Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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291. »Halleluja - Oratorium balbulum«, WDR, 4月29日

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291. »Halleluja - Oratorium balbulum«, WDR, 4月29日

最初に日本映画に行く。昔TVで見た「柔道一直線」や「サインはV」の様にスポーツの根性物語で今でもせっせと作られているらしい。何時もの様に音が小さい。2009年に制作された映像は傷だらけ。今でもデジタルになっていないのか?日本選手で先のオリンピックで活躍した黒人のメンバーも出て来るところが今までと違った部分。

KAZE GA TSUYOKU FUITEIRU風が強く吹いている
FEEL THE WIND

Regie: Ômori Sumio
Spieldauer: 133 Min.
Produktionjahr: 2009
Sprache: OmeU
Das Regiedebut von Ômori Sumio dreht sich um eines der größten Sportevents japanischer Universitäten, den Hakone Ekiden. Der im Fernsehen übertragene zweitägige Staffelmarathon findet jedes Jahr Anfang Januar statt, erstreckt sich über etwa 220 Kilometer zwischen Tokyo und Hakone und bringt den teilnehmenden Hochschulen einen bedeutenden Prestigegewinn. Im Film wachsen zehn sehr unterschiedlich qualifizierte Studenten mit eigenwilligen Charakteren als Laufteam zusammen und kämpfen vereint für ihren Sieg.

7時から何時ものように8陣コンサートの解説。ケルンでやったベリオの過去の「コロ」と言う作品は合唱とオーケストラを完全に新しく定義し直したと解説して、まずレヴァクーゼンの高校プロジェクトで生徒のエレキ・ヴァイオリン、アコーディオン、チェロ、ツィッター、ヴィブラホーンでアイヴスのアスペクテの暴力的に増幅された雑音を使った何らかの曲を試みる。即興ではないので再現はできるらしい。

エトヴェシュの作品はまず最初のWPの2008年の委嘱から始まったらしい。2009年にペーター・エスターハージーにテキストを作らせて、2010年に終わり作曲したがかなりカットしたらしい。その後の共催としてのっかった委嘱者が凄い。ザルツブルク音楽祭、ウィーン・コンツェルトハウス、ウィーンモデルン、ミュンヘンのジーメンス財団、ブダペストの芸術宮殿、WDR、アハトブリュッケン、チューリッヒのトーン八レ、シドニー交響楽団。少なくともこれだけ再演が予定されているらしい。エトヴェスの「ハレルヤ」は過去の「ハレルヤ」の培養形となる。

シュマンIはセクエンツァIIの管弦楽版だが何でセクエンツァIをシュマンIとしなかったのかは不明。3つのスーパー・ハープが重なるように配置。それから特殊奏法のデモンストレーション。ペダルと常に動かしてトリラー・アルペジオ、低音の響かせ奏法、バルトーク・ピチカート、音響版打ちなどを紹介。

本番はこの音楽祭がインターネットでも1週間聴けると言う事、毎年20000万人の聴衆が来ることなどをWDRのインテンダントと市長が紹介。ケルンはこれからも現代音楽で売り出す町となるのが確定で、補助も市・州・国から少なくとも三重に政治レヴェルから入っていてその他にスポンサーや放送局などが加わる形になっていて、今流行のフェイクニュースに対抗すると現代的に宣言。
本番のシュマンはブーレーズのノータシオンに似ていて過去の小規模作品の晩年における拡大培養形だが、結局全部のセクエンツァの編曲はブーレーズ同様未完成に終わる。ハープのソロで始まる。ピアノ、チェレスタ、チェンバロを含む鍵盤楽器付きの3管の大編成だが打楽器が全くない。そこにはソロの特殊奏法はマルテラートやキーノイズの様に管弦楽にかなり埋もれてしまう。しかし第一ソロが男性なので大きくて良く聴こえる。13分55秒。

エトヴェシュのオラトリオは現在でも受難曲と共に生きているという前提のために作曲。TVカメラが入っていて、かなり大胆に始まる3管編成の打楽器9人とアコーディオン。語り手はマイク。ヴァイオリン・ソロで過去のオラトリオから引用。余りギャラの高いいい歌手は使えないが、筋の運びはカーゲルの「聖バッハ受難曲」に似ている。並行4度の合唱はバルトーク。

テキストが現代的で面白い。いきなり安っぽく皮肉られたウィキペディアが出て来て聴衆が笑う。音楽とは何かの哲学が始まる。更に経済の話。もしバルトークにハレルヤがあったら音楽は「カンタータ・プロファーナ」みたいに鳴る。バッハのBWV-21.WPからWDRにオケの変更はベリオのシンフォニアから来ている。ニーチェも出る。第一部16分50秒。

政府の官房長官。9.11のワールド・トレードセンター、トマトジュース、ヴォツェックのようなB・A・ツィンマーマン風の音楽。コーラスの口笛、ティンパニのジャンプ打ち。そこに労働組合で笑。「ハレルヤ」は作曲できないと語り、今度はムソルグスキー。第二部12分30秒。

サラエヴォ危機、ザルツブルク音楽祭初演の2016年が今年の2017年に変更、これもベリオから来る。どもりのテキスト。ノーノの「イル・カント・ソスペソ」のように音楽よりもテキストに比重がある。ここで文化の問題を述べる。ゴスペルの「ハレルヤ」も引用。ツァイト・ビルト。第三部は10分10秒。

アタッカで共産党の終焉に言及。今日のフェイク・ニュースに繋がるテキストが続く。このオラトリオについての査定を述べる。モーツァルトとブルックナーの「ハレルヤ」の引用。塩・胡椒で最後に短三和音からなる引用で終わる。9分40秒。計49分10秒。

最後のアイヴスの4番は実は初めて実演を聴く。小澤氏は一人で全部指揮するらしいが、今回はスコア通り2人に指揮させるシュトックハウゼンに「グルッペン」の先駆者。左に木管楽器、真ん中に弦楽器、右に金管楽器だけを集めたのはそのせいらしい。打楽器9、鍵盤楽器4、フェルン・オケ2、フラグメントの積み重ね。すぐにフェルン・オケがモニターで反応。3分36秒。

第二指揮者を移動させて第二楽章のカオス。11分03秒。その後打楽器4人がフェルン・コアに移動。

第三楽章は弱進行付きのフーガ。7分05秒。

第四楽章は新版だと思う。トランペット4、トローンボーン4の大きな編成。8分10秒。計29分54秒。

帰りに予告なくただで出たビール2杯飲みながら岸野さんに会う。N響トゥモロ―を話したら虐められないかなと心配してたが、多分大丈夫でしょうと言ったが思い直して、いや待てよ、自分は昔札幌交響楽団の第二ファゴット奏者にパート譜に「この人キチガイ」と書かれたことを話してやった。

その後はまだ電車が来るまでに時間があるのでツェルトのジャズを10分だけ外で立ち見で聴く。ヴィブラフォンのアルコが鳴らないドナウエッシンゲンのような前衛ジャズ。

WDR Sinfonieorchester Köln | Eötvös, Chiacciarini
»Heutzutage ein Prophet zu sein ist eigentlich unmöglich; alles ist unvorhersehbar. Oder die Zukunft ist schon Gegenwart, bevor ein stotternder Prophet seine Vision fertig ausgesprochen hat …« (Peter Eötvös)

Andreas Mildner | Harfe
Iris Vermillion | Mezzosopran
Topi Lehtipuu | Tenor
Matthias Brandt | Sprecher
Paulo Álvares | Klavier

WDR Rundfunkchor Köln

WDR Sinfonieorchester Köln
Peter Eötvös | Dirigent
Mariano Chiacchiarini | Dirigent, Choreinstudierung


Luciano Berio
Chemins I (sur Sequenza II) (1964–65)
für Harfe und Orchester

Peter Eötvös
Halleluja – Oratorium balbulum (2015)
Vier Fragmente für Mezzosopran, Tenor, Erzähler, Chor und Orchester
Original ungarischer Text von Péter Esterházy, Deutsche Übersetzung: György Buda
Kompositionsauftrag der Salzburger Festspiele und des Wiener Konzerthauses gemeinsam mit Wien Modern, unterstützt von der Ernst von Siemens Musikstiftung, dem Müpa Budapest – Palast der Künste, dem WDR und ACHT BRÜCKEN | Musik für Köln, der Tonhalle-Gesellschaft Zürich und dem Sydney Symphony Orchestra
Deutsche Erstaufführung

Pause

Charles Ives
Sinfonie Nr. 4 (um 1912–25)
für Klavier, Orchester und gemischten Chor
Pause gegen 21:00 | Ende gegen 21:50
Das Konzert im Radio: Live, WDR 3 Konzert
19:00 Uhr, Konzertsaal : Einführung ins Konzert durch Michael Struck-Schloen mit Andreas Mildner und Peter Eötvös
Westdeutscher Rundfunk

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2017年05月01日

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