Shigeru Kan-noさん
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ミュンヘンの作曲家ヨーゼフ・アントン・リードルが3月25日死去。87歳?https://en.wikipedia.org/wiki/Josef_Anton_Riedl
2016年03月29日 22時22分23秒
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まずこの曲の予習ではないが原典の言語を確認するために音楽図書館をいくつか回る。初演はバーミンガムで再演はロンドンらしいが、メンデルスゾーンの自筆譜と出版譜は何れもドイツ語である。従って英語で歌っても良いが最終的に決定した形はドイツ語らしい。ついでに他の曲の全集版も見る。序曲「静かな海と楽しい航海」は現行の1834年版に対して古い形の1828年版があるらしい。違いを比べたがコーダのニ長調音階の前が3連符になっている。「フィンガルの洞窟」や第二、第四交響曲にも古い稿があるのでブルックナー並みに原版が多数存在しているのかもしれない。
何時の様に1時間前の解説がある。サイドに座った人は今日は録音の音響のために真ん中しか良く聴こえないから移動を命じられる。この曲のドイツ初演はハンブルクではあるが、NRW州もアーヘンでメンデルスゾーン自身が立ちあって初演した記録があるらしい。これと前作の「パウルス」、最後の未完の「キリスト」の3曲を合わせて大オラトリオ3部作となるはずだったらしい。
この曲の長所であり欠点は抒情的なリブレットにあるらしい。音楽的に深くないので構成が薄い、ポピュラー音楽の様に疲れないので何時でも気軽にアマチュアによって歌われている。問題は案外心に残らない事。余り深刻で劇的ではないこと。無駄が音符が多すぎて口数ばっかりで音符一個一個を重く取り扱えないこと。
第一部終曲、二重カルテットなどを音例として聴かせる。テオ・アダムの独唱。ハンブルク生まれで東ドイツでタイプ知非音大を創設してシューマンを引き入れ大活躍したのは現在のメルケル首相と似ている。
音楽が単純なのでどう考えても当時の前衛音楽とは言えない。有名で大作ではあるが音楽史上重要な曲ではない。テノールのアリアは当時はやったヴェルデイのオペラの単純な伴奏形である。しかし旋律はメンデルスゾーン独特の動かし方である。
当時の初演はロンドンから特別列車が出たらしい。新聞の批評も残っていて「メンデルスゾーンは新しい芸術におけるエリアである」と書かれたらしい。当時は120人のオケに対して271人の合唱団が使われた。今夜のソリストたちは主にフランクフルト・オペラの歌手たちを連れてきた。
ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」とほぼ同じ大きさの編成ではあるが違うのはコントラ・ファゴットの代わりにオフィックレイドを出してきたこと。最初のレチタティーヴォは立ち上がりの音程が不安定。コアエンローペではなくてオケのひな壇に置いて指揮者の傍に起きたいのはとても解るがその分音の融合が進んで分離が悪くなる。
ペーター・シュライヤーがTVで言ってたように歌詞のない曲は単なるバカの遊ぶである。大編成の曲は声を張り上げるので子音が聴こえないからと諦めてはいけない。自分もそうだったようにどうも外国人の指揮者はドイツの合唱を指揮するとそのネーティヴに敬意を表してしまって、今夜の様に発音を任せっきりにし音楽的に更に作っているのを遠慮しているようだ。しかしながら普通しゃべっているドイツ語と音楽のドイツ語は違う。できるだけの困難を排除して子音を少しでもわかりやすくプローベすべきだ。リリングなどのドイツ人は問題ないがそこをイギリス人の指揮者は非常に弱い。ボーイソプラノ・ソロ。63分38秒で休憩なしに第二部に入る。
立ち上がりのソロの音程がまた不正確なものに戻った。チェロのソロが美しい。アカペラ女性三部合唱は自分がアマチア・コーラス指揮してよくわかっているのでこの演奏に際しては注文が無数にある。
しかしここまでで合唱からの編成のみでマジのゾリステンの重唱曲がほとんどないことがわかる。ロータリー・トランペットのPPでの独唱の伴奏は全く割れないのでとてもしやすい。64分20秒で拍手しないで6分しかない帰りの電車にまっしぐらする。
18.03.2016 Freitag 20:00 Uhr
Elias.
J. Winkel, A. Hallenberg, J. Dürmüller, A. Bauer, WDR Rundfunkchor Köln, WDR Sinfonieorchester Köln, S. Halsey: Mendelssohn Bartholdy
Kölner Philharmonie
Johanna Winkel Sopran
Ann Hallenberg Alt
Jörg Dürmüller Tenor
Andreas Bauer Bass
WDR Rundfunkchor Köln
WDR Sinfonieorchester Köln
Simon Halsey Dirigent
Elias
Felix Mendelssohn Bartholdy
Elias op. 70 (1845–46)
Oratorium für Soli, Chor, Orchester und Orgel nach Worten des Alten Testaments
Sinfonie Plus 5,50 € (Einheitspreis für Kinder und Jugendliche bis 25 Jahre/keine weitere Ermäßigung)
Keine Pause | Ende gegen 22:20
Das Konzert im Radio: 20:05 Uhr Live, WDR 3
19:00 Uhr, Konzertsaal : Einführung in das Konzert. :
Website des Veranstalters:
Westdeutscher Rundfunk Köln
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲