Shigeru Kan-noさん
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2014年11月29日 19時05分42秒
2014年11月30日 05時44分08秒
クラウス・フーバーが90歳の特集番組!ロシアの悪魔が中東に移ったのでアラビア音楽を研究しているそうだ!ブーレーズにメシアンのとこで勉強していたら全く違っただろうにといわれて、そんなことはないベルリンだって国際的で自分の個性を守られた。
2014年11月30日 06時38分24秒
3分と8分34秒では、同じ曲の演奏とは思えない時間差ですね。
2014年11月30日 12時07分17秒
2014年11月30日 21時17分19秒
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学生による演奏は現代音楽で評価が定まった音楽を発表するという授業と、新しい新作にどう対処するかを学ぶという意味もある。
まずベリオの「セクエンツア・トレ」はどこの学生でもやる。暗譜はどこでも常識で、何時も出てくるところから演技付きでやるが今回も例外ではなかった。キャッシ―・バベーリアンのCDは持っているが、やはりシュトットガルトの年末にやる「クラング・ラウム」でやったハンナ・アウアーバッヒャーの演奏が忘れられない。3分ぐらいだが、この学生の演奏は8分34秒もかかっている。
次の武満徹の「悲歌」は何時も日本人が持って来るプログラムだが、今回の伴奏は中国系が加わる。果たして繊細な表現ができるか?
ブーレーズの「MEAGESQUISSE」は20年前以上の昔はシュトットガルト音大の学生が指揮付きでやったものだが、ケルンではもうあの「月に憑かれたピエロ」と同じく指揮者なしでやってのけた。しかし演奏は難解だったようでじっくり10分24秒もかかった。
久保摩耶子の「Atem Pause」の抜粋はギター四重奏のための作品。昔ラッヘンマンが自分がギター曲書いたら彼女もそっくり真似をしたと語っていたが、この作品もその引力圏内。昨日もFMラジオでハースじみたツェラーのギター四重奏曲聴いたばかりだ!とくに「Atem」と喋るのは「temA」を思い起こすので辞めてほしい。その他ハミング、ムント・ゲロイシュ!
リゲティの第一SQは昔ウィーン・モデルンで聴いて気に行った楽曲の一つである。バルトークの「カンタータ・プロファーナ」みたいに始まりフガート的な入りも多いが、作曲者の滑稽味も十分に発揮されている秀作。女ばかりのメンバーも興味を弾く。昔はシュトットガルトでアナリーゼの授業中にも学生に第二番を生で断片を演奏させて贅沢な作曲ゼミを行ったものだ!
後半のジョージ・クラムVox Balaenae新しくはないが作曲者の特徴が良く発揮されている楽曲。3人の奏者は目隠しのようなマスクをして出て来る。歌は久保と同じような「オープン・インストゥルメント」。内部奏法;音を出さない鍵盤を抑えたままペダルなしでグリッサンド、低音のピチカートして後で爪で弦に触れる、高音と低音ピチカートの交代、付加のアンティック・シンバルの交代奏・共有奏など寂しくも楽しい。
次のファビエン・レヴィ―の最新作のサクソフォーン四重奏はスラップは全体上のリズムの役割を果たしていてダリウス・ミヨーの流れを連想させる。最後にヒソヒソ声が入っている。
アペルギスのサクソホーン四重奏とヴィオラの曲はfpが明確に出るほどサクソホーンが上手いが、異様なヴィオラの付加はやっぱり地味に聴こえる。すべてのサクソホンはホースを指し込んでトランペット奏法と持ち替える。音程がめちゃくちゃのままスラップムント・ゲロイシュ、しゃべるだけの場面、ルフト奏法。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲