Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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176. WDRのグリーグ・レコーディングとデュッセルドルフのドイツ軍楽隊、12月12日

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指揮のアートランドはもう二回目である。今回のグリーグ管弦楽曲全曲のレコーディングだけに客演していて曲がそんなにポピュラーで無いのでコンサートは何時もの様に開かれない。来年の1月にもギュルツニッヒに呼ばれていて練習を公開する。

曲の「ノルウェー舞曲」作品35の第二曲は自分が東京の学生時代に管弦楽法のレッスンでベルリンのレッスン法でスコアに書いたことがあるので親しい。音は出さないで譜面だけのレッスンであるがそれをやっていたおかげでシュトットガルトのケレメンのレッスンは免除されて楽器法だけになった。東京で実際に学生で音に出す授業は編曲法でやった。本当に時間内に小さなオケを編成してすぐパート譜を書き自分で指揮して音を出すのだから良く学べるが大変な授業であった。

そのほかに交響曲ハ短調の第三楽章のスケルツォと思われるのもやったが、速度が事実上のメヌエットである。ホ短調の「インテルメッツォ」らしい。

夜のコンサートはデュッセルドルフの音大に移動する。ドイツ軍の予備生による吹奏楽団である。なぜこんなセミ・クラシック音楽に行くのかと言うと自分が吹奏楽出身だから時々行きたくなるのである。女性が軍隊のネクタイ付きのユニホーム着ると体が引き締まって美しい。

まずは指揮のカールヴァイトの指揮で3曲。この指揮者頭にほほえましくも「ルテネント(中尉)」と言う肩書きが付いている若手である。こう言う演奏者や指揮者は何れもドイツの音大から調達する。オーボエだけが足りなくて東洋人の女の子だった。この三人の名前はドイツの近代音楽のクラシック畑で既に通っている。

1曲目のエルンスト・トッホの「遊び」は3楽章。ヒンデミットを思わせる音の進行。アメリカの吹奏楽に毒されないはっきりとしたクラシック的に内容主義のタイケの「旧友」を思わせるような小編成の作品である。2曲目のエルンスト・ペッピングの3楽章の「小さなセレナーデ」。サックスのない小編成の似たような作品である。3曲目はやはり3楽章のハンス・ガルの「プロメナード」の音楽がソロが多くストラヴィンスキーやシュスタコーヴィッチを思い出させる。この甘ったるいポップスが1926年のドナウエッシンゲン現代音楽祭で初演されたとは驚きである。核10分前後の曲。

次ぎの曲は学生の2つのサクソホーンと交響吹奏楽団による協奏曲「ヒドラ」。指揮も兼ねていろんな特殊奏法を試みるがやはり吹奏楽は弦楽合奏よりもすぐに限界が来る。しかしながらリコーダーの様に持ち替えのサックスを同時に加えて二人同時に音を出すテクニックはこれまでに見られなかった。音響的にどうって事はないが視覚的に見世物にさせる技術はある。15分ぐらいはかかったか?

休憩の後の最後の曲はヨハン・デ・メイジの交響曲第一番。名前から「明治」を思い起こしてしまうがこの40分かかる大きな曲は映画音楽風。良くバイエルン放送響と現代音楽のTVに出て来る指揮科教授のボーンの指揮。やはりあの上手い独特のバトンを持たないテクニックは音が整理されてよい方に変わる市、この吹奏楽団はそれだけの実力がある。MDRのプロの吹奏楽団よりも指揮者さえ良ければ上かもしれない。最後にスペインやイタリアの吹奏楽団風にピアノが付き、5弦のコンバスも入る。
Musiker in Uniform: Das Sinfonische Blasorchester des Ausbildungsmusikkorps der Bundeswehr spielt am Donnerstag (12.) um 19.30 Uhr im Partika-Saal der Hochschule. Der Eintritt ist frei! Foto: Ausbildungsmusikkorps

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2013年12月14日

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Shigeru Kan-no

Do.28.Nov. Paavo Järvi dirigiert „FIDELIO“ (konzertante Aufführung)
Yokohama Minato Mirai-Hall 19 Uhr.
Paavo Järvi dirigiert Beethovens Oper „FIDELIO“ mit Die Deutsche Kammerphilharmonie Bremen.
Sänger sind : Burkhard Fritz (Florestan), Emily Magee (Leonore), Dimitry Ivashchenko (Rocco), Golda Schultz (Marzelline), Julian Prégardien (Jaquino), Tom Fox (Don Pizarro), Detlef Roth (Don Fernando)
Rezitator : Wolf Kahler, Chor : Tokyo College of Music
Orchester : Die Deutsche Kammerphilharmonie Bremen
Ich bin dankbar für die konzertante Aufführung, weil ich mich in die Musik vertiefen kann.
Seltsame Inszenierungen sind lästig.

Obwohl die Aufführung konzertant ist, zeigen die Solisten auf der Bühne und der Chor hinter Bühne Gestik und Bewegung. Mir gefällt, dass der Chor eine theateriche Darstellung gegeben hat.

Das auffälligste Merkmal ist, dass die Dialoge gestrichen und ein Erzähler eingesetzt wurde, der durch die Handlung führt.

Eine solche Auffühlung habe ich früher im Jahre 1996 im Rahmen der Salzburger Festspiele, unter Gardiners Dirigat mit Christoph Banzer als Erzähler und Librettist erlebt. (Die damalige Auffühlung war auch wunderbar!).


Jedoch geht es diesmal anders, dass heißt Rocco als Hauptrolle zurückzudenken das Ereignis vor einige Jahren. Der Text ist dem Werk von 1985 des deutschen Literaturwissenschftlers Walter Jens entnommen: (aus dem Progammheft von Atsuya Suzuki) .

Die Vorlesung war guter Stimmung, der Textinhalt ist interessant, zum Vorlesen jedoch zu langatmig. Wenn ich ehrlich meine, möchte ich an mehreren Stellen lieber die nächste Musik hören.
Über die Musik ist Dirigat von Paavo wunderbar. Er kontrolliert Deutsche Kammerphilharmonie als kleines Orchester sehr gut, deutlich erledigt für dramatische Entwicklung, und packt Lied von weich aber genügende Klänge in die lyrische Stelle ein. Er beeindruckt heimtückisch aus einem dunklen Klang in der Untergefängnis Szene. Es ist unglaublich, dass das Orchester mit periodischer instrumentaler Technik so tief beeindrucken kann.

Die meisten Solisten sind bekannt und ich kann eine stabile Sicherheit heraushören, aber mit schnellen Tempi, der Akustik und Ausstellung sind Sie nicht so vertraut und bisschen vorsichtig im Gesang. Außer Emily Magee singen sie auswendig. Der Chor der Musikhochschule ist nicht so groß, aber sehr kraftvoll. Das Konzert war um 9 Uhr 35 beendet.

2013年12月15日 06時21分09秒

Shigeru Kan-no

WVE-309・II for Clarinet solo by Shigeru Kan-no. D. Stanley Hasty-Bruce Curlette, clarinet is 1:00pm March 9, 2014 at the Jan Hus Church, 351 East 74th Street, New York City.

2013年12月17日 06時31分12秒

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