Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

Museでクラシック音楽を通じて素敵な出会いを

Password


次回から自動的にログインする。

« 201605月 »

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

月別ブログ(日記)一覧

202411

202407

202405

202403

202402

202312

255. インド音楽とデユッセルドルフの「金鶏』、

前の日記(ブログ)                         次の日記(ブログ)

5月4日

12時半からのコスト・プローベは、ジャック・イン・ザ・ボックスというとこで郊外の交通の非常に不便なコンテナとゴミ捨て場だらけの乞食も住まないボロの掘っ立て小屋である。みんな探すのに時間がかかるのか15分遅く始まる。とはいっても中身のピアノなんかはスタウエイのフルコンである。照明も一流だ。いつものように荷物が煩い。

中身はインド音楽。詳しく言うと定番のシタールやサロード、タブラは出て来ないでそれ以外のインドの楽器と西洋のピアノコントラバスを組み合わせた形である。更に伝統音楽ではなくてピアニストの新作。メシアン音階。タブラと同じリズムのツボ太鼓、コンバスのピチHカート、インドのハーモニウム。流し音楽の世界。40分。コンサートの帰りの出口で水をもらう。空き瓶はスーパーにもっていくと25セント貰える。音楽祭のロゴが入った特製でボンの信用金庫の提供。もちろん夜はオペラに行くのでこのコンサートの本番には来れない。
Eastern Flowers
Jarry Singla | p, indian harmonium, comp
Ramesh Shotham | ghatam, kanjira, tavil, cajatom
Christian Ramond | acoustic bass

Auszüge aus dem Programm um 21:15
ACHT BRÜCKEN Lunch wird ermöglicht durch die Sparkasse KölnBonn.

リムスキー・コルサコフの『金鶏』は知名度の割りにはなかなかやらないオペラ。昔東ドイツ時代、ベルリン国立歌劇場でこれ見て凄く羨ましく思った希少価値のあるオペラ。台本見てると「ヘンゼルとグレーテル」や「魔笛」のように子供向けおとぎ話だが音楽の知名度は決して高くはない。

30分前に解説があったが、プログラムに何にも書いてないのでほとんど聞いてない。出だしのトランペットは高音の圧力が高く苦しいのでチャイコフスキーの4番のように指揮で本気で力入れて支えてやらないとすぐに外してしまう指揮者が多い。金管楽器のことを知らない指揮者が多くピアノのようにはいかない。出てきたのは風呂の場面で堕落している風景。音がロシアの悪ふざけというよりもドイツの悪ふざけできつい。指揮の両手が意外と離れていて音がそこに集中しない。例の動物愛護団体に批判された本物の鶏は出てこないで素晴らしい金の模型に入れ替えられたのでちっとも面白くない。酒飲み警察。45分の第一幕で休みなしで第二幕。

例の誘惑女がフランス語になったり英語になったりドイツ語になったり字幕にもそう出ている。スコアはどう書いてあるのかわからないが。指導動機付きのワーグナー風オーケストレーションは親しみやすい。余り知らないオペラなのにわざわざ背広コスチューム。ズボンを脱がせる。45分。

休みに外に出る。メンデルスゾーンの銅像があってライプチヒの前は1833年から1835年までここの音楽監督だったと書いてある。その後でシューマンが来て音が狂ったままで死んで、後続のどんなGMDも治せないその合わない音の伝統が現在まで続いているらしい。

3幕もコーラスをアインザッツだけで本体も振らないので音が小さい。王女が鶏の丸焼き食ってる。魔法使いの王様への頼み事はもう同じ頃の「サロメ」の世界。3管編成。カットしたのか3幕はたったの15分で休み要らなかった。

まあー、このオペラはチャイコフスキーのように劇的でもなく、ムソルグスキーのように凄みがあるわけでもなく、ショスタコーヴィッチのような天才的な閃きがあるわけでもない。劇的というよりもメルヘン。

Nikolai Rimski-Korsakow
Der goldene Hahn
04. Mai 2016
Opernhaus Düsseldorf
Mi 04.05.
19.30 - 22.00 Uhr
14,50 / 19,40 / 29,80 / 41,50 / 47,50 / 54,70 / 60,60 / 67,50 €

Tagesbesetzung
Musikalische Leitung Kimbo Ishii
Inszenierung Dmitry Bertman
Bühne und Kostüme Ene-Liis Semper
Choreograf Edwald Smirnow
Regiemitarbeit Ilya Ilin
Licht Thomas C. Hase
Chorleitung Christoph Kurig
Dramaturgie Hella Bartnig
König Dodon Boris Statsenko
Prinz Gwidon Corby Welch
Prinz Afron Roman Hoza
General Polkan Sami Luttinen
Amelfa Renée Morloc
Astrologe Cornel Frey
Königin von Schemacha Anna Grechishkina
Der goldene Hahn Eva Bodorová
1. Bojar Cesar Dima
2. Bojar Attila Fodre
Tänzerin Olena Yalyeyeva, Carmen Mar Canas Salvador, Birgit Mühlram, Nathalie Gehrmann
Tänzer Nilmar Santos, Alexeider Abad Gonzales
Chor Chor der Deutschen Oper am Rhein
Orchester Düsseldorfer Symphoniker

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2016年05月06日

トラックバック

このブログのトラックバック Ping-URL :
http://www.c-music.jp/tbblog.php?id=15840


登録して素敵な出会いを見つけよう!

Museカテゴリー

フリーワード検索

新規ブログ(日記)

ドヴォル
ザーク:
交響曲
第9・・・

・Symphony No.9・・・(uzuさん)


翻訳が一
部修正さ
れていま
した

http://www.c-m・・・(小原 なお美さん)


リップロ
ール、ほ
ぼ難なく
でき・・・

http://www.c-m・・・(小原 なお美さん)


新規会員

Mariaさ

オーストリア ザルツブルクと・・・


ききちゃ
んさん

 こんにちは。クラシック音楽・・・


みかんさ

こんにちは。周りにクラシック・・・


公開マイスペース

アトリエ
アルファ

横浜にある木管楽器専門店です・・・(星のジュウザさん)


初めまし
て。(足
跡帳)

ご挨拶代わりに私のシンフォニ・・・(平行五度好きさん)


第4回 
日本クラ
シック音
楽祭・・・

只今11月24日(日曜日)の・・・(Mariaさん)