Shigeru Kan-noさん
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オペラ・ボン12月25日
また時差ボケが治らないうちからすぐボンのオペラハウス。車のバッテリーが上がったりガソリンが無かったりで方々のスタンドを探し回ったので予定の電車を一時間遅れて乗って何時もの風景に堪能!みんなの喜ぶベートーヴェンの写真は後回しにしてぎりぎりでオペラハウスにとびこむ。
まず何時もの組み合わせのカヴァレリア・ルスティカーナであるが何時ものように始まらないで道化師の序章から始まる。5分38秒。パリアッチョの顔が二つある奇妙なマスクで、昔はもっといい歌手がいたものだが声が意外と曖昧。昔見たデュッセルドルフのプッチーニの三部作のように逆に順序を交換したとかと思ったが、それが終わると何時ものカヴァレリア・ルスティカーナ戻り始まるが、少しテンポが速く落ち着きがなくとも声と管弦楽のバランスは良い。字幕がドイツ語と共に英語圏の聴衆のために英語版も同時に出るのでこの5か月の間にこのハウスも少し進化したらしい。
ヴェルディとプッチーニも間の作曲家らしくワーグナーから来た半音階傾向のモノローグが長く続く。意外と合唱の場面は大きく広がらないし地味だが、これは演奏よりも音響のせいか弦も薄いし他の席にも同時に座らないと良くわからない。テノールはアトラントフを思わせる強靭な声のスラブ系の歌手?3管でコンバス4だから、12、10、8、6、4ぐらいか?最後の殺された息子のマンマも自害する。カットしたのかパリアッチを除いた部分の演奏は69分00秒。
良く動く指揮者なので休憩時間にメンバー表を見たら何時ものイタリアオペラ専門のフンブルクだった。
またパリアッチの序幕。今度は歌がないオケの部分だけを繋ぎ合わせたもの。二つのオペラを二つの仮面で共通させて演出上でも共通性を保って統一している。さっきと同じ回り舞台もフルに活用。そのほかは40人はいたか多数の子供のエキストラを使う。本物の曲芸師も数人投入、ウィーンでもシュトットガルトでもここまでの華やかな演出は見られなく、他の演出に比べて芸の場面が多い。各場面転換後のトランペットのファンファーレは舞台の上で吹かせて目立っている。ヴェルディの好機を思わせる色彩的伴奏形。愛された女の抵抗が凄くて演技が荒れまくる。間奏曲の前のコンバスの終始音の最低音Eはオーストリアと同じく楽譜に書かれていなくともふくらましてクレッシェンドするのでこの人はこのオペラの伝統的な効果を良く知っている。合唱は良くオケと合わなくなるが指揮者と言うよりも演出で動かしすぎて歌わせるからであろう。これでは指揮が良く見えない。最後に女を殺す場面はあっけない。この物語もイタリア語で絞めて終わり。66分20秒。
その後大急ぎで雨の中街の中央広場のべートーヴェンを撮りに行く。もうクリスマス市はなくベートーヴェンが光のロープで縛られていた。今年から来年にかけて盛大に生誕250年祭が用意されている。
CAVALLERIA RUSTICANA
Pietro Mascagni (1863 - 1945)
Melodramma in einem Akt
Libretto von Giovanni Targioni Tozzetti und Guido Menasci
DER BAJAZZO (PAGLIACCI)
Ruggero Leoncavallo (1857 – 1919)
Drama in zwei Akten und einem Prolog
In italienischer Sprache mit deutschen Übertiteln -
Kooperation mit dem Theater Erfurt
Cavalleria rusticana
Santuzza Dshamilja Kaiser
Turridu George Oniani
Lucia Anjara I. Bartz
Alfio Mark Morouse
Ivan Krutikov
Lola Ava Gesell
Pagliacci
Nedda Anna Princeva
Tanya Hurst
Canio George Oniani
Tonio Mark Morouse
Ivan Krutikov
Peppe Kieran Carrel
Silvio Giorgos Kanaris
Boyan Di
Un altro contadino Jeongmyeong Lee
Meisterjongleur Maximilian Koch
Cavalleria rusticana | Pagliacci
Chor Chor des Theater Bonn
Extrachor Extrachor des Theater Bonn
Kinder- und Jugendchor Kinder- u. Jugendchor des Theater Bonn
Statisterie Statisterie des Theater Bonn
Orchester Beethoven Orchester Bonn
Musikalische Leitung Will Humburg
Inszenierung Guy Montavon
Bühne Hank Irwin Kittel
Kostüme Bianca Deigner
Licht Max Karbe
Choreinstudierung Marco Medved
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲