Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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321.ケルンの「リゴレット」1月4日

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12時半のプローベが15分前でも満杯で振られたので仕方なく図書館に行ってワーグナーの「リエンチ」のピアノ譜の買いなおしをする。

音大に行ってみたが4日で新年早々オーケストラの分奏・レギスター・プローベしている。ブラームスノ4番はシューベルトのように弦の出番が多く辛いので良くやるが、終楽章の最後の方だけを見てきた。さすがに音大のオケになるとすぐには合わない。

オペラはザール2の方で、ザール1で「こうもり」やっている最中に準備したらしい。普通のオペラハウスのように毎日替える舞台機能が無いので、2つのザールを使いオペラを代わるがわる上演している。ザール3は子供用オペラ専用で2階にある。

オケピットが本来の形なので歌が奥になり良く聴こえない音響上の欠点が目立ってくる。従って何時ものように声が良く届かないが、今日は全席15ユーロ均一なので客席は空席が全く出ない満杯。隣の若いお姉ちゃんたちはロシア語を大声でしゃべってドイツ語のプログラム読んでいる。オケは木管が正面で通常のコンサートに近い配置なので振り易いし音響上のバランスも良好である。

リゴレット」も普通は行かない、ケルンに行く口実を作るための消化公演。最後に見たのは思い出せない。多分ヴェローナか?ルール地方は1989年にゲルゼンキルヒェンでレベルの高い公演を見たことがある。前奏はウィーンよりもしっかり丁寧に正確にやるのでいい加減なイタリアオペラからかなり疎外される。そのリズムの几帳面さは凄い曲のように思わせるには十分の演奏だが、実際は決して難しくない簡単なスコアである。「前奏の間リゴレットが首を吊ったような格好で立ってる。

次のバンダは小さいミスが目立つので学生かもしれない。全体で6管編成しかないのでコンサートとオペラ同時にやって、残りに4週間の休暇を与えればもうバンダは残っていないからである。舞台はで大砲みたいに巨大な男性器!女の演出にしては大胆。今回もバレエ・ダンサーを数人借り出して躍らせている。かなり声に問題がある決して一流でない車椅子のおんぼろ客たちの娘を狙う。韓国人がいないと声的にこんなに寂しい公演になってしまうのがとても残念。オケは相変わらずこんな単純なスコアを真面目に伴奏するので曲自体が傑作に見えてしまう。終わった合唱団の連中が音を立てて脇の通路を退場で煩い。

ジルダの声はまず目立たないが、コロラトゥーラアリアを歌いきる。まあーシュトットガルトの学生でも歌ったところを伴奏したことがある簡単な曲だが。56分26秒。

歌の舞台が遠いとリズムまでが曖昧に聴こえる。すべて音響の仕業である。リゴレットのバリトンの声も完全に安定しているわけではない。この日はダブルキャストの韓国人が非番の日。ジルダが調子を上げ声が出て来てリゴレットを抜く。29分33秒でまた休憩か?電車に乗り遅れてしまう!

有名なテノールのアリア。声は最高なのだが奥で歌ってオケには負けてしまって残念。とにかくバランスが悪くて歌自体に火が付かなくてしょうがない。良い声でも声のあんまり出ない人らしい。ちょっとでも舞台の奥に入るともう聴こえなくてダメで、まだジルダやリゴレットの方が聴こえる。しかし誰かが携帯の呼び出し音を切らない。ある朗唱部分でオーボエも弦と同じく長い音が吹けるのを再発見、もうこの時代から使われていた。ロッシーニのような嵐の演奏。ピッチカートも大きくて良く聴こえて頼もしい!リゴレットが歌う雨上がりの「アルプス交響曲」の「日の出」のモチーフ。ここに来るジルダの弱弱しい声は全部聴こえなくて最適。拍手しないですぐ来る汽車に滑り込みでセーフ!32分01秒。

Giuseppe Verdi
Rigoletto
Oper in drei Akten
Libretto von Francesco Maria Piave
nach einem Schauspiel "Le roi s’amuse" von Victor Hugo
in italienischer Sprache mit deutschen Übertiteln
Musik von Giuseppe Verdi (1813 - 1901)
04 Zum Kalender hinzufügen

StaatenHaus Saal 2 / 19:30 – 22:30 / Vorstellung / Einheitspreis € 15,-
Inhalt
Am Hofe des Herzogs von Mantua sind menschenverachtende Schikane und sexuelle Ausschweifung gang und gäbe. Der Hofnarr Rigoletto nimmt in diesem Spiel die Rolle eines zynischmachiavellistischen Kommentators ein. Niemand weiß jedoch von Rigolettos schwacher Seite: Fernab der Öffentlichkeit zieht er seine Tochter … Gilda auf, ängstlich bemüht, sie vor den gefährlichen Einwirkungen der Außenwelt zu bewahren. Sein persönlicher Niedergang nimmt seinen Anfang, als Gilda die Bekanntschaft des inkognito auftretenden Herzogs macht.
Inszenierung
Bei der Wiederaufnahme in der Inszenierung von Katharina Thalbach steht Maestro Gabriel Feltz am Pult des Gürzenich-Orchesters, die Besetzung ist hochkarätig: Die Rolle des Rigoletto übernimmt Nicholas Pallesen, dem Kölner Publikum als Ford in der gefeierten Produktion »Falstaff« bekannt. Liparit Avetisyan singt … den Herzog von Mantua. Ihr Kölner Debüt gibt Koloratur-Star Nina Minasyan in der Rolle der Gilda, in der sieu. a. regelmäßig im Moskauer Bolschoi-Theater zu erleben ist.
Besetzung
Musikalische Leitung Gabriel Feltz / Inszenierung Katharina Thalbach / Bühne & Kostüme Ezio Toffolutti / Licht Andreas Grüter / Choreografie Nadine Schori / Chorleitung Andrew Ollivant / Dramaturgie Birgit Meyer /
Herzog von Mantua
Liparit Avetisyan / Jeongki Cho
Rigoletto
Nicholas Pallesen
Gilda
Nina Minasyan
Graf von Monterone
Michael Mrosek
Graf Ceprano
Insik Choi
Die Gräfin Ceprano
María Isabel Segarra
Marullo
Hoeup Choi
Borsa
Alexander Fedin
Sparafucile
Lucas Singer
Maddalena
Marta Wryk
Giovanna
Judith Thielsen
Ein Page
Constanze Meijer
Ein Gerichtsdiener
Nam-Uk Baik
Chor
Chor der Oper Köln
Orchester
Gürzenich-Orchester Köln

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2018年01月06日

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Shigeru Kan-no

2018年01月11日 19時02分54秒

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