Shigeru Kan-noさん
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10月2日、フンクハウス、10月3日
18:00 Uhr Festkonzert
Pierre Boulez
Initiale (1987) für 7 Blechbläser
Iannis Xenakis
Syrmos (1959) für Streichinstrumente
Klaus Ospald
Se da contra las piedras la libertad... (2021) für Klavier und 20 Blasinstrumente,
Kompositionsauftrag des WDR Uraufführung
Justé Janulyté
Recordare (2021) für Chor, Orchester und Orgel,
Kompositionsauftrag des WDR Uraufführung
Pierre-Laurent Aimard, Klavier
WDR Rundfunkchor
WDR Sinfonieorchester
Leitung: Enno Poppe
WDR Funkhaus, Klaus-von-Bismarck-Saal
Nach dem "Festkonzert" ist ein Parcours mit allerlei Überraschungen geplant. Ein Rundlauf, der durch die Kölner Innenstadt führt und an sechs sehr unterschiedlichen Orten spielen wird: Sechs Kurzprogramme, die, jeweils 10 bis 15 Minuten kurz, in sechs Kleingruppen à 25 Leuten, nacheinander besucht und von Guides begleitet werden. Bei diesem Reigen sind kurze Klassiker der Moderne, zu hören, und das an Orten, die nur wenigen bekannt sein dürften: Artothek, Baptisterium, Domforum, Galerie Karsten Greve, Konzertkasse der Kölner Philharmonie, Senftöpfchen-Theater.
16時からのパフォーマンスはチケットがあるのに売って無くて報道陣20人だけとか、入れてもらわなくて18時まで音大などをうろうろする。やたらとアルフレード・ブレンデルの看板が目につくが、また痛何時ものように客演講師で呼ぶらしい。シュトットガルトもその昔マリー・クレール・アランなどを呼んだことがあり、日本とは講師の格が全然違う。何時もの様に音楽教育家のコンクールの募集広告もある。
18時からのコンサートもチケットは手書きで予定価格よりも高いが、ベートーヴェン時代の第九の初演のように直前に値上げしてよいのか?司会のミヒャエル・シュトルック・シュローレンはこの70年間の輝かしい歴史ばかりを話す。
とにかくブーレーズのファンファーレから始まる。3分しかかからないピアノのノータシオンと同じくミニチュア作品は今日まで全く知られていない1987に作られ2010年に改訂された版。演奏が難しいとされるがもちろんセリエル的な音の運びがあるが、時々カノーニッシュな音の模倣も入る。経過する和音はデユッカスの「ラ・ペリ」を思い起こさせる。フラッターツンゲはクセナキスを想像させる。トランペット、ホルン、トロンボーンそれぞれ2でチューバが加わる7人での重い音。
次のクセナキスはこれも知られていないかなり初期の作品。コンマスにウィーン・フィルをサボって一時帰ってきたブルーメンシャインが入る。やはり現代音楽だけはドイツでやらないと腕が落ちてWPとてもBP同様売れなくなるのだろう。他の団員もウィーンでアンサンブル・コントラプンクテなどに入って腕が落ちない様に一流の現代音楽を常にやっている。毎晩ぶっつけ本番で年に300回のクラシック・オペラでは腕が上がらないのだ。従ってブルーメンシャインも未だにWDRのコンマスも辞めないでかけもちである。クセナキスのハーモニーは後期のように聴こえる。晩年のドナウエッシンゲンの新作のゲネプロの時にそう思ったが、これは初期のハーモニー・テクニックを晩年まで敷衍したに過ぎなかった事がわかった。同じ弦楽合奏でもぺンデレツキの有名な「広島」とは全然違って聴こえる。多分86442の小編成であろう。特殊奏法が多く更に当然グリッサンドも多い。11分。
オスパルトは生で聴くのはドナウエッシンゲン以来である。当時はウィーンの作曲家よりは新鮮だがそれ以上行かないタイプの作品を並べたものだ。3管編成ぐらいの20人の管楽器とピアノのための協奏曲でトロンボーンだけ4。ケルンの音大で教えているエマールのピアノで厚い和声法は健在だが管楽器が煩すぎて全合奏になるとピアノが全く聴こえない。特にフラッターツンゲになるとそれは殺人的だ。譜面を見るとかなり音で埋まっているが全体に余り解けこまないのでノーノのディオティマ・弦楽四重奏曲のような新境地が開いているとはとても思えない。特に長い音符の部分はかなり長くとも微分音だけの操作で内容に不満が残りそれだけかと言う疑問は出て来る。17分。
最後のユステ・ヤヌリテはリトアニアの若い女性。カトリックのレクイエムから取った「レコルダーレ」。2管編成の小さいオケにコンバス2の弦が支える。40名ぐらいの合唱がソリスティッシュに分割されソフトに始まるのでリゲティの「レクイエム」か「ロンターノ」のミクロポリフォニーを思い出し地味な編成で明るく寒い光景は先駆者のアルヴォ・ペルトの音響置き土産である。当然微分音は使うが変化が少ないのでリゲティ様式が優勢であるが、音が1本に集まって留まったり、高音域から急に低音域に落ちたり、リズムや強弱の突然の変化だったりする様式だけが避けられている。した楽器大きくて長いクレッシェンドやデヌミエンドの膨らみだけが残る再作曲にの一部に止まり、学生の音出し会にとどまる水準にあると思われるかなりの無駄。20分。
これ以降のコンサートは帰りの電車のダイヤが怪しいので早めに退散。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲