Shigeru Kan-noさん
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2014年09月13日 05時30分45秒
この、ディヴィット・マーロウという指揮者解説上手いね。今ラジオでシベリウスの5番の解説!
2014年09月13日 23時34分09秒
古楽の指揮者のクリストファー・ホグウッドが死去!
2014年09月25日 16時00分57秒
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コンサートの予定がないので最初はレコーディングかと思っていた。ところがファンファーレに続く説明では、11月7日放送予定のヘアシュピール(ラジオドラマ)用の放送用の録音ということになっていた。
言うまでもなく人智学に感化されたミヒャエル・エンデの代表作。良く映画版がTVで放送されるが自分個人としては好きな物語ではない。所謂人智学的芸術とは作り物臭い、わざとらしくてあくまでも自然性や偶然を大切にする自分には合わない。従ってその本を買って読んだことはない。そもそも原作者があの映画には非常に不満だったようだ!
その物語を今回はケルン放送がヘアシュピール化するという、プロダクションに挑んだ!普通はラジオドラマというと音楽は電子音が圧倒的で、従ってそういうイメージだけになり電子音楽の一部門としてよく分類される。ところがケルンのように金持ちの放送局になると3管編成の交響楽団が使えるのが驚きだ!
このプロジェクトはフェリックス・レッシュという若手の作曲家が今年2014年に作曲し、ディヴィット・マーロウという上手い人が指揮をして、放送局のスタジオではない音響の良いフィルハーモニーを使って録音する。その抜粋版を日常受信料を払っているお客様に無料で公開する。
最初管弦楽法に非常に美しいストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」を思わせる音楽で始まる。次に来るのは組曲「惑星」か?その都度に指揮者による音響解説が入る。時々若い作曲者も手伝う!その後マヌエル・デ・ファリャも出て来る。従ってどこまでも美しい映画音楽のようだ!演奏技術もポップスなので難しくはなくてWDRのオケが完璧に音にする。男性のハープ奏者は力強い音なのでかなりのトゥッティでも十分に聴こえる安心した音。その後にちょっとカール・オルフが出て来て、ミニマル路線に変換。ちょっとしたモダンな演奏方法はコル・レニョ・バトゥートでマーラー風にリズムを刻むだけ。結局はウィーンフィルの「スター・ウォーズ」の世界!次に複調のジャン・フランセも忘れていない。最後は打楽器奏者が車輪をハンマーで叩いて映画の「スパルタクス」のように古代色で覆われる。
従って最初から最後まで美しい音だらけでおおわれたポップスの新作だったが、このヘアシュピールのプロダクションが終わってからこの曲を独立した演奏会用に作品として聴きたいか?否!
結局はこう言う曲は産業界に無数にあるので何もわざわざ取り上げて聴き直す必要はないのだ!放送を一回だけ聞けばすぐわかる。それで十分な音楽ではないか?
単なる100%美しい音楽だけでは満足できない我々の世界がこの子供のための作風に違和感を感じさせる。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲