Shigeru Kan-noさん
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まずは風邪を押して何時ものように音楽図書館で払い下げのスコアを買い取りに行く。もう有名どころは全部あるので知らない作曲家中心に漁る。ハイモ・エルプセとウィリー・ブルクハルトの知らない作曲家が売れないとみて1冊30セントを付けているので5冊ごっそり取ってきた。両方とも20世紀の近代音楽で印象派ではなくて無調だ。なんかの参考になりそうだ!
1時間前の解説は何時ものあの話好きの指揮者が出て来てくだらない問答を始めるが、決まって何で今日の作曲家は何でこういう組み合わせになったのか聞かれる。古臭いドイツ3大Bならぬ、新しいヨーロッパ3大Bらしい。ベートーヴェンは残るとしてもバッハはもう古楽の領域だし、ブラームスは古臭いだけまだまだグローバル化してない。
ベト2の3楽章の破行リズムを真面目ではないと刺激的だと茶化して見せる。次にブーレーズの話になる。SWRの常任時代地元のバーデン・バーデンのブーレーズの家に良く行ったらしい。今回のは20歳ぐらいの作品。名前をベルリオーズと間違ったりする。彼の権力はポスト・カラヤンと言われ世界中にベルリン・フィルをはじめ息のかかった常任指揮者とメジャー作曲家を配置しているので、当時世界中からの参拝客が後が絶たないが、何回行っても彼自身の謎が晴れないらしい。彼の書斎には自作のすべての版の原稿があるらしく、音例として「弦楽のための本」から中間部。
次にバルトークの話は昨日したから話したくないらしく指揮者が帰ってしまい、司会のお姉ちゃんが当たり前の原稿を読み始める。音例は最初の4度だけの跳躍と2楽章の並行メロディー、4楽章の引用の引用、終楽章のクラシックなフガート。
演奏になると解説とは全く違って、東京の学生時代にレコードでしか聴いたことのない「本」はノーノのような線描的音楽。あたかもノーノの作品1の「変奏付きのテーマ」を思い出す。それを16型の弦楽でやる。ウェーベルンやベルクと言うよりもシェーンベルクの書法を受け継いでいるように見える。最期に12音全部とも思えるクラスターで終わる。約12分。
ベートーヴェンの2番。さっぱりしたピアノ。弦はしっかりと音を合わせているが何時もの硬さが抜けない。14分18秒。注意深く丁寧に演奏してるし良く合わせている第二楽章。8分28秒。飛ばすことはなく普通にコンパクトなフィナーレの第三楽章。5分40秒。
アンコールは多分グリーグのピアノ曲。あの和声の使い方は絶対に北欧的。
オケコンはここでは最後に3楽章抜きの昼間のプローベで見たきりかもしれない。プローべと言うと昔ウィーンフィルでメータの指揮でも見たことがあるし、レッスン受けたし、青少年オケちょっと振ったし、良く知っている。弦が無いように本当にPPから始める。その後のffへの伸びが凄いこと。金管の交互の繰り返しのバランスが凄く良い。特にトロンボーン、トランペットにミスが多いのはアカデミーのトラが入っているせいか?10分02秒。すぐ2楽章。やはりここでもトランぺットの複調メロディーに不完全さ。トロンボーンが最高級。再現部の前の間はかなり開ける。6分24秒。非常に濃い弦の第三楽章。6分53分。同じく豊かすぎる弦の4楽章。4分07秒。フィナーレも16型の弦は多すぎると思うくらい。14型で充分だった。トランペットのソロが聴こえないくらいに弦がいっぱい。終わり方が第一稿の従っていて珍しい。9分35秒。
その後でアナウンス、首席ヴィオラ奏者の引退と、今回は良くも悪くとアカデミーの学生が多く入っていること、様子は全部インターネットで公開していること、明日からはマドリードから始まって今週いっぱいスペイン演奏旅行に行くこと。
それでアンコール?第二稿で終わるのかと思ったらスラヴ舞曲。それも3管編成16型でやるので凄い音。マーラーのようなシンバル付き大太鼓だが、16型で第三クラは第一ト一緒に吹いているのだろう?
サイン会は無視して電車に乗ったらアラブ系か肌の浅黒いおっさんが前の席で携帯で正々堂々とポルノ動画を見ていた!
06.02.2018 Dienstag 20:00 Uhr
B. Grosvenor, Gürzenich-Orchester Köln, F. Roth: Bartók, Beethoven, Boulez
Kölner Philharmonie
Benjamin Grosvenor Klavier
Gürzenich-Orchester Köln
François-Xavier Roth Dirigent
Pierre Boulez
Livre pour cordes (1968)
für Streichorchester
Ludwig van Beethoven
Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 B-Dur op. 19 (1786–1801)
Pause
Béla Bartók
Konzert für Orchester Sz 116 (1943)
Pause gegen 20:50 | Ende gegen 22:00
GO PLUS – dieses Konzert wird live im Internet übertragen
19:00 Uhr, Empore : Einführung in das Konzert
Eintritt nur mit gültiger Konzertkarte
Website des Veranstalters:
Gürzenich-Orchester Köln
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲