Shigeru Kan-noさん
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285.ノリントンのエルガーの1番 ケルンGO3月14日
何時もの様に1時間前に解説があるが肝心の話好きの本人は出て来ない。音楽評論家みたいな音楽学者みたいなここのホール気付けの人が出て来てマーラー的だのブルックナー的だのエルガーの1番についてとにかく50分かかる曲なので話し込む。
それとブラ―ムスのヴァイオリン協奏曲につての関連。ピアノ協奏曲同様ヴァイオルン付きの交響曲とするがすぐに取り消す。今回のカデンツァは何時もの様にヨアヒムのカデンツァ。しかしそれでは面白くないので録音でカイザーのカデンツァと聴き比べてみる。演奏はパールマン、ジリーニ、シカゴ響とファウスト、ハーディング、ヨーロッパ室内。更に序奏も聴き比べてみる。まあー、違う。その他クライスラー、オイストラフ、レオ・フリード、SKBと行く。フーバーマンと最晩年のブラームスの1896の出会いとヴァイオリンとオーケストラのための「幻想曲」の約束。今夜の演奏はピリオドであるが当時のヨアヒムは散々ヴィブラートかけまくって不評であったことなども話す。
またエルガーに戻って有名過ぎる威風堂々第一番を流す。エルガーが音大によらない独学者であったことを紹介、1899年のエニグマ変奏曲との関連を示すがどうしても同世代のマーラーと関連付けたいらしい。
本番になるとノリントンが出て来るがもう椅子に座っている。ヴィブラート付けないので音は弱いがそれでも12型入れているので管楽器とは釣り合う。フランチェスカ・デゴは初めて聞くイタリア人であるがもうDGからCDが出ている。かなりのテヌートとルバートで歌謡の様に演奏する。21分48秒。2楽章はノリントンが2拍子で指揮するからかなり速くなる。8分07秒。終楽章も早い8分00秒。計37分55秒。デゴのスカートが長すぎて階段に引っかかって出られない。アンコールはパガニーニか、ディエス・イレエが出て来るやつ。ヴァイオリンの音質が最高、こういう音は多分ストラジヴァリだと思う。ノリントンはふざけているが出入りの足腰が弱すぎる。
後半のエルガーの1番はシュトットガルトと同じように指揮者による長々と解説が入る。だから1時間前の解説に出て来なかったのだ。ほぼ同じ解説をSWR2のラジオでも聴いた。ベート―ヴェンもブラームスもいいがエルガーもいいではないかと言う言葉が当時印象的だったが、この指揮者どうしてもエルガーの交響曲もブラームスと同じ傑作群にしたいわけだ。フルよりも少し小さい3管14型のオケはシュトットガルト放送響と同じ音がする。当時は序奏がヴェルディの「シモン・ボッカネグラ」や「アイーダ」前奏曲に見られるような安らぎから出発するが、単純なせいかもうこの物語には感動しなくなってしまった。
弦楽器群の構造が協奏曲並みに複雑で休みが無く特に内声、チェロとヴィオラの活躍が目立つ。ヴィブラートをかけないのでどれだけ合っているかは不明だが何時ものバカ鳴りが耳をつんざく。木管楽器も意外と合うまでに時間がかかる。また第一楽章終わると聴衆が拍手。指揮者が調子に乗って「1920年以降いつもこうだった」と笑わせこの曲への賛辞を絶やさない。休み無しで第三楽章。最後のデジャブは意外と対旋律が邪魔をして安らぎが戻ってこない。
この曲がなぜブラームスよりも評価されないのかはこうやって比較されると良く解る。ブラームスのほうが構成的に遥かに優れているのだ。更にブラームス以上に音楽史を更新しなかった印象派に入れられてもロマンティックな曲。普段の演奏よりもちっと早く52分。
14.03.2017 Dienstag 20:00 Uhr
Vergangene Veranstaltung
F. Dego, Gürzenich-Orchester Köln, R. Norrington: Brahms, Elgar
Kölner Philharmonie
Francesca Dego Violine
Gürzenich-Orchester Köln
Sir Roger Norrington Dirigent
Johannes Brahms
Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 77 (1878)
Pause
Edward Elgar
Sinfonie Nr. 1 As-Dur op. 55 (1907/08)
Pause gegen 20:45 | Ende gegen 22:00
19:00 Uhr, Empore : Einführung in das Konzert
Eintritt nur mit gültiger Konzertkarte
Website des Veranstalters:
Gürzenich-Orchester Köln
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲