Shigeru Kan-noさん
月別ブログ(日記)一覧
トラックバック
このブログのトラックバック Ping-URL :
http://www.c-music.jp/tbblog.php?id=15146
Museカテゴリー
フリーワード検索
ドヴォル
ザーク:
交響曲
第9・・・
・Symphony No.9・・・(uzuさん)
翻訳が一
部修正さ
れていま
した
http://www.c-m・・・(小原 なお美さん)
リップロ
ール、ほ
ぼ難なく
でき・・・
http://www.c-m・・・(小原 なお美さん)
Mariaさ
ん
オーストリア ザルツブルクと・・・
ききちゃ
んさん
こんにちは。クラシック音楽・・・
みかんさ
ん
こんにちは。周りにクラシック・・・
アトリエ
アルファ
横浜にある木管楽器専門店です・・・(星のジュウザさん)
初めまし
て。(足
跡帳)
ご挨拶代わりに私のシンフォニ・・・(平行五度好きさん)
第4回
日本クラ
シック音
楽祭・・・
只今11月24日(日曜日)の・・・(Mariaさん)
これはもちろん故吉田秀和が言っていたように批評文ではない。生の演奏会をネタにした随筆・エッセイである。本物の批評は新聞なり雑誌なりをめくるとどこにでもあるから書かない。FM放送でも同時生放送するがまずはまともに聴いていないのでいつも生の演奏会だけに限っている。まず7時から今回委嘱された作曲家のフリードリッヒ・ツェルハを呼んでこれから初演する曲を語らせる。ホールに入ってくるときに指揮者のサラステが出て行ったのが気になる。自分と同じぐらいの背丈。
ケルン放送オケもは現代音楽なのでいい楽器は無くて質の悪いコールベルクのティパニーなどをセット。
ツェルハは初めてウィーンに来たときに付きたい先生だったがちょうど作曲と指揮に専念するから引退と断りの手紙をもらったのでチャンスが無かった同じ断りをイサン・ユンやリゲティからももらった。後で実際にコンツァルトハウスなどで「シュピーゲル」を聞いて失望した経験がある。それでも注目されるのはアイネムやハウベンストック=ラマティと同じくオーストリアの作曲界の大御所だということと最近のジーメンス音楽賞の影響があろう。それもまもなく88歳である。
まず質問される。ウィーンの作曲界が1945年以降保守的なのはどうしてか?作曲者曰く、それは間違っているとして自分のアンサンブル設立などの業績を提示する。60年代以降ブーレーズもべリオもケージもやった、しかしウィーンの民主主義が保守的なのは認める。クラング・フォールム・ウィーンと同じくアンサンブル・デア・ライエの指揮もした。
それから歴史の話。オーストリアでは1934年ごろ政治的な左右の戦いがあったそうだ。あまり曲には関係もなさそうだが「シュピーゲルVI」を録音で聴かされる。それから今夜の新曲の一部と「ペルセウス」の一部。しかし肝心の新作の説明になると「後でのお楽しみ」になって逃げられる。
8時のテーマは「交響的断片」と「人生の結果」。本番はこのツェルハから。大きな3管編成。フェルドマンとに多少似た和音構造だがはるかに内容が無い。素晴らしい伝統に縛られすぎていて真の自由が無い。それにどんな意味があるんだというオスティナートもその新鮮感をもっと疎外する。色褪せたベルクの3つの管弦楽曲。2006年の第1曲はSWRの委嘱ですでに初演済み。2010年と2011年の新作は今回のWDRの委嘱。各10分、20分、14分のかなり長い曲。
休息のロビーはエトヴェシュの70歳記念の記念展覧会。ルーマニアのトランシルヴァニアの生まれはリゲティと同じではないか?これとクルタークを含めてハンガリー3羽鳥?もしくは第二次ハンガリー楽派?
後半はベルクの「ヴォツェック」組曲で始まる。オペラは散々聴いたがコンサートは初めてだ!兵士の行進−聖書の場面−最後のシーンとなっているがサラステのテンポが幾分速めの17分。マリーの声は反対側を向かれると聴こえなくなる。
最後はクルタークのレオノーレ第三番で始まる大編成の曲。故アバドとベルリンフィルが90年代に初演。4管編成に、フルートとクラリネット各6、ホルン8、ピアノ2,特によく出てくる2つのハープの男性が力強い。打楽器は9人以上。チェンバロンがいつものハンガリー・アカデミックでまたか!?コラージュは好きではないがすぐ微分音に変わるのは頼もしい。前にも何回かFMラジオで聴いた事があるが、今この文章を書いている現在でもSWRで放送されている良く聴く11分。カリツケとシュトットガルト放送響の録音であった。ピアノも上手いオーソドックスな人だ!
Zwischen Himmlischem Wiegenlied und Tombeau steht ein Intermezzo, eine ironische Bezeichnung für die Freuden, Ängste und Überraschungen der längsten Lebensphase zwischen Kindheit und Alter. Cerhas Triptychon begleiten unter der Leitung von Jukka-Pekka Saraste Fragmente aus Alban Bergs Wozzeck und György Kurtágs Klage über die schicksalhafte Endlichkeit des Lebens.
Friedrich Cerha
Drei Orchesterstücke (2006/2011)(UA)
Kompositionsauftrag des WDR
Aban Berg
Drei Bruchstücke für Sopran und Orchester
aus der Oper "Wozzeck" op. 7
György Kurtág
Stele für großes Orchester op. 33
Barbara Hannigan, Sopran
WDR Sinfonieorchester Köln
Leitung: Jukka-Pekka Saraste
Live aus der Kölner Philharmonie
Redaktion: Harry Vogt
Parallele Ausstrahlung im 5.1 Surround Sound
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲