Shigeru Kan-noさん
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先のこの曲の解説を受けてすぐに6時から本番。この実況中継は2時間遅れてFMラジオで放送されるしネットでその時間に日本でも聴ける。まず曲順の変更。ポサダスの曲が最初に来て、さっきGPで全曲聴いたハースの曲が次になる。多分後の2台のハープのセッティングの関係だと思う。ポサダスはスペイン人であるが本人に聞けば多分カタロニア人というであろう。珍しくスライド・トランペットが入っている。更にアコーディオンとコントラ・ファゴットが目立っている。トランペットはピストン・トランペットもあるがやはりこれにもスライドが付いていて更に2重音を試みる。トロンボーンもこれを受けて2重音で応答するガ時々テナーホルンに持ち替え更に2重音も試みる。バスクラリネットは譜面ではなくてタブレットを見て演奏して更にサクソホーンに持ち替える。
トランペットにクラリネットのマウスピースを取り付けた工夫は面白い。自分は昔フルーティストに楽器の中にトランペット双方するように勧められたがその逆を行っている。昔懐かしいハーモニウムも入っている。これで半音階クラスターすると以外に新鮮に響く。スライド・トランペットはベルを手でワウワウ・ミュートする。24分。
ハースの曲はさっきGPで正面から聴いた。もう一度聴くが今度は後ろから聴いてみる。さすがに本番は誰も子供を連れてこない。同じくスライド・ピストン・トランペットを使っている。スライドがあると微分音を作るのが楽になる。更にピッコロ・トランペット持ち替え。それにしても繰り返しのクレッシェンドは笑っちゃう。23分。
休憩が長い。アペルギスは全楽器ライブ・エレクトロニックするからセッティングが複雑すぎるのだ。取り直しは許されない。歌とシュプラッヘの歌手もマイクで増幅。配線が複雑極まる。ポザウネの長時間のペダル・トーン、ファゴットの微分音のグリッサンドで、最後の弦楽器のフラジェオレットのクラスターはそれでも美しかったけれども、しかしこの時点でこの曲はあまり傑作だとは思われない。
コンサートが2時間かかったのでインテンダントが出てきて次のコンサートの行きたい人はあまり急がないように開始を遅らせることを報告。
6.Contretemps
Contretemps.
D. Michel-Dansac, , G. Preinfalk, C. Walder, A. Nyqvist, M. Rudolfsson, V. Tarrête, Klangforum Wien, S. Cambreling: Aperghis, Haas, Posadas
ということで口実で5ユーロで買って交通費代わりにいた7時からの放送局でのベートーヴェンのSQコンサート音はまったくキャンセルした。急いで博物館の中の映画館に移動。
MI 01. Mai | 18:00
19:00 Funkhauskonzert
Kuss Quartett & Bas Böttcher
ということで最後の曲だがこれも4時半に一回最初の20分まで聴いているが今回は反対方向から全曲聴く。既にかなりの聴衆が入っている。ここでやっと最初の映像は声帯ではなくて口の中の舌の映像とわかった。映像はすべて白黒反転らしい。いろんな映像を出すがすべて生で作ったものを出す。歌唱のほうはべリオのセクエンツァIIIのレベルとそれをライブ・エレクトロニックしたもの。部分的にロシア語とみられる言語も使うが、まさか今日来るときに電車で話してた連中ではあるまい!?50分で終わる。
7. Machinations
Ensemble de Théâtre Musical der Hochschule der Künste Bern, , B. Piccand, L. Inauen, O. Pasquet, P. Sublet, N. Radivojevic: Aperghis
MI 01. Mai | 20:00
Kino im Museum Ludwig
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲