Shigeru Kan-noさん
月別ブログ(日記)一覧
トラックバック
このブログのトラックバック Ping-URL :
http://www.c-music.jp/tbblog.php?id=15126
Museカテゴリー
フリーワード検索
ドヴォル
ザーク:
交響曲
第9・・・
・Symphony No.9・・・(uzuさん)
翻訳が一
部修正さ
れていま
した
http://www.c-m・・・(小原 なお美さん)
リップロ
ール、ほ
ぼ難なく
でき・・・
http://www.c-m・・・(小原 なお美さん)
Mariaさ
ん
オーストリア ザルツブルクと・・・
ききちゃ
んさん
こんにちは。クラシック音楽・・・
みかんさ
ん
こんにちは。周りにクラシック・・・
アトリエ
アルファ
横浜にある木管楽器専門店です・・・(星のジュウザさん)
初めまし
て。(足
跡帳)
ご挨拶代わりに私のシンフォニ・・・(平行五度好きさん)
第4回
日本クラ
シック音
楽祭・・・
只今11月24日(日曜日)の・・・(Mariaさん)
ランチの公開プローべはこの組み合わせでショスタコーヴィッチの5番から3楽章と4楽章。去年ボン大学で初めて全曲をアマチュアだが生で聴いて、WDRはビチコフ時代に本人の指揮でランチタイムに第3楽章を聴いたのが頭に残っている。本人の解説で2楽章も入っていたかもしれない。
この曲は有名すぎるのでかなり避けている。曲そのものは中学時代に始めて買ったオーケストラのスコアを1冊潰すほど勉強しているのでよく知りすぎている。指揮そのものは勉強したことが無いが曲の中身はよく知っている。実際に指定された演奏時間まで計算して当時は52分だったかを算出している。名曲解説全集には45分とか書かれているが解釈の時間であって指定の時間ではない。
このランチタイムは最初にWDRの人が出てきてわかりきった曲のいきさつを一通り解説。ハンナ・チャンは中国の小柄な女性だが良く振っている。特に弦の出方が自然でいろんな出し方をする。さらに木管や打楽器にも強奏を強いてオーケストラのコントロールも良くわきまえている。全体のダイナミックも自由自在。テンポの変化が極端で遅いところはより遅いし速いところはより早い。小太鼓が煩くティンパニは過度が立ちすぎて金管だけが意外と弱い。
指揮の振りは最近死んだアバドに似ている。でもそれは棒の持ち方で両手を中心に集めて奏者の心も集める。手そのものはゲルギエフのようにものを語りすぎていろんな風に深く解釈出来る。指示も的確で楽譜は持ってきたが全く開いていない。
それで夜は別なの聴きたかったがあいにく何も面白いのが無いのでこのままこのコンサートに行くことにした。曲はこの作品47の一曲だけでほかには無く7時から始まるので初心者用のコンサートで全席すべて10ユーロという入場料だ。前もっての解説は無く、本番にさっきに解説の人が出てきて解説を始める。彼女が本来はチェリストということがどっかで聴いた名前として記憶がよみがえった。
11歳でロストロポーヴィッチ・チェロコンクール優勝はこの曲の解釈の仕方に似ている。音の増減法特に弦に対するやり方がロストロポーヴィッチに似ているといっても彼ほど感情的ではない。
全部暗譜で指揮していて速いところは十分に早いのだが遅いところがチェリビダッケ風に極端に遅くなるのでどんどん演奏時間が過ぎていく。ソロの木管はほとんど棒を振らないし、その伴奏は極端に弱くなるのははじめて聴いた。
結局その押しテンポは全体の演奏時間を押し上げ52分近くに達していて自分が昔計算機で計算して出した演奏時間とほぼ同じだった。
演奏の解説者もカーテンコールに出てきて聴衆に彼女をまた近いうちに呼ぶべきかを質問したら多くの客が喝采した。
更にロビーに出てみると予告通りただのビールが待っていて、好きなだけ飲んでいいそうだが電車の時間もあるし自分は一杯だけ飲んで済ませてきた。水もあったらしい。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲