Shigeru Kan-noさん
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このブログ(日記)へのコメント
5/3お誕生日おめでとうございます!
2012年05月03日 23時24分45秒
わあー、ありがとう!
実は昨日日本から帰ってきました。当然5月3日は福島の実家で風邪で熱を出していました。
2012年05月25日 19時16分10秒
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ハンス・アブラハムセン、4月27日
今年のWDRの現代室内楽音楽祭は10年前のドナウエッシンゲンのような予算難で開催が危ぶまれたが、何とかいろんなとこの金集めに成功して漕ぎ着けたようである。この種の現代音楽だけのコンサートは入場料を一律10ユーロ取って満杯にしても必ず大赤字の出ることは昔から常識化している。100% の補助でも足りないのは世の常である。だからこそ曲の選定にいたっては主催者の膨大な責任が求められるが、必ずしもそうではないところにこの種の音楽祭の病巣が宿っている。
今年のテーマは1952年生まれのデンマーク生まれの作曲家、ハンス・アブラハムセンに光が当てられたが、予想通りの北欧のクラングの壁しか出て来ず、こう言った流行はおそらくフィンランドのヨヌマ・パヌラの弟子たちの指揮者によって頻繁に演奏されるフィンランド出身の作曲家たちの影響下にあるのであろう。彼はポルトガルのエマヌエル・ヌネスを思わせるかなりの身体障害者だが、その音楽の渋さはそういう状況からかかかなり共通していて、クラングそのものは北欧の風景そのもので特に目立った兆候は見えない。
第一曲はペール・ネルガルトの作品をアブラハムセンが室内オーケストラに編曲したもの。どういう意味があるのかとプログラムを見ても余りわからない。
第二曲はリゲティのピアノのためのエチュードを室内管弦楽にしたもの。それは可能であるということだけは納得できた。
第三曲は第四曲と順序が入れ替わってこの作曲家のピアノ協奏曲。伝統的に3楽章構成だが、途中でよく途切れるので7楽章よりも多いのではないかと勘違いしてしまう代物。
第四曲はブリギッタ・ムンテンドルフの「スイートハート・グットバイ」という曲はライブエレクトロニックのシュティンメに8つの楽器が伴奏する形態だが、日常生活の嫌らしいことに愚痴を良い続けるようなありふれたような曲。作曲者の経歴が書かれてないのでそれ以上はわからない。
休憩後の第五曲はマルコ・ニコディイェヴィッチの事実上のピアノ協奏曲はロシアのそれでオステイナートの繰り返しが前面に出てくる。佳品だが成功作とは決して呼べない良く出て来る曲の一つ。定期市活動であがってきた作品か?経歴はこれも不明。
最後のアブラハムセンの「森」という作品は楽器をランダム的にばらばらに配置する。ちょっと繰り返しがロシアを思い起こさせるが曲の想起は「ヴァルト」の状態そのものである。
何時ものオランダのトン・デ・レゥ指揮のアツコ/シェーンベルク・アンサンブルはすべての楽器が揃う形になっていて、同じ規模の老舗のアンサンブル・モデルンの全盛期が完全に過ぎた時代になってきたことを強く印象付けていた。彼の経歴に作曲家というのが抜け落ちていたのは、フィリップスのCDデビューのせいで指揮活動が余りにも多いせいであろう。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 交響曲