Shigeru Kan-noさん
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WDRの方はサラステだが久振りに強奏する鋭い金管が楽しい。2楽章と3楽章だけだが、ノヴァークの第二稿(昔の旧エーザー版)を用い、スケルツォのコーダがあるのでそんなにマンネリ化もしない。弦は16型で基本的な管の2管編成には多すぎないか?ピアニッシモの木管と弦の受け渡しのバランスが意外と気になる。ティンパニの遅い低音連打も聴くものを眠くさせる。
Wolfgang Amadeus Mozart
Sinfonia concertante Es-dur für Violine, Viola und Orchester KV 364
Anton Bruckner
Sinfonie Nr. 3 d-moll (2. Fassung von 1876/77)
José Maria Blumenschein, Violine
Junichiro Murakami, Viola
WDR Sinfonieorchester Köln
Leitung: Jukka-Pekka Saraste
Live aus der Philharmonie, Köln
さて実際の演奏だかラジオで聴いていると音は整理されているがやはりノリントンを思わせる様にテンポが速い。綺麗だけで片付けたいような演奏。アシスタントを付けない金管だけが良く活躍している。
夜の現代音楽の演奏会には電車が良く遅れるのでそれを見越して一汽車早めにデュッセルドルフから乗ったがそれでもそれ以上に遅れた。
おかげさまでハウベンストック=ラマティは聴けなかった。当時ウィーンでは一番憧れている作曲家だったが自分が来たときは既に教育活動は辞めていた。
次ぎの棚田文紀Fuminori・Tanada作品はサキソフォン4重奏で平義久のように器用にできているが、長年現代音楽聴きなれた耳にはそれがリゲティのものだとすぐにわかってしまう。しかしながらこの学生のアンサンブルの演奏の高さには驚く。
カヤ・チェルノヴィンはダルムシュタット時代から知っているユダヤ人作曲家。何時も臆病な様相して泥臭い音楽をする女性。ピアノ曲と3本のピッコロ曲を続けて聴く。これが学生の作品だったらいい作品と書くだろうが、ハーヴァードの教授やっているのだったら決してそうは書けない。
ルイス・アンドリーセンは昔のバッハアカデミーで「和解のレクイエム」の一部を作曲してから知る様になった当時はつまらなく思った作曲家。今回はアメリカ風のアイディアがちりばめられている。すなわち本来の指揮者は登場しないで各奏者が順番に入れ替わり指揮をする。全員で14人だがこの曲の解釈は14人全員にゆだねられているのであろう。ユニゾン風のリズムで変拍子も少しある「Workers Unison」は現代音楽の指揮のレッスンや実習にももってこいではないのか?
休憩の後のラッヘンマンのTemAはもう何回もシュトットガルトの音大で聴かせられた曲。今でも特殊奏法に何かしらの発見があるもう現代音楽のレパートリーの板に完全に付いた音楽。
次ぎの細川作品は何時ものありきたりの音の展開でマンネリ化そのもの。新しいものは何一つ無い。
最後のクセナキスの晩年のサキソホーン四重奏曲「XA乙」は「乙」ではなくてSの逆さになった文字。生前和音を考えなかった作曲家と言えども晩年はストラヴィンスキーの和声法に近くなっていたらしいことがつくづくわかる音楽。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲