Shigeru Kan-noさん
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K-453. 文京区民オーケストラ演奏会 日時:2024年7月28日(日)13時半開場/14時開演
会場:文京シビックホール 大ホール(東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅直結ほか)
演奏:指揮 田村文生
管弦楽 文京区民オーケストラ
曲目:
W. A. モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
F. メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 作品56「スコットランド」
(田村文夫校訂、文京区民オーケストラ版)
A. スクリャービン:交響曲第3番 ハ短調 作品43 「神聖な詩」
(田村文夫補筆・校訂、文京区民オーケストラ版)
まずアマオケでよくやる「魔的」序曲。この曲は高校3年時代の夏休みに福島高校が会津高校体育館でやるのを聴いたことがあるが音程はもっと揃っていた。弦楽器は全員参加の14型以上。アレグロのフガートはテンポとリズムを絞り切らないと曲が生きてこない。ここでは良い弦のトレーナーが必要。立派なホールなのに反響の音が上に上がり気味なのには驚く。一部が合わなくなるとこれが全体に伝染してしまう。まあー、できたばっかりの若いオケなので一人前に合わせるのが一苦労であろう。7分08秒。
大学オケも同じであるが歴史がある=結局偏差値が高いオケにはどこでもどんどん良い奏者が流れてしまう傾向がある。「スコッチ」は提示を繰り返す。コーダのワーグナーの半音階はせめて聴こえるように徹底的な練習が必要。管は比較的見通しが良いがこれはほとんどが吹奏楽出身者だからであろう。16分45秒。
クラリネットは遅くホルンは速く暴走する。その後に弦楽器群で意味のないブレーキがかかる。細かいパッセージはあるのかないのか?4分43秒。
遅い楽章は遅く弾かれるわけだがその分音楽がどう変わっていくか明確にするチャンスが増えるわけだが弦はいまだになでるだけのようである。10分14秒。
テンポはコントラストで速めに期待するが遅いままである。11分07秒。
スクリャービンの3番はアロノヴィッチがこの曲にオルガンなどの手を入れていたのが思い出させる。
良く打楽器を入れるのが多いらしい。アロノヴィッチは自分がこの曲でウィーンからシュトットガルトまで追いかけてしまった運命的な楽曲である。最後のコーダは楽譜にありもしないオルガンと合わずにアンコールとして取り直したことで頭に居残っている。4番の「法悦の詩」の最後に合唱を入れる手法がある。ピアノのショパンの伴奏形をアマチュアの弦に弾かせるのでこの曲は自動的に難しくなる。
当然アレグロはスピードが出ずに遅くなる。スクリャービンの第四期の晩年の固定された4管編成:4444−8531に対抗する弦楽器は管に対抗するぐらいの音量が欲しい。もっと音に「自信を持ちたい。26分42秒。
緩叙楽章は人生の負け組の美しい音楽。虚弱体質に疲れた死への憧れの芸術。11分52秒。
ホルンが弦楽器にユニゾンで拮抗する。9分33秒。
当然のこの曲の後はアンコールは聴きたくないのが正解。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲