Shigeru Kan-noさん
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この曲に使用されている「サリュッソフォーン」(左画像)は金属管のダブルリード楽器であり、野外演奏を念頭に1850年代に発明された”ダブルリード版サクソフォーン”というべきもの。
当時のスコアは確認していないが、モーリス・ラヴェル「スペイン狂詩曲」やポール・デュカ「魔法使いの弟子」にも使用されていたそうだ。
「ディオニソスの祭り」では、本家ギャルドの他、フロリダ大学ウインドシンフォニーの録音でどうも耳慣れない音色が聴こえる。コントラファゴッとの代用、これこそがサリュッソフォーンの音ではないだろうか。
2015年06月08日 04時36分34秒
2015年06月08日 04時50分24秒
2015年06月17日 00時38分30秒
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ボン、6月4日
以外に保守系オペラはローマの「カリグラ」のように古典の題材を求めるのが多い。このオペラも例外では無く、ギリシャ神話と基礎にしているエディプスの物語。表面的にかなり進んだ特殊奏法は行っているが、実質はメロディーもリズムも残っているので保守と革新の中間の形でバートウィッスル以降のイギリス様式に終始する。あの国ではファニホーは異端として全く教えられることはないらしい。ドイツならヘンツェ、フランスならディティユ、日本ならば三善晃様式に当たる。毎年の尾高賞もそれに連動していて松平作品は例外としていても何時も入りやすい傾向が見て取れる。
今回のプレミエされたオペラも例外では無く、去年の5月にイングリッシュ・ナショナル・オペラで初演され、1年後に主役と舞台をそっくり共同制作としてボンに持ってきたものである。ベンジャミン作品のようにすぐにCD化されたわけでは無く、様式的にはP・M・ディヴィスなどに近いであろう典型的なイギリス語法の一つである。
上演の前に解説はなくひたすらプログラムを買って厳しく読む羽目になった。
最初の幕のコーラスがアカペラで出る。これが何時ものイギリス語法とはちょっと違うとこだが前衛でもなんでもない。面白いのは英語によるドイツ語字幕上演であるが、以外に英語のテキストが直接聴こえるということである。そういうわけで2幕以降は字幕見なくていいから1階の一番前に下りてきても問題ないことがわかった。
ちょっと色を添えるのがカウンターテナーの起用。女性の盲人の役をする男声。ティンパニはないが5人で少ない人数で叩いても音色が豊富な多数の打楽器。しかしほとんどそのままで特殊奏法はしないのがイギリス風。サリュッソホーンはファゴット奏者がコントラファゴットの代わりに持ち替えるらしい、別なイギリス様式のソラブジの楽譜は何時もそうなっているようだ。更にコントラバスクラリネットは何時でも使い出がある55分。
舞台の転換が大がかりで全部聴衆を出す必要があるらしい。2幕の合唱も何時もロボットのようなマスゲーム演技しかしない。ウィーン国立歌劇場のようなインデヴィデュアルな自然な動きが欲しいが、声そのものは通っていて合唱団の実力が復活してきた。主役の歌手たちはみんなイギリス風な名前でここのハウスの専属では無くてイギリスからの出張であることがすぐわかるもう初演から歌った問題の無い声!25分。
更なる場面転換で客を全部外に出す。さすがにボンのオペラの予算の無い独自プロダクションでは無くてイギリスの予算の豊富な舞台装置なので十分ごたえがある。其れにしてもピットのキーボードは事実上のシンセサイザーで何の音でも出るので興味が薄れた。結局サリュッソホーンやコントラバスクラリネットは見世物か?それでも何でピットの見えないところに配置するのか?隠し味か?
20年前にグロボカールが禁じたマウスピースの平手打ちはここではすっかり定着した。アカペラの合唱も多い。木管が担うホルストの「惑星」風のきらびやかな星の瞬きやリゲテイ風のミクロポリフォニー。クライマックスはヘンツェの交響曲から持って来る。最後にはいきなり伴奏がなくなり歌の絶高調でオペラが終わる、休符が多く10、8、6、4、4の弦の余り活躍しないオペラでもある。30分で総計1時間50分。
Julian Anderson
Oper in drei Akten
Libretto von Frank McGuinness
in englischer Sprache [mit deutschen Übertiteln]
Eine Koproduktion mit der English National Opera, London
gefördert durch das NRW Kultursekretariat
THEBANS, ein Auftragswerk English National Opera, London, bringt den preisgekrönten britischen Komponisten Julian Anderson mit dem Dramatiker Frank McGuinness als Librettist zusammen. Dessen überzeugende Nacherzählung von Sophokles’ zeitlosen thebanischen Tragödien konzentriert sich auf das Schicksal des Ödipus und seiner Tochter Antigone. Mord und Inzest, politische Überambitioniertheit, Liebe und Loyalität, Hass und Rache fahren gleichsam alle auf einem Kollisionskurs, der unweigerlich in die Katastrophe mündet.
The Times bezeichnete Anderson als einen Komponisten, »den man schätzen muss« für seinen unverbrauchten melodischen Einfallsreichtum, die lebendige Orchestrierung und den rhythmischen Drive seiner Musik – allesamt auch Elemente, die er in seine erste Oper THEBANS gleichermaßen einbringt. Unter seinen jüngsten Orchesterwerken ist The Discovery of Heaven [wofür er 2013 den South Bank Sky Arts Award erhielt] und Harmony, das bei den Londoner Proms in der Saison 2013 uraufgeführt wurde. Ein Dramatiker von internationalem Ruf, wird in seiner Heimat McGuinness auch für seine lebendigen Übersetzungen von Ibsen, Strindberg und Sophokles gefeiert. Sein ÖDIPUS, basierend auf der Tragödie von Theben, wurde im Jahr 2008 vom National Theatre herausgebracht.
Die Uraufführungsinszenierung liegt in den Händen von Pierre Audi, dem Künstlerischen Direktor von De Nederlandse Opera in Amsterdam. Nach seinem Hausdebut an der English National Opera mit THEBANS wird er auch an der Oper Bonn erstmals als Regisseur zu erleben sein. – Die Oper Bonn setzt mit diesem Werk die in der vergangenen Saison mit WRITTEN ON SKIN begonnene Reihe mit zeitgenössischen Werken, die aus einer wirklichen Operntradition heraus begriffen werden wollen, fort.
Radiobeitrag: Gefeierte Ödipus-Oper
[DRadio Kultur | 3. Mai 2015]
Besetzung
William Dazeley - Oedipus
Peter Hoare - Creon
Yannick-Muriel Noah - Antigone
Rolf Broman - Tiresias
Anjara I. Bartz - Jocasta
Jakob Huppmann - Messenger, Theseus
Christian Georg - Haemon, Stranger
Giorgos Kanaris - Polynices
Nicholas Probst - Shepherd
Olaf Reinecke [P] / Florian Stenzenberger [16.5.] - Eteocles
Chor des Theater Bonn
Statisterie des Theater Bonn
Beethoven Orchester Bonn
Musikalische Leitung: Johannes Pell
Inszenierung: Pierre Audi
Licht: Jean Kalman
Video: Lysander Ashton
Kostüme: Christof Hetzer
Bühnenbild: Tom Pye
Choreinstudierung: Volkmar Olbrich
Regieassistenz: Mark Daniel Hirsch
Szenische Einstudierung: Donna Stirrup
Musikalische Assistenz: Thomas Wise
Bühnenbildassistenz: Ansgar Baradoy
Kostümassistenz: Dieter Hauber
Musikalische Einstudierung: Christopher Arpin, Christopher Sprenger, Adam Szmidt, Thomas Wise
Soufflage: Elise Kaufman
Inspizienz: Karsten Sandleben
Aufführungsdauer: ca. 2 Std. 40 Min., zwei Pausen
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作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲