Shigeru Kan-noさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

こんにちは〜。
お恥ずかしい話を一つ。

イタリア歌曲集やありとあらゆる声楽用テキストに名前が載っている畑中先生。
あまりにも昔から載っていたので、この記事を読んだ時に「えっ？！」
すみません、ご存命とは存じませんでした…
10年以上前、ご自身の回顧録（？）のような物を音楽の友で拝見したことはあったのに、脳内で故人にしてしまって、申し訳なかったです。
とほほ。
あまりに申し訳なかったので、今週のペンテコステのミサでご冥福をお祈りしました（＾＾；

もちろん彼の晩年は歌はやりませんでしたが声楽の批評記事で吉田さんと同じ頻度で文章を目にしましたね。ほとんど批評活動一筋に転換していたようです。

Mariaさん

はずかしながら、私も。畑中先生は「教科書のなかの先生」でした。

日本人で声楽を学ぶ人ならだれもがお世話になった
かたですよね。
なくなる直前まで、Ｆ.ディースカウの追悼記事を執筆されていたとか…。

吉田氏は哲学的な語り口と文章が印象的。美術の高階氏と藝術評論の双壁として、ただただ「恐れ多い」存在でした。

ご冥福をお祈りいたします。

Kan-noさま、そうだったのですね。あまり批評を読まなかったので、目にとまらなかったのだと思います。お恥ずかしい。
あ、噂ですが、畑中先生監修のイタリア歌曲集は一番楽譜が正確だと言われています。さすがです…

NAOMYさま
ありがとうございます。
教科書の中の先生、まさにそうでした。
音楽の友で読んだ記事は真面目でいて面白い内容が多く、楽しく読めた記憶があります。批評となればまた別でしょうけれど・・・
ただただ、ご冥福をお祈りいたします。

歌関係は彼が総元締めだったかな。

評論界全体は吉田さんが親方。

僕はよく批評は書かさず読んでいました。

特に歌をやっていたわけではないのでそっちの方は知りませんが、確かに監修での名前は彼のはよく出てきましたね。

吉田氏はドイツの大音楽評論家で自分でチケットを買って入り批評するシュトゥッケンシュミットや音楽批評の法王：ヨアヒム・カイザーの日本への紹介者だった。アドルノもそうか？