Shigeru Kan-noさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

４月１９日
「リヴォルバー・夢・ストリップ・愛はぎっくり腰」

まずはボンのシューマン・ハウスに行って今回も重くて持ち切れないほどの現代音楽の中古の楽譜を買う。シュトックハウゼンを全部買ってしまうのでコピー防止てわざと大きく作ってあるのでわずか数曲で持ち切れないほどの重さになる。更にクセナキスも全部まとめたのでやっぱりいつものように重く大きくなってしまう。もう現代音楽のCD１枚でさえも買う余裕はない。

その後にケルンの音楽図書館に行くが新しい中古楽譜はもう放出されていないのでありがたい。外のものすごく満開に咲いた八重桜を何度も見て回った。その後で豆腐などの食糧を大量に買いこんだが、演劇が始まるまでの時間がやばい。焦りながら電車に乗り込むがすぐに来た。

会場は演劇の建物が並んでいる第三番目。１番目と２番目はもう始まっているらしいが８時開演の三番目のはどこでやるのかわからず、向かい側のスポーツ施設も訪ねたりもした。

ようやく探し出したのが演劇の建物の前の庭の汚いコンテナと植物が並んでいる中。荷物を預けてその汚い狭いコンテナの中に入っていく。

会場は大きなコンテナ一個の中で舞台も客席も全てある。客席は全部でたったの３列。３０人が限度だろうがほぼ埋まっていた。舞台はそれと同じ広さの狭い檻の中の空間。まずシンセの音からなるパフォーマンスじみた「電子音」。エレキギターもある。そして何らかの象徴的な筋が始まるが詩みたいでよくわからない。一人は照明を手に持つ係。

おしっこの演技もあって水みたいなものを床に垂らす。ストロボの出番はもう日常的でオペラにも良くある。ウクレレで弾き歌いが上手い役者。一時は男女との全部脱ぐのも役者としてはどこでも平気。キスも男女だけでは無くて同性でもする。ビンタは何度もマジで取るがとにかく痛そうだが、それでも役者。最後はロシアルーレットで幕。こう言うパフォーマンス的な演出法が、演劇からオペラまでもう十分に出回る時代だ。一人東洋人の女性も登場するが、ドイツ語がネティヴなので名前から判断すると多分ドイツで生まれたベトナム系であとう。長くなく約７５分。
Revolver-Traum | Striptease | Die Liebe ist ein Heckenschütze
von Lola Arias
Nächste Vorstellung19.04.
»Niemand kann sicher sein, ob er schläft oder ob er wach ist ...«, sagt das junge Mädchen zu ihrem Liebhaber, aufgegabelt im Nachtleben einer Großstadt. Dieser überlegt beim Telefonat mit seiner vergangenen Liebe, ob ihr gemeinsames Baby wohl Selbstmordgedanken haben könne und wacht später in seinem eigenen Albtraum bei einer Partie Russischem Roulette auf.

Die argentinische Theatermacherin Lola Arias entwirft in ihrer Trilogie einen Figurenreigen voller leidenschaftlicher Melancholie, absurdem Humor und dunkler Todessehnsucht. Hinter allem aber lauert die Liebe, wie ein Heckenschütze bereit, in die schwärzeste Seite der Seele zu treffen.

Besetzung
 
Nicola Gründel
Philipp Plessmann
Annika Schilling
Magda Lena Schlott
Nicolas Streit

Regie
Matthias Köhler
Bühne
Thomas Garvie
Kostüme
Birgit Bungum
Licht
Jacob Benz
Dramaturgie
Michaela Kretschmann

　作曲家　指揮者　ピアノ　現代音楽　オペラ∩声楽曲