photographer_naokoさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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 済みません〜。
 朝っぱらから、疲れています〜。

 昨日ある演奏会の後、友人達と食事に行った(というか
連れて行かれた)のですが、それが原因です。
 
 彼らは実に音楽中心の人種です。
 演奏会に行かないことに罪悪感を憶えるような人達です。
 まず、演奏会のスケジュ−ルがあって、その次に自分の
予定を決めるというような方々です。
 当然、音楽の情報は隅から隅までチェックしていて、
知らないことがあるのが恥ずかしいと思っています。
 そして、収入の全てを音楽に投入しています。
 音楽に対する知識も並々ならぬものがあり、プロをも
唸らせる方々ではあるのですが・・・。

 要するに、もの凄いエゴの塊に見えて来るのです。
 自分さえ(あるいは自分の愛する音楽さえ)良ければ、
人のことはお構いなし、という風に見えてしまい、それが
悲しく思えます。
 私はどちらかというと、音楽自体よりも音楽を奏でる
人間に興味がある方なので、どうも彼らの執着心には疲れ
ます。 
 
 彼らにとって音楽は仕事ではないので、道楽で膨大な
エネルギーを費やすということは、最もなことなのかも
しれません。
 遊んで発散して、自分さえ楽しければそれで良い。
 しかし、仕事としてやっているということなら、成功
して継続させなければ、という責任が伴います。
 そんな感覚の違いから、彼らとの心の溝がどんどん大き
くなって行きます。

 やはり、以前からの友人と気持ちが離れて行くのは辛い
ですね。
 いつしか敵味方になるのでは、と思うと本当に気が滅入
ります。 

 オペラ∩声楽曲 指揮者 声楽 古楽 器楽曲


日付:2007年02月13日

10件のコメント

  1

このブログ(日記)へのコメント

ジョルジュ・バタイユの言う、
「過剰と蕩尽」と云う言葉を思い出します。
ニューアカデミズムの残滓ですが・・・

2007年02月13日 16時46分45秒

一口に音楽と共に生きる人と言っても色んな形があるんですものね。
仕事なら趣旨の合わないものは断れますが、友人となると微妙ですよね。

2007年02月13日 18時45分39秒

hiro

そういう方々が世界にはたくさんいるんですね

もしかしたら自分もその一人なのではないか?と
言い聞かせる必要が僕にはあります。ハイ。

2007年02月14日 14時00分16秒

photographer_naoko

癇癪トスカニーニさん

 確かフランスの思想家ですよね?
 日本語の書籍があれば読んでみたいです。

2007年02月17日 11時51分47秒

photographer_naoko

passeroさん

 そうですね。
 元はといえば、楽しむためのものですよね。
 私も以前は演奏会の観客でしたから。
 ただ見ているだけより、自分で参加する方が100倍
楽しいですし、遣り甲斐が大きいですよね!
 そう考えると、どうしても「音楽を仕事に」して
いたいのです。
 ・・・やっぱり私もエゴイストだなぁ。

2007年02月17日 12時03分56秒

photographer_naoko

hiroさん

 人生の中で何に一番の重点を置くか、価値観は様々
ですものね。
 ただ、いつも他人に助けて頂い生きているので、人
との関わりを最優先と考えることができるようになり
たいです。
 まずまわりを見る、って大事だと思いませんか?

2007年02月17日 12時10分57秒

hiro

自己中心が
どれだけ周りの方々に色んな影響を与えてるかが
良く分かります。
視野を色んな意味で幅広くしていきたいです。

2007年02月17日 12時15分08秒

こんにちは。

naokoさん
ジョルジュ・バタイユの本の邦訳は
腐るほど出版されています。
確か、新書でもバタイユの読み方の
本も出版されているようですが・・・
ただ、読む本を読むと、変態ではないか
思うかもしれません。
お読みになる時は、よくよく内容を確認を

恵存

2007年02月17日 16時34分16秒

photographer_naoko

hiroさん

 攻め将棋でならした二上達也氏も、インタヴューでは
「自分のことだけ考えて戦って勝つのではない。負ける
人の人生も考えながら勝負する。」と仰いました。
 人のために尽くすことが、結局は自分のためになり
ますものね〜。
 

2007年02月18日 06時09分24秒

photographer_naoko

癇癪トスカニーニさん

 凄い、読み方の本まで出ているのですか〜。
 まずはそこからチャレンジした方が良いのでしょうか。

2007年02月18日 06時12分35秒

10件のコメント

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