Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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LAKMÉ von Léo Delibes

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Oper in drei Akten
Text von Edmond Gondinet und Philippe Gille
In französischer Sprache mit deutschen Übertiteln
Eine Koproduktion mit Opéra-Théâtre de Metz-Métropole

Orientalische Opernstoffe waren im Europa des 19. Jahrhunderts große Mode; so auch in Paris, wo Werke wie Bizets LES PÊCHEURS DES PERLES (1863) und Meyerbeers L’ AFRICAINE (1865) auf der Opernbühne diesem Trend nachgespürt hatten. Auch Delibes ließ sich vom fernen Orient bezaubern und kolorierte in seiner Oper LAKMÉ ein exotisches Indien, nach europäischer Vorstellung. Aus reich verzierten Melodielinien mit fließenden Melismen und Koloraturen zeichnete er ein blumiges Indien als intim-lyrisches Idyll – fern aller Probleme britischer Kolonialherrschaft. Die Handlung basiert auf dem Roman LE MARIAGE DE LOTI (1882) von Pierre Loti, der zu Delibes Zeit großes Aufsehen erregte und mit seiner exotischen Stimmung auf den Komponisten wirkte. Seit jeher gehört die Titelpartie zum Repertoire der großen Koloratursängerinnen, mit jener „Glöckchenarie“ als Höhepunkt, in der Lakmé eine orientalische Zauberlegende erzählt. Die junge amerikanische Sängerin Marie van Zandt inspirierte durch ihre exotische Ausstrahlung und magische Stimmkraft Librettisten und Komponisten zur Ausgestaltung der Titelfigur und sang die Pariser Uraufführung am 14. April 1883 an der Opéra-Comique mit überwältigendem Publikumserfolg.
Lakmé, Tochter des Brahmanen Nilakantha, wohnt mit ihrem Vater in einem heiligen Hain, in dem die mythische Lotosblume wächst. Fremden ist der Zutritt strengstens untersagt. Daher ist Lakmé entsetzt, als sie den englischen Offizier Gérald versteckt im Blumenhain bemerkt. Dieser ist betört von der orientalischen Blütenpracht und gesteht der scheuen Lakmé schließlich seine Liebe. Als Nilakantha merkt, dass der heilige Ort entweiht worden ist, schwört er Rache: Auf dem Markt zwischen Bajaderen, indischen und chinesischen Kaufleuten soll Lakmé mit ihrem Gesang
den Frevler in den Tod locken.

Der ehemalige Intendant der Opéra de Nice und zukünftige Leiter der Opéra-Théâtre de Metz-Métropole Paul-Emile Fourny inszeniert zum ersten Mal am THEATER BONN. Generalmusikdirektor Stefan Blunier widmet sich erstmals diesem magischen Werk des ausgehenden 19. Jahrhunderts und bringt damit in Bonn einen Meilenstein der französischen Operngeschichte zur Aufführung.

Musikalische Leitung: Stefan Blunier (04.02., 08.02.)/Robin Engelen (25.02.)
Inszenierung: Paul-Emile Fourny
Bühne: Benoit Dugardyn
Kostüme: Giovanna Fiorentini
Choreinstudierung: Sibylle Wagner
Choreographie: Elodie Vella
Lakmé: Miriam Clark (08.02.)/Aleksandra Kubas (04.02., 25.02.)
Mallika: Susanne Blattert (08.02., 25.02.)/Kathrin Leidig (4.2.)
Mistress Bentson: Anjara I. Bartz
Ellen: Julia Kamenik
Rose: Charlotte Quadt
Gérald: Alexandru Badea (08.02., 25.02.) /Mirko Roschkowski (04.02.)
Nilakantha: Ramaz Chikviladze (25.02.)/Renatus Mészár (08.02.)/Alexander Trauth (04.02.)
Frédéric: Giorgos Kanaris
Hadji: Carles Prat
Tänzerinnen: Stephanie Blasius, Raquel Lopez, Birgit Mühlram, Nora Vladiguerov

Chor des THEATER BONN
Beethoven Orchester Bonn
バレエ「コッペリア」で有名なドリーブの「ラクメ」のBプレミエを見る。余りやらないオペラなので単発キャストかと思っていたらメッツの劇場でも使えるようにダブルキャストらしい。開演前に解説は無かったが言い訳男が出てきて、タイトルロールは今回初めて歌うとの事。いつもの風邪は引いていないらしい。実際にはこの東欧系のような歌手は「歌える」さすがにコロラトゥーラはグルベローヴァのようなロボットではないが問題なく使える。若いから徐々にグロベローヴァのようになれる可能性は十分にある。前回の「夢遊病の女」に引き続いての2本目のコロラトゥーラの出し物である。

第一幕は物静かな音楽でこれは最初から覚悟していたグノーやサンサーンスと同じように単純で安易で冒険を避けた書法はアマチュア・オケでも演奏は可能であろう。求められるのは最後に美しさの精度だけである。最初のマリカとの有名な二重唱も安定していて問題が無い。これだけは昔TVでやったフランスのホラー映画で耳についてはなれない。

対するジェラルドも東欧系みたいだが強靭な声とは異なり、フランス音楽のテノール書法にきっちりと嵌っている。演技とも申し分なし。こうやって第一幕は終わるが予定時間よりも短いのでカットの可能性はある。

第二幕は合唱とバレエから始まる。これも良くオペラのガラ・コンサートなどで独立して演奏される。綺麗で毒にも薬にもならない音楽。次の有名な「鐘の歌」も全く問題なく乗り切る。それでしてもこのインド風の格子戸はそのままで視覚的につまらない。

第三幕も同じ格子戸、これでこのフランスの演出家は完全に飽きた。最後のラクメが毒を飲んで死ぬところもやらないで二カランタに連れ去られるだけのつまらない演出。音楽だけが劇的に鳴っている。

これだけの水準の演奏を人口30万の町が今でも支えていることは驚異的である。それに比べてデュッセルドルフのオペラがいかに州都として甘えさせられて腐っているか良くわかる上演であった。デュッセルドルフ・オペラを全員首にして簿のぺらを持って行きたい時分である。

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 交響曲


日付:2012年02月06日

4件のコメント

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このブログ(日記)へのコメント

激レアな公演、ご覧になったのですね!
CDの全曲版はあるのですが、映像化されたものは
全く見つかりませんでした。
舞台も写真で見る限り、充分美しいですね。
ややマンネリ感はありそうですが。
ライブ・ビューイングで取り上げて欲しいくらいです。(ナタリー・デセイ辺りで)

2012年02月07日 00時28分44秒

Shigeru Kan-no

僕も昔デッカのCDだったかな良く聴いたことがあります。

今回のプロダクションはフランスのメッツ・オペラとの共同制作ですね。それでプレミエを二重にしたのかな?でもこのフランス人の演出つまら無いです。ジェラルドが半殺しにされるところも棒をとって出てきて倒れるだけだし全然迫力に欠けます。

一方演奏はCD並みの制度でやっていますね。もう劇場の予算がどんどん削られるのでみんな一生懸命やっているようです。

2012年02月07日 06時40分10秒

デッカのCDはサザーランドの録音ですかね。
海外の劇場もどこも今は財政が苦しいんですね。
でもこういった質の良い舞台がみられるのは
うらやましいです。(現大阪市長さんは芸術関係はゼロにカットしてしまいましたからね)
「花の二重唱」のホラー映画、気になります。
てっきり「ハムナプトラ」「トゥームレイダー」でも使われていたような気がします。
美しい音楽とホラーな画面のアンバランスなイメージが浮かんできます。

2012年02月07日 07時11分14秒

Shigeru Kan-no

あの録音しかないですね。そればっかり聴いていました。それ以外はTVのガラコンサートでよくアリアなどやりますね。知らないうちに聴いているので自然と親しみが沸きます。

ボンは首都でなくなったので国費が全然来なくなったようです。人口30万ですからね。これであんなに良いAクラスのオケ持っている都市は少ないです。合唱も良かったのですがどんどん小さくされて室内合唱のようになってしまいました。カールスルーエもAだけど質はボンにかなわないですね。これよりいい給料を貰っている州都のデュッセルドルフのオケがこれよりずっと水準が低いのはとても恥ずかしいことです。

数年前は「リング」とかできたのですが、もうできないかもしれません。

2012年02月08日 06時49分29秒

4件のコメント

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