Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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344. ボンの「2人のフォスカリ

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」I DUE FOSCARI 29 Jun 19:30 H GIUSEPPE VERDI

シューマンハウスで世界の国ごとのピアノ現代曲集を漁る。ドイツは言うまでもないが、色々譜面を見比べて一番前衛そうなブラジルとルーマニアの現代ピアノ音楽も買ってくる。それぞれ2巻に分かれているが、第一巻はほとんどドビッシーかバルトークのような近代音楽と言うべき作品の羅列、第二巻からラジカルが記譜法が並んでいる。計6冊を買い出ようとしたら「現代音楽の展望」に関する論文集に目が留まる。ウォルフガング・ブルデが監修しハンス・ハインツ・シュテユッケンシュミットの65歳の誕生日に捧げられた1968年代のそうそうたるメンバーが揃っている。テオドール・w・アドルノやヨーゼフ・ルーファーらに交じって吉田秀和の論文に目が留まる。この人は自分を音楽評論家と称しているので日本国内ではその評論しか読んだことがないが、ドイツなどの国外で音楽学の仕事を特に難解な現代音楽において本気でまじめにしてたのは知らなかった。今の偽評論家と比べると雲泥の差である。テーマは「日本の最近の100年間の音楽の発展」と言う題名であるが、難解なドイツ語でびっしりと書いてある。重宝なのでピアノの楽譜と一緒に買って来た。全7冊3ユーロ也。

その後オペラの前に鈴木昭夫の音響アートを地図で探して行って見たが現地には何もなく未だに謎で結局探しきれなかった。

肝心のオペラの方であるがこのオペラはスカラ座だったか一度通してヴィデオで見たことがある。筋が地味だが、「フィガロの結婚」と同じ長さの2時間50分かかったと記憶している。今回はそれよりも早く終わりそうなので繰り返しはかなりカットしていると思われる。

ボン・オペラはここ数年ヴェルディの初期の珍しいオペラを片っ端から上演して、これらはすべてイタリアオペラ専門のフンブルクの指揮である。彼もさすがに歳を取って白髪だらけで凄く円熟して未だに大振りではあるが既に巨匠の地位にまで進化している。木管が正面に座る。弦が10型ぐらいでコンバスは3だがさすがにバランスが良く、前回まで聴こえなかった弦の霞までも聴こえる、かと言って歌が聴こえないわけでもない。

しかし短い前奏の後の狭い舞台だが綿密に作られている中での歌手の立ち上がりが良くなくて、男性陣:フランチェスコとヤコポ声が生煮えでちぐはぐに聴こえる。本番の前の発声を十分にやってないような感じである。現代的な服装であるが、回り舞台で合唱もその前でしか歌わないのでピアニッシモでも何時ものヴェルディ節の音響のバランスが文句なしに出て来る。「リゴレット」や「椿姫」のような単純書法のアリアが頻繁に出てくる。TVカメラを持った合唱団は映さないで演技だけ。父が息子を解放する。イタリア系の歌手たちであるがエンジンがかからなくて生々しく聴こえる。すべての音域が一様でなく斑があるのだ。フランチェスコが特に大きくかぶって無理に出そうとするから声が一様にならないし息が続かない。マシンガンを持った警備兵。ドニゼッティが良く使う伴奏形。舞台の大きなテープ・レコーダーが回る。
ルクレツィアの声はロシア系だが最初から申し分なしノドラマティコ。40分でカットしないと60分と思われる。

2幕はヴァイオリンとチェロのソリで始まる。回り舞台を使っていちいちすべての舞台を転換する。元気で激しく劇的な伴奏。鋭いピッコロなどは作曲技法の欠陥を良く補っている。舞台裏のバンダは録音らしい。ここでやっとフォスカリ親子の声のエンジンがかかって満足のいくような声になる。26分。2幕途中で大きく舞台転換。ドージェの講演。子をまた監獄に送る親子の葛藤。法律がすべてだとするどっかの国ようなテーマを強調する。10分。

3幕の頭はエクストラ・コアが入っているので音量が豊富に出て来る。イタリア賛歌の豪華な舞台。ヤコポがまず最初にピストル自殺をする。ドージェのモノローグト血だらけの妻のモノローグ。血を総督にも塗る。更にフランチェスコの長いアリアは合唱の支えを伴う。妻はドージェにも自殺させようとピストルを持たせたところで終わる。32分。



Opernhaus
GIUSEPPE VERDI
Lyrische Tragödie in drei Akten
Libretto von Francesco Maria Piave nach George Byrons
Drama THE TWO FOSCARI
– in italienischer Sprache mit deutschen Übertiteln –
I DUE FOSCARI ist erst die sechste Oper des jungen Giuseppe Verdi, und doch zeigt das Werk schon viel von späterer Meisterschaft: große theaterwirksame Szenen, aber auch intime, lyrische Momente, und eine Tendenz, vor allem in den Finali des zweiten und dritten Aktes, einzelne musikalische Nummern zu größeren Einheiten zusammenzufügen und so die dramatische Spannung zu steigern. Auch faszinierten den Komponisten der Stoff und vor allem die handelnden Personen: Ein tragischer alter Mann – der Doge Francesco Foscari, dessen Familie durch Hass und Intrigen zerstört wird –, sein unschuldig verurteilter Sohn, ein bösartiger Gegenspieler und schließlich eine aufopfernd liebende Frau. Vor dem Ambiente des Venedig des 15. Jahrhunderts entfaltet sich ein Renaissance-Drama voller glühender Intensität und Spannung. Vorlage für Giuseppe Verdi und seinen Librettisten Francesco Maria Piave war die 1821 erschienene Tragödie THE TWO FOSCARI des englischen Dramatikers Lord Byron. Dreizehn Jahre vor SIMON BOCCANEGRA bearbeitete Verdi hier erstmals einen Dogen-Stoff, und vieles, was in späteren Werken wie RIGOLETTO oder IL TROVATORE zur Meisterschaft entwickelt ist, lässt sich in I DUE FOSCARI schon erahnen. Mit dieser Oper schließt die Oper Bonn ihren Zyklus mit frühen Verdi- Opern ab; in dieser Reihe waren zuvor GIOVANNA D’ARCO, JÉRUSALEM und ATTILA zu erleben gewesen.

HINWEIS | Eine Stunde vor Aufführungsbeginn stehen im Foyer unsere
ehrenamtlichen OPERNFÜHRER für Sie bereit und freuen sich
auf Ihre Fragen zu Werk und Inszenierung.
Besetzung
Francesco Foscari                                                       
Lucio Gallo [P] [6.5.|11.5.|19.5.|26.5.|3.6.|24.6.|29.6.]
Jacopo Foscari                                                              
Felipe Rojas Velozo
Lucrezia Contarini                                                       
Anna Princeva
Pisana
Ava Gesell *
Jacopo Loredano                                            
Leonard Bernad
Barbarigo
Christian Georg
Chor / Extrachor des THEATER BONN
 
Beethoven Orchester Bonn
 
Musikalische Leitung
Will Humburg
Regie
Philipp Kochheim
Bühne
Piero Vinciguerra
Kostüme
Mathilde Grebot
Licht
Max Karbe
Choreinstudierung
Marco Medved
Regieassistenz und Abendspielleitung
Barbara Schröder
Studienleitung
Julia Strelchenko
Bühnenbildassistenz
Ansgar Baradoy
Kostümassistenz
Dieter Hauber
Inspizienz
Karsten Sandleben
* Studentin der Hochschule für Musik und Tanz Köln

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2018年07月01日

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