III. L’Ottobrata 07:37
4. Feste Romane (1928): IV. La Befana 05:40
5. Fontane di Roma (1916): I. La fontana di Valle Giulia all’alba 05:29
6. Fontane di Roma (1916): II. La fontana del Tritone al mattino 02:34
7. Fontane di Roma (1916): III. La fontana di Trevi al meriggio 03:42
8. Fontane di Roma (1916): IV. La fontana di Villa Medici al tramonto 07:47
9. Pini di Roma (1924): I. I pini di Villa Borghese 02:58
10. Pini di Roma (1924): II. Pini presso una catacomba 07:40
11. Pini di Roma (1924): III. I pini del Gianicolo 09:17
12. Pini di Roma (1924): IV. I pini della Via Appia 06:34
Respighi: Complete Orchestral Music, Volume 1
1. Gli Uccelli, Suite for Chamber Orchestra after Baroque Keyboard Works (1927): I. Preludio (after Bernardo Pasquini, 1637–1710) 03:05
2. Gli Uccelli, Suite for Chamber Orchestra after Baroque Keyboard Works (1927): II. La colomba (after Jacques de Gallot, c.162... 05:26
3. Gli Uccelli, Suite for Chamber Orchestra after Baroque Keyboard Works (1927): III. La gallina (after Jean-Philippe Rameau, 1... 03:13
4. Gli Uccelli, Suite for Chamber Orchestra after Baroque Keyboard Works (1927): IV. L’usignuolo (after C17 anon, transcribed b... 04:27
5. Gli Uccelli, Suite for Chamber Orchestra after Baroque Keyboard Works (1927): V. Il cucù (after Bernardo Pasquini) 05:16
6. Suite for Strings: I. Ciaccona 09:15
7. Suite for Strings: II. Siciliana 06:02
8. Suite for Strings: III. Giga 03:04
9. Suite for Strings: IV. Sarabanda 05:56
10. Suite for Strings: V. Burlesca 02:52
11. Suite for Strings: VI. Rigaudon 03:59
12. Suite in G for Strings and Organ: I. Preludio 04:27
13. Suite in G for Strings and Organ: II. Aria 05:54
14. Suite in G for Strings and Organ: III. Pastorale 06:36
15. Suite in G for Strings and Organ: IV. Cantico 06:26
まず交響詩の「ローマ三部作」から。普通では通常1時間かかるところ73分12秒もかかっているチェリビダッケやジュリーニを思わせるテンポ設定。バーンスタインのように速いテンポのところは生理的により速く戻さないで、やっぱり遅めはチェリビダッケの影響下にあると思う。
オケの技術はプロのそれである。もちろんほぼミスなく演奏できる。ただ我々は長年フィラデルフィアの豪快なサウンドに慣れているのでそれに比べれば地味に響くであろう。ローマの同業者の由緒あるサンタ・シチリアのオケとほぼ同じレベルであろうが、ミラノ・スカラ座のように最高級のものではない。ドイツだとルール地方のA クラスの平均の音ではないだろうか?遅い楽章が更に遅くなるので曲想の拡大は可能だが、音のつなぎが薄くなるなるので気を付けなければならない。
続く2枚目の組曲「鳥」も同じ曲作りである。こういう小品にまで遅いテンポを適用すべきかは疑問の範疇に残る。
最後の弦楽のための組曲は昔良く勉強した「リュートのための古いアリアと舞曲」に似ているやはり地味な作品。この人の作品はほとんどが他人の曲の編曲みたいな形を残しているが、アイヴすやB・Aツインマーマンの引用とも全く違い、あたかもストラヴィンスキーの「プルチネラ」のように作曲(編曲)している。
最後のオルガン付きの組曲はヴィルトウーゾではないので悪魔での協奏曲ではなくて「組曲」の範疇に止まる。
どうもこのCDは第一巻ということなのでベルキスなどの全集がこのオケによって全部出るのであろう。
ローマのオーケストラは観光客の退屈な夜の資源としてもってこいの場所に位置している。オペラが質が高くとも何時も同じのスタジオーネ・システムなので尚更である。
菅野茂
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 交響曲