Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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203. ケルンの「ファウストの拷罰」12月11日

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まずフィルハーモニーでの練習風景。オペラのオケでギルバ―ト・ヴァアルガ。真白髪なのでこんなに年とっていたか?と思うほどの別人。声が小さくて何言っているのかわからない。確かにバレンボイムみたいにチエリビダッケ風の振りをする。ブラームスのピアノ四重奏曲のシェーンベルク編曲は今ではどこでも通常のレパートリー。その終楽章をプローベ。何時もの手作りの音はヴァイオリンなどの弦の出だしの強烈さを薄める。弦が霞すぎる。このオケは3管編成16型でもそうだ!相変わらずそれでもトランペットとティンパニは固い。トロンボーンの信じられない速い走句はほとんど奇跡的な名人芸。

所謂編曲には様式に合致させる方法と、自由奔放に自分の様式でやる二種類のやりかたがあるがもちろんこれは後者の方。時代が違うので真似しきれるものではないが、変な様式混合の違和感もある。

夜はミュージカルホールででも同じオケで「ファウストの拷罰」のコンツェルタント形式。舞台にかける金がないらしい。来年のボンの「真珠取り」もそうなので行くかどうか迷う。やっぱり舞台の演技で音楽を邪魔する演奏が素晴らしい。コンツェルトでも客が1階席しか入らないので最初から2階席は売らない。舞台はシュトットガルトで見たことがあるけど、4回ぐらいで打ち切られるどほど人気がない曲。オペラ作家えはないので曲自体に慣れるのが大変。ベルディのような効果を期待しているとちっとも面白くなくなる。そもそもがこの曲は「劇的オラトリオ」。正式のオペラでは無いが、余った背景にヴィデオ映画かスライドなどを写してもいいと思う。最近はヘンデルの「ベルシャザール」などのオラトリオなどをオペラとして上演することが多い。

普通は舞台のスペースが広いコンサート形式ではあるが、コントラバス3、チェロ4だから10型か?背後の合唱が消えないように配慮したらしいが、やはりさっきのプローベと同じくヴァイオリンの劇的瞬発力が 足りないのでやはり劇性は深まらない。ハープフルート・ギターのように聴こえないので両脇に男性1人を含む4。女性合唱は出番が少なく人数も少ない。

これだけ入らなくて4・5回で打ち切るのならば、前回の「ヨランタ」のようにフィルハーモニーでやればと思う。定期公演に組み入れれば良いであろう。

指揮は悪くないが専門家のコリン・ディヴィスを意識したのであろう。そんなに音を聴いているわけでもない。劇的交響曲「ロメオとジュリエット」のように間奏が長い。メフィストの韓国人だけ完全暗譜なのはどこかの舞台で歌ったことがあるらしい。その他テノールが一流。相当の高音まで違和感なく可能。リストのダンテ交響曲のようにマリア的に終わる。少年ソロは優秀でウィーンでもなかなか手に入らない逸材。

しかしこの劇的オペラトリオの種類は意外と多い。ストラヴィンスキーの「エディプス王」、オネゲルの「火刑台のジャンヌ・ダルク」と「ダヴィデ王」。「カルミナ・ブラーナ」なんかも本来はその類らしい。

Oper am Dom / 19:30 bis 22:05 / K2 / 12 € - 69 €
Musikalische Leitung Markus Poschner / Chor Andrew Ollivant
Faust
Burkhard Fritz
Marguerite
Vesselina Kasarova
Méphistophélès
Samuel Youn
Brander
Luke Stoker
Solo-Sopran
Anton Kirchhoff
Chor
Chor der Oper Köln
Extrachor
Extra Chor
Orchester
Gürzenich-Orchester Köln
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Schon allein in seinen Farb- und Klangwirkungen ist dieses Werk meisterlich. Die Musik lässt beim Hörer Bilder und szenische Zusammenhänge im Kopf entstehen. Im Zentrum des Geschehens stehen FAUSTS Pakt mit MÉPHISTOPHÉLÈS, der ihm Glück und Lust in Aussicht stellt, während FAUST seine Seele in die Waagschale wirft. Zentrale Bedeutung erhält die Tragödie MARGUERITES, die unter dem Einfluss FAUSTS zur Mörderin und darüber wahnsinnig wird. Ihre Seele aber rettet der Chor der himmlischen Geister, während sich FAUST an MÉPHISTOPHÉLÈS verliert und mit ihm in die Hölle fährt.
Es war Gérard de Nerval, durch dessen 1818 erschienene Übersetzung Goethes »Faust I« in Frankreich Bekanntheit erlangte. Ausgehend von Nervals Übersetzung sowie von Originalpartien Goethes schuf Hector Berlioz den Text für seine Légende dramatique, die nicht eigentlich als Oper gedacht war, sondern die der interessierten Öffentlichkeit 1846 an der Opéra Comique in Paris zunächst in einer konzertanten Aufführung vorgestellt wurde.
Der Musik dieser eigentlich statisch angelegten Szenen wohnt ein eminenter szenischer Impuls inne. Großartig ist die Gegenüberstellung des schwärmerischen, seinen Naturempfindungen lyrisch berückenden Ausdruck gebenden Tenor FAUST und des rabenschwarzen Verführers MÉPHISTOPHÉLÈS, einem musikalischen Charakter von magischer Anziehungskraft. So gilt dieses, auch was den Einsatz von Orchester und Chor betrifft, große Werk zu Recht als eine der bedeutendsten musikalischen Lesarten des Goetheschen Dramas.
In der Titelpartie ist der renommierte deutsche Tenor Burkhard Fritz zu erleben, der sich als ALVARO in Verdis »La forza del destino« in der vergangenen Spielzeit erstmals dem Kölner Opernpublikum vorstellte. Als MARGUERITE steht ihm die weltweit gefeierte Vesselina Kasarova zur Seite. Samuel Youn, Ensemblemitglied und internationaler Star, interpretiert FAUSTs Gegenspieler MÉPHISTOPHÉLÈS. Opernstudiomitglied Luke Stoker verkörpert die Partie des BRANDNER.

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2014年12月12日

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Shigeru Kan-no

音楽評論家の遠山一行さん死去 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) http://www.yomiuri.co.jp/culture/20141213-OYT1T500... @Yomiuri_Onlineさんから 昔から親しんでいた。長生きだったね!

2014年12月13日 18時55分50秒

Shigeru Kan-no

2014年12月14日 08時19分12秒

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