Shigeru Kan-noさん
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フンクハウス、11月30日
まず初めに木曜日なので公開プローベに行く。パトリック・ハーンが紹介するには、ベルリンフィルの楽員だった30も行かない若い小さなお姉ちゃんが指揮者に転向。カネラキスはギリシャ系の名前。最近はBPから楽器を辞めて指揮者に転向する人が多い。有名なのはルートヴィックスハーフェンのシュテフェンやマインツのボイマー。楽器が上手いのですぐ指揮科に入れ直せるらしい。
昼のプローベはただなので夜の本番よりも客が入る。チャイコフスキーの1番のフィナーレ、練習番号10の8小節前から。低音金管ばかりが充実。意外と弦のプローベに甘い。外国人なのでそんなに練習が上手いほどではない。練習箇所EとD.の弦の馬鹿なりが止まらない。やたらと説明が長い。最後まで行ったので第一楽章に戻る。
その後音大に行ったらケルン国際音楽コンクールの声楽部門の練習やってたので後でまた来ることにする。図書館でヒンデミットの「キャデラック」のオペラのピアノ譜を買って来てそのあとでまた音大に戻る。審査員がすごい。マリアーナ・リポチェック、元ウィーン国立歌劇場の合唱指揮者のヘルムート・フロウシャウアー、ケルン・オペラのインテンダンティンなど。案の定2次予選は韓国人ばかり残っている。そのうちの最後の3人を聴く。
韓国の女性。この声の水準ではオペラで歌ってもおかしくはない。ぴっちーには曲一面を声ばかりで埋める間違った努力。オペレッタになるとかなり暗くて真面目過ぎる。単純さが不足。ヴェルディは徹底さに欠ける。細かいテキストに配慮が欠けるがそれでも使える。
2番目はドイツ人。日本人の伴奏者はオケで実際どう響くのかわかっていない。ヴィブラートで安定し無い言葉を味わわない歌唱。声の中に言葉の意味が溺れてしまう。しかしフランス語のあいまいなオペラにはこのやり方が意外と合う。最後はアメリカの安っぽいオペラ歌手。曲が多すぎるのかプッチーニは割愛。オペレッタも何とか雰囲気を保つ。
最後も韓国人で同じ韓国人の伴奏。ヘンデルの細いがはっきりとした声はキャラクター・ソプラノ。コロラトゥーラまでもう少し。オペレッタは表情が豊か、これは明日のフィナーレまで行きそう。最後の声の伸びもフレーニを思わせ演技も完全に体に入っている。ドニゼッティは今までのグルベローヴァなどのルチアとは違うが実際のオペラに投入するのは問題がない。巧みにいろんな役をこなせる。カデンツァもその声でやってしまう。スミ・ジョーのレベルまであと少し。
7時15分から作曲者の解説。英語だけじゃなくてイタリア語もフランス語も達者でニコニコしてるコルネリア・ビットマンが司会。今日は弦楽四重奏の話。ミュラーユの他に、バスケンラントのラスカーノとデンマークの若手グラーアップも招待されている。
このデンマーク人は演奏されない第一弦楽四重奏曲の発展の形で2番を時間の発展の興味がないサミュエル・バケットの文学作品の助けを借りて作曲。しかし弓の押しつけはあるそうだ。バスケン人は今までの後を振り返ったプロセスとして作曲したので他の芸術とは関係ないエネルギーの豊富な建築的絶対音楽。ミュラーユも第一SQ。ベルリオーズの固定想念を持ってくる。リゲティのテクニックも多量に挿入だが違って聴こえると言う。演劇のようにオルガニゼーションしてるとも言う。
本番にはビットマンが衣装を替えて出現して同時に生放送が始まる。デンマーク人は北欧的に透き通ったしゃれた曲。弱音気を付けたまま。一旦初めのユニゾンに戻る。そのあとにアレグロが来てプレスも始まる。また元の静寂が来るが小さな細かいフガートなどで十分に静かにならない。またプレス、良い曲なのに金属の弱音器を床に落としてしまう。
B・A・ツィマーマンのダイアローグに対するモノローグの版があるのを初めて知った。多分ソリの部分の楽譜だけで演奏時間が1分だけ協奏曲より短い。曲の良しあしがわからないがただ与えられた仕事だけを黙々とこなすというピアノ・デュオ。WDR来年の生誕100周年に向けてB・A・ツィンマーマンの録音を片っ端からしまくっている。バッハのカンタータ140番の引用。次は音の塊でかなり乱暴なクラスター。印象主義の復活などで構成。
ロルカーノはノーノのSQのように微分音。ディオティマ・カルテットにふさわしい音色の戯れ。プロセス作曲法。予定の13分よりかなり越しているが良い曲である。
ミュラーユはオクターヴも4分音もあるらしい。駒の上だけで弾いたような側面奏法。太鼓のようなピチカート。書き慣れているが無名新人のようなフレッシュ感はないいつも頭の部分が戻ってくる構成法。4分音は重ねるのではなく音階的にいつも下がってくるそれ以上の曲でないしそれ以下の曲でもない。メシアのトリルもあるが30分で終わらない曲だったのですぐに帰りの電車に飛び込む。
Quatuor Diotima
GrauSchumacher Piano Duo
Tristan Murail
Songes, ombres et fumées (2017-2018)
Quatuor à cordes
Deutsche Erstaufführung
Bernd Alois Zimmermann
Monologe (1964)
für zwei Klaviere
Ramon Lazkano
Etze (2016)
für Streichquartett
Deutsche Erstaufführung
Rune Glerup
Neues Werk (2017)
für Streichquartett
Deutsche Erstaufführung
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲