Shigeru Kan-noさん
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2013年02月09日 01時37分49秒
米指揮者デプリースト氏が死去…都響でもタクト : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/201... ちょっと珍しい黒人系指揮者!
2013年02月09日 19時02分50秒
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153. テーマの「オルガン」、1月25日と2月1日
いわゆる学生オケはあくまでも原則自己満足のアマチュア・オケなのでポピュラー物しかやらないが、ドイツではその利点を生かして時々プロオケでもやっていけないものをプログラミングに加える。ボンのカメラータ・ムジカーレもそうで、昔はシュトットガルトやチュービンゲンでもブルックナーの1番や、アイヴスの1番、チャイコの1番などが記憶にある。
もちろん実際に聴くには技術的なことは無視して、その曲の輪郭だけを捉えることに集中する。今回もこの作曲家の典型的な特徴を捉えることには何の苦労もしなかった。
後半はラフマニノフの2番の協奏曲。これでどこでもやるので自分も普通は行かない。かろうじて前回行ったのは高校生時代の福島大学管弦楽団だった。日本と違うのは、何のコネかベンジャミン・ヌスというDGからCDが何枚か出ているピアニストを使うことだ!無論大学オケなのでノーギャラであるはずだ。
WDRのフィルハーモニーでの現代音楽は今回は「オルゲルプンクテ」がテーマ。と言っても実際単純にオルガン協奏曲を委嘱して初演するのではないらしい。オルガンを使った曲は1曲だけ。
1時間前に今回の作曲者による解説があるがそれだけ聴いて録音された音をも聴くとなんて酷そうな音楽であろうという予感が否めない。何かいつものように期待薄のまま本番へ。
最初の作品はクリストフ・ベルトランという1981年に生まれて2010年に死んだ作曲家。要するに我々の知らないうちに生まれ死んだ作曲家の最後のオーケストラ作品の「オクトール」。4管編成近い12分の曲はリズムが春の祭典に類似している。打楽器奏者8名。初演100周年を記念してのプロダクションだろうか?
次がメシアンの晩年の「天国の街」?「ぺトルーシュカ」程度のピアノの活躍なのにピアノ協奏曲ほどピアニストだけを持ち上げる必要があるのか?打楽器奏者9名。
その次が解説にあったフィリデイの「フィオリ・ディ・フィオリ」。ブルックナーのようにオルガンの曲を管弦楽で模倣したもの。解説はつまらなかったが一応シャリーノのとこで勉強したらしく上手く構成されている。もう陳腐になったオルガン曲の引用も未だににここでは生きていた。
休憩後はメジャーな作品ばかり。当初予定のリストの作品が抜け落ちてリゲティに差し替えられたのは耳直しの効果に一役買っていた。
まずシェルシのオルガン付きの「ヒムノス」。シェルシがメジャーとして出てきたのはここ30年近く前にISCMで一連の曲をツェンダーがケルンで片っ端から初演してからであるがそういう意味ではケルンはそのゆかりの地である。
最後の曲がリゲティの「ロンターノ」。もうこの曲はブーレーズの「ノータシオン」同様に完全に残って定期演奏会の常連のプログラム化している。自分も最近定期で聴いたのは何度もラジオのみであるが、最後に生で聴いたのは第一回ウィーン・モデルンの開幕コンサート。アバドとウィーン・フィルで凄く美しかったが、改めてここ初演の地ケルンで聴くと意外とシェルシのような微分音じゃなくとも細かいミスが多いらしい。昔の嶋津クラスでスコア渡されたアナリーゼが忘れられない。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲